自己紹介からちょっとエッチな年齢当て
ビ「ワタシはビチ女です。そしてこちらは魔女子さん。」
「あっよろしくお願いします。魔女子さんとは何つながりなの?」
ビ「前の職場の先輩で今は飲み友達ですw」
「あっ・・YUTAROです。YUちゃんって呼んでください。こちらのダンディな人は先輩のダン男さんです。最近福岡に来たんで仲良くしてくだせえ。」
ダン「もお〜YUちゃん俺そんなダンディじゃなか〜」
4人組は簡単な自己紹介を済ませると、いいタイミングで店員のお姉さんからビールとワインが運ばれてくる。
一同「乾杯!」
ようやくアルコールを摂取することができた。これで少しは百戦錬磨の彼女達と戦えるはずだ。
ビチ女はダンディ先輩をじっと見つめて話している。
俺には絶対に見せないような「乙女顔」だ。
ダン先輩もまんざらではなさそうで、ニヤケ顔でビチ女と話している。
まるでテーブルを挟んでいないような近い距離感を感じるぜ。
(こいつほんとはガサツなヤ○マンなんですよ!)
とダン先輩にテレパシーを送ってみたが、全く届いていないようだ。
「魔女子さんっておいくつなんですか?」
スタート時のエセ関西弁は消え去り、よくよく見ると久本雅美でもなんでもなく美人だ。
魔女子「えっ?いきなり年聞いちゃうの?じゃあ・・ワタシいくつに見える?」
来た来た!来ましたよ。「当ててごらん」系。
30代(予想)の女性の年齢を当てるのは少し気を使う。
ここは当たらず外れず・・そして自分の予想よりも若い年齢を言っておくべきである。(男のたしなみとして)
「魔女子さん若く見えるからなあ・・よし!当てるから首をちょっと見せてもらっていい?なんか首って年齢が出やすいんだって。」
魔女「えー!ホント?恥ずかしいけど・・ほれ、どうぞ。」
上を向く魔女子。
つまんだり、喉仏の辺りをなでてみたり・・。
魔女「ちょ・・ああん・・くすぐったいいいw」
な、なんだこのエロスは!まだ開始20分だぞ!
「よし!わかった!28歳と見た!」
・・ちょっと若く言い過ぎたか?
しかしこれくらいの保険はかけて置くべきだ。
魔女「ブッブー!本当は32歳だよ!」
「あちゃあ・・見る目ないわ・・俺。魔女子さん首キレイすぎっすよw」
魔女「もう!YUちゃんはお世辞うますぎやで~」
・・・なんだこの茶番は・・・w
ダン「あっ俺も当てたい・・ビチ女ちゃん首見せてw」
(こいつ!!俺のワザをさっそくパクりやがった!)
ビ「もーやだー!ダンさんの触り方エッチw」
こんな感じで始まった飲み会。出だしは上々と言えるだろう。
距離が縮まるのはあっという間だ。
席替えはごく当たり前に行われた。
ビチ女の隣にはダン先輩。俺の横には魔女子だ。
「うへへ~魔女子さんのおっぱい気持ちいい。そして柔らかい・・何カップ?」
魔女「ふふっ・・こう見えてFカップあるのよ~」
開始1時間後にはチーズを食いながら、なぜか魔女子の乳を触っていた。(ワインはアカン!)
彼女もまたビッチの類なのだろう。ビチ女とダン先輩も肩がくっつくレベルまで近づいている。
今まさにクズ共ここに集結す。
ビ「聞くの忘れてたけど、ダンさんって結婚してないの? 落ち着いてるからなんか結婚してそう。」
あっ・・その会話は・・。
ダン「えっと・・もう正直に言っちゃえ。実は最近までしてました。だからバツイチになるのかな?」
だからもクソもバツイチはバツイチである。
ビ「えー!最近まで結婚してたんだ!何年くらい結婚してたの?」
ダン「えっと・・7年。」
この会話でエロムードの流れは一転し、現実路線へと変わっていく事になる。
魔女「実は・・ワタシも結婚してたよw」
「ま、マジで?魔女子さんもバツイチなの?」
魔女「うん。」
「なんで別れたの?浮気?」
ダン&魔女「セックスレス!」
バツイチ二人組の息がぴったりと合った瞬間であった。