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俺は女に貪欲になり始める。そんな日本の夏

女性に貪欲になるinサマー

2011年8月3日水曜日。・・仏滅である。そしてとうとう8月に入った。

今になって思い返すと福岡に来て一番貪欲に動きまわったのが2011年の8月かもしれない。

全ての出会いや出来事を書くと半年くらいかかってしまいそうなので、ある程度ピックアップして書いて行こうと思う。

暑さで頭のネジがぶっ飛んで、いろいろなハプニングが起こりそうな季節・・それがこの季節だ。

 

筑紫女と予定している沖縄旅行まであと3日。・・ウキウキが止まらない。

「日焼け止めクリーム・・ヒリヒリするの嫌だしこれは入れといたほうがいいかな? パンツは新品のヤツを入れといて・・」

「一応コンドームは箱ごと入れておこう。そうそう買った水着も忘れてはいけない。」

俺はクローゼットからキャリーケースを引っ張り出してきてめぼしい荷物を入れていく。ズボラで行き当たりばったりな俺だが、今回の準備は入念だ。

そんな感じで荷造りは進んでいく。気が付けば夕方になっていた。

2泊3日の旅行なのに思った以上に荷物は膨れ上がった。まるで異国へと旅だつかのよう。

でもそれは「楽しみ」の量と比例しているのかもしれない。

 

「腹が減ったな・・。でも一人は寂しいし・・。」

 

福岡に引っ越してからというもの、俺は一人で外食をすることが少なくなっていた誰かを誘うことにした。

今日は水曜日なので、できるだけ平日に休みがありそうな女性を優先・・となると限られてくる。

歯科衛生士の衛生女。(水曜日・日曜日休み)

先日一緒に温泉に行った美容部員の山子

出会い系では珍しいコンパ的なアポで知り合ったカス美である。(こちらも美容部員)

「お腹減った!何してるの?暇だったら今からご飯食べに行かない?」・・とメッセージを送る。

メールの要件はわかりやすく簡潔であるべきだ。

本来はうっかり予定が被らないように一人ずつ送るべきだろうが、アホな俺は3人同時に送ってしまう。

全員捕まっちゃって後でもめ事にならなければいいが・・。ここは電話にしとけば良かった。

そんなミスに冷や冷やしながら返事を待つこと30分。

まず衛生女から「今日は飲み会ったい!」とお断りのメールが入る。残念。また乳首をつねりたかった。

それから少しして、

「いいですね!今買い物中なので1時間後とかなら大丈夫ですよ♪」とメールが来た。

俺に敬語を使ってくれる礼儀正しく優しい子は山子とカス美のどちらかだ。

 

そして今回はカス美だった。

前回のカス美の話

 

カス美は北川景子と西川史子を足して割ったようなキツめ顔のナイスガールだ。

「マジで?了解です!じゃあお店はどこら辺がいいかな?」

カ「とりあえず荷物置いてくるんで天神・大名あたりがいいかな。」

そこでいつものバイブル「食べログ」で手際よく事を進める。

「ここ言ってみたかったんだけどいい?」

俺は彼女の答えを待たずに今泉の『魚男(フィッシュマン)』を予約する。

魚男から少し行けばラブホテル街があるのは今回の店選びには全く関係ない・・とは言えない。

 

続く➡俺は女に貪欲になり始める。そんな日本の夏