ハゲの光

【天使が舞い降りた】ハゲを気にしない女性と出会った話

ハゲの光

ハゲの恋愛は過酷である。若くしてハゲるほど大きな大きなハンディキャップを背負う。ただ、髪の毛がないだけなのに。

中には人生を諦めてしまう人もいるだろう。

(脇毛やすね毛やチン毛は無くても良いのに・・どうして髪の毛はダメなんだ?)

そんな時、俺は出会ったのだ。ハゲを気にしない女に。

ハゲと女は出会い、そして飲むことになった。

ドライブデートを終え、ハゲと苺女が向かった先は福岡市南区にある「大橋(おおはし)」という街。

大橋には九州大学のキャンパスもあり、学生からファミリー層まで幅広い年齢層に人気のある街だ。

西鉄大牟田線の大橋駅を中心に繁華街が広がっており、飲食店もバラエティにも富んでおり、美味しい店も多いので、デートで来ても楽しめる街である。

ちなみに大橋で飲むことになったのは、苺女の住んでいる場所と俺の住んでいる場所のほぼ中間地点であること。

これなら代行を呼んでも、タクシーを呼んでも、お互いお金のダメージは少ない。

俺のテリトリー(美野島界隈)に誘い出しても良かったが、さすがに下心丸出しなので止めておいた。

初めのデートは焦っては行けない。特にカワイイ子と知り合う機会は多くない。だからこそ慎重にやらなければ・・。

 

「お、お腹減ったね・・。今日はイチゴしか食ってないわ・・。」

苺「・・立ちくらみがすごいです。」

「ごめんよ。ひもじい思いさせて・・。」

大橋の街を店選びをする間もなく、最初に発見した焼き鳥屋に入る。腹が減りすぎて店の名前もメモしていない。

福岡女子の良いところは、居酒屋デートも受け入れてくれることだ。

福岡に引っ越してきてから、汚い店に行く機会が増え、イタリアンに行くことが少なくなった。

 

「飲み物は?俺はビールにしよっかな。」

苺「・・は?YUさん車だからお酒飲んじゃダメですよ!」

「ふふっ!これですよこれ。」

俺は彼女に「クイック代行(福岡で愛される代行運転業者。)」の名刺を見せつける。

苺「まぁ代行呼ぶならいいですけど。ちゃんと代行で帰るか、私見張ってますからね!」

思いのほか真面目な女の子である。久しぶりのキャラだ。

 

「・・はい。じゃあビールでいい?」

苺「ビールよりもレモンチューハイがいいな。」

「あれ?ビール飲めないの?」

苺「炭酸強いとすぐお腹一杯になっちゃって。あとビールは味が苦手なんです。」

ビールしか飲めない衛生女とは正反対だ。

もしかすると見た目や性格も、彼女は衛生女と逆サイドなのかもしれない。それはそれで新鮮味があって面白そうだ。

 

焼き鳥と突き出しのキャベツを交互につまみながら、既にビールは3杯目。

彼女のレモンチューハイはまだ1杯目。しかも3分の1も残っている。

アルコール自体それほど強く無いのかもしれない。

(うーん・・酔ってもらわないと本領発揮できん。)

それでも恋愛談義に花が咲く。

 

「彼氏41歳って言ってたっけ?なんでそんなに年上と付き合ったの?」

苺「うーん。年上好きって言ったらアレですけど、今まで年の離れた人としか付き合ったことなくて。」

それはそれで、何かありそうだ。見かけによらず精神年齢が高いのかもしれない。

「ハゲでも気にしない」彼女の言葉に涙する。

「同年代とか年下の男は興味ないの?」

苺「興味ないことはないですけど、年下は男性として見れないし、同年代も落ち着きがない感じで苦手なんです。」

「全員が全員そうじゃないと思うけど?年下でもしっかりしてる男性もいるでしょ?」

苺「ワタシの友達はほとんど年上ばっかりと付き合ってますよ。しかも30代以上。」

(紹介してくれ・・その友達全員。)

「おっさんの時代がやって来たわけだ。ちなみに俺もオススメよ?」

苺「YUさんとか全然いいと思いますよ。」

「でも俺、精神年齡は中学2年生だよ?しかもハゲてるよ?」

普段なら、滅多にやらないオウンゴール。

苺「あはは、帽子取ってみてくださいよ。」

「一瞬だけやで!ほれ!」

苺「キューピーみたい!かわいい!頭の形いいんですね。」

「うそ!可愛いとか・・マジ?」

苺「私ハゲてても気にしないタイプだし。ちょっと触ってもいい?」

そう言いながら頭をシャリシャリする彼女。

だが・・まだ安心はできない。

(・・どうせおしぼりで拭くんでしょ?ハゲを触った手を。)

だけど彼女は拭かなかった。この子・・マジもんの人権主義者だ。

 

「あなた慈愛の女神ですか?」涙を浮かべながらに、俺はつぶやく。

20代からずっと弾圧されてきた。コンパでもずっと差別されてきた。

バイト先では「おいハゲ!」とパワハラされた。

おいらはハゲじゃない。ハゲてるけどYUTAROって名前があるんだ。

 

(俺のハゲの歴史がいま・・報われちゃった♪)

 

今ここに、一人の天使(ハゲを気にしない女)が舞い降りたのだ。

「薄毛OK女子」はハゲ男子を救う

ハゲにとっては「薄毛OK女子」はとても貴重な存在である。

俺は20代の若さにしてハゲ始めた人間である。ちなみに30代までにハゲる人を「若ハゲ」という。

YUTAROハゲ歴史を語る

俺がいかにしてハゲていったのか、その歴史を振り返ろう。

  • 中学一年生:オヤジがカツラだと知る。
  • 中学三年生:自分の家系がハゲのサラブレッドと知り、サクセスを使い始める。
  • 高校二年生:なんかオデコが広くなってきたんですけど?
  • 大学二年生:発毛剤リアップ発売。発売日に購入。
  • 大学四年生:就職氷河期のストレスによって、リアップを飲む(絶対にマネしないで)。
  • 社会人一年目:営業の恐ろしさを知る。
  • 社会人三年目:「YUちゃん頭薄くない?」とコンパで言われる。
  • 25歳:恋人ゲットナビ(当サイト)をオープンする。サイト運営のため退職。
  • 26歳:ハゲの進行が止まらず、丸坊主にする。
  • 27歳:出会い系で知り合った美容師に「やっぱハゲは無理」と言われ、むせび泣く。
  • 28歳:札幌に移住。365日中360日くらい帽子を被る生活を続ける。
  • 29歳:同棲のストレスから、加速度的に額が侵食される。
  • 30歳:地元名古屋に戻り、ニート生活を送る。暇なのでミノタブ、フィンペシアに手を出す。
  • 31歳:福岡に移住。ミノタブ、フィンペの効果で28歳ぐらいハゲに戻る。
  • 32歳:第二次安倍政権発足。ハゲを笑いのネタにし始める。
  • 32歳:ミノタブ、フィンペに耐性が付き。再びハゲ始める。⇦今ココ

これが俺の「ハゲ年表」だ。(この記事は2020年にリライトしているので、40歳のYUTAROはほとんど無毛です。)

毎日のように枕にこびりつく大量の毛髪。頭だけが「時空の歪み」に入って、3倍速で進んでいる感覚。

その恐怖がわかるかい?だからキミたち(得に女子)。

「どんな髪型してんの?帽子取ってみてよw」と言うのはやめて。変な汗でるから。

「薄毛でも気にしない」と言われるだけで好きになれる。

「薄毛でも気にしない」と言ってくれる女は貴重だ。

その言葉だけで好感度は爆上げするし、可愛かったら多少性格に問題があっても好きになる。

逆に言えば、ハゲ男子を落とすのはとっても簡単なのである。

なぜならコンプレックスによって自己評価が低くなっているからだ。

「オッケー!わたしハゲてても大丈夫だから。」

ハゲ男子なんて、そう言っておけばイチコロ。手のひらでコロコロ転がらせてください。

ハゲなのに口説いていくっ!

「俺・・キミのこと好きかも。付き合おうぜ俺たち!」

軽い言葉がひょいひょいと飛び出す。

ハゲなのに何してる。酔っ払って気持ちよくなっているのか?

苺「そうですねえ・・彼氏とちゃんと別れて、YUさんのこともう少し理解したら考えます。」

そう言って彼女は小悪魔的な笑みを浮かべた。それが社交辞令なのか、本心を含んだ言葉なのかはわからない。

俺も半分冗談のつもりだった。

気がつけば午後10時。

「ねぇ、もう一件行っとく?」

苺「いや今日はもう帰ります。明日はお店が早番なんです。」

「そっかあ・・。じゃあまた近いうちに会えるかな?」

苺「はい。楽しみにしてますね。」

「じゃあ・・今日はお休みのチューで締めよう。」

俺は彼女に顔を近づけ、その唇を奪おうとした。

おハゲさんは調子に乗っちゃいけないよ。

苺「っちょ!それはダメです!ちょ・・ハゲコラ・・。」

「・・え?・・ハゲ・・こら?」

苺女は逃げるようにタクシー止める。そして、何も言わずに去っていった。

 

(・・やってもうた・・これもうアカンやつや。)

俺はがっくりと肩を落として、深いため息を付く。

最初が肝心。最初は慎重にと思ってたのに・・。

ハゲは調子に乗ってはいけない。ハゲは飲んでも飲まれるな。・・である。

 

・・・あれから2週間後。

 

苺「YUさんご飯行きません?」

苺女からまさかのお誘いメッセージが届く。

髪は無くなってしまったけれど、神は見捨てていなかったのだ。なんつって。

続く➡彼氏持ち女を別れさせた方法。相談されたら不満をあおれ!