BENI(安良城紅)の似顔絵

ハーフ顔の美女と天文館デート。緊張と腹痛で空回るボク【かご子①】

BENI(安良城紅)の似顔絵

宮崎のシングルマザーと熱い一夜を過ごし、次に向かうは鹿児島市。

俺は「一期一会」の醍醐味をかみしめながら、野をこえ山をこえる。

しかし、都城を過ぎたあたりで、体の異変に気が付いた。

鹿児島市で出会い系アポ。どうも腹の調子が悪い。

鹿児島来たけど腹が痛い

「なんか腹の調子が悪いぞ…。」

道の駅のトイレにこもり、独りつぶやく。

俺は年中下痢ばかりしているが、今日はいつもの下痢と違う。

 

(食あたり?裸で寝たから冷えちゃった?)

シングルマザーな肉布団の心地良さに、今が冬だと忘れていた。

出会い旅もまだ中盤。ここで風邪を引こうものなら、旅のスケジュールが全て崩れてしまう。

俺は不安を抱えながら、ようやく鹿児島市に入る。

(幸い今日はアポがない。ホテルに泊まってゆっくり休もう。)

起きたら朝オナでイメトレよっ♡

明日がきて、今日になる。

一晩明けても、腹の調子は悪いままだった。起きてから既に2回もトイレに行っている。

だけど、息子はギンギンにみなぎっていた…きっと昨晩に食べた黒豚しゃぶしゃぶのおかげだろう。

 

(しゃあねえ、一発抜いとくか…。)

横G、縦G、ローリング自慰。

自制の利かない俺は、朝オナにいそしんでいた。

 

「あ‥いい!うっ!…え?お~♡」

射精後は真っ裸で、今日のアポをイメトレだ。

このアホを極めたルーティンが、俺をトラブルに引きずり込むのだ。

ラブサーチで知り合った「ブスではない」鹿児島の女

さて、今日の相手の紹介をば、

名前かご子
年齢20代前半
メール期間約2週間
出会ったサイトラブサーチ
ラブサーチの評価はコチラ

運営株式会社オープンサイト料金定額制対応Web・IOSアプリ総合評価点[star-list number=4.0]4.0出会いやすさ・印象[star[…]

ラブサーチアイコン

かご子はこの旅を初めてから、ラブサーチで知り合った女の子。

コピペメールを手当たり次第に送信するという「無差別バラマキ作戦」で釣れた。(※2009年当時のやり方です。今はできません。)

 

かご子とのメール期間は約2週間。会うにはちょうど良い長さと言える。

あまりメール期間が長くなると、自然消滅になりやすくアポ率も下がってしまう。

 

なお、容姿に関しては不明。本人いわくブスではないらしい。

YUTAROが鹿児島でアポするのはこれで3度目。二回ともカワイイ子が来た。

「2度あることは3度ある」ということわざがある。「3度目のドブス」という苦い経験もある。

今回はどんな女性が来るのだろう?

「待ち合わせ場所」天文館の山形屋へ

(…さぁ街に出ようか。)

鹿児島の冬は思ったより寒かった。南国だと油断していた。

薄手のブルゾンのジッパーを上げ、天文館までの道のりを歩く。

 

(鹿児島はやっぱり美人が多いなぁ…)

俺は天文館のアーケードを歩きながら、10mごとにキュンキュンしていた。

鹿児島は顔立ちの整った「正統派の美人」が多い。あちこちに容姿端麗女子を見かける。

山形屋

さて、たどり着いたのは天文館にある「山形屋」というデパート。今日の待ち合わせ場所はここだ。

山形屋はレトロな外観で、大正時代の建物のような威厳を感じる。一周回ってオシャレだ。

 

(…かご子はどこだろう?)

周りに目ぼしい女性はいない。俺はポケットから携帯を出して、「到着メール」を待ち構えていた。

 

ンブー!ンブー!

そして、携帯が揺れた。

 

かご子「着きましたヽ(^0^)ノ」

(報告のみの短文メール…どこにいるのかヒントをおくれ。)

 

電話NG女子とのアポはちょっと面倒だ。

電話でなら伝えられる情報量も多いし、待ち合わせ場所で戸惑わなくて済むのに。

 

「俺もついてるよ~。金生町の交差点側だよ。」

かご子「わかりました。すぐに向かいます。」

 

(美人よ来い!×100)

 

俺はギュンギュンに願いをこめて、かご子の到着を待っている。

ビビりは声をかけられない

一人の女性が立ち止まった。俺の半径5m以内だ。

その女性は白いニットを着ていて、黒いコートを左手に持ち、キョロキョロと周りをうかがっている。

 

(あ…たぶんこの子だ。)

ピンときた。これまでの勘ってヤツだ。

 

(マジかよ!マジかよ!来ちゃったよ~~!)

自分の耳に響くほど、鼓動は強く早く高鳴った。

確信が持てるまで声はかけない。だって小心者だもん。

 

かご「着きました。」

メールが届く。あの子でほぼ確定だ♡

だけど行動はしない。なんせ小心者だから。

 

「白いニット着てる?コート持ってる?」とメールしてみる。

かご子「はい。それ私です。」

ようやくビビりは重い腰を上げ、彼女のほうへ歩いていく。

 

「あの…かご子さんですか?」

大きな瞳が俺を映す。

魅入られてしまいそうでゴクリと唾を飲み込んだ。

 

かご子「あ、YUTAROさんです…?」

「そうです!わたしです!」

かご「ははは何それ。おかしな人~。」

 

(おかしな…人?)

否定できない。俺は札幌から鹿児島まで会いにきた変態だ。

そしてきっと彼女を「お嫁さん」にするために、長い旅を続けてきたのだ。

めっちゃタイプ!ボブヘアーでハーフ顔の美人と出会う

(ヤバ…この娘…めっちゃタイプ♡)

エアリーなボブヘアーに、パッチリおめめのハーフ顔。

キュッと上がった口元からは、真っ白い歯が輝いている。

かご子を有名人に例えるなら、アーティストのBENI(安良城紅)に似ていた。

BENI(安良城紅)の似顔絵

身長はそれほど高くなさそうだけど、顔が小さくて足も細い。

(こいつぁ…作られた美人じゃねぇ。遺伝子レベルの逸材だ。)

こんな美人が出会い系を使うのだから「世も末」である。

ダメなパターン。緊張で空回るボク

「とりあえずご飯食べます?それかドライブでも行きます?」

かご子「そうですねぇ…とりあえずこの辺り(天文館)ブラブラしません?」

 

二人で一緒にぶ~らぶら♪山形屋をぶ~らぶら♪コイツは絶対B型だ。

お次は天文館のアーケード。ダイソーに入ったと思ったら、オシャレなセレクトショップへ…。

雑貨屋に入ったと思ったら、靴屋さんへ…。

彼女は黙々と商品を見定めている。おかげで会話が続かない。

人はゴミのようで、足は棒のようだった。

 

(…あなたのブラジャアぶらぶらしたい…。)

そんな願いを胸に秘め、コバンザメのように彼女の後ろをついて歩く。

目的のないウィンドウショッピングはとにかく退屈だった。たとえタイプの美人と一緒でも。

 

かご「私と仲良くしたいなら、このくらい我慢なさい。てか買い与えなさいよ。」

彼女は行動で示している。(妄想です)

「それ欲しいの?オジサン買ってあげよっか?」

その一言が出てこない。だって俺は名古屋人(ケチ)だから。

 

(あぁ…これはダメなパターンだ。)

ペースがつかめない。俺は空回っている。いつもデートの時は自分から積極的に話かけるのに。

 

かご子の美しさが、俺を緊張させている。

彼女の「素っ気なさ」が俺を尻込みさせている。

もうヤメテ!追い打ちの腹痛

緊張と焦りの表情

そして丸善(本屋)に入った時、大きなトラブルが舞い込んできた。

 

(やっべぇ!…急に腹が痛くなってきた。)

 

  • 「本屋」
  • 「緊張」
  • 「腹の調子が悪い」

三つの相乗効果によって、俺の腹痛は急激に勢いを増していく。

 

(なぜ、デートの前に下痢止めを飲んでおかなかった?このおバカさんめ。)

前兆はあったハズなのに…こうなるって想像できたのに。

どうしよう。どうしよう。美人の前でクソなど漏らせない。

美人の前でトイレに行くのは恥ずかしい

トイレ

「ね、ねぇ、お腹減らない?そろそろランチにしようよ。(訳:ウンコしたい)」

かご「…夜じゃダメ?あたしお昼食べない派なの。」

(そんな不健康な派閥ってあんのか?)

 

「実は…さっきからオシッコ我慢してて…。(訳:ウンコしたい)」

かご「えっ!そうだったの?気にせずトイレに行けば良かったのに。」

彼女の言う事はごもっともだ。でも腹が痛くなったのはつい5分前。

 

それに、美人の前でトイレに行くのは恥ずかしい。

「オシッコしたのね」ならかまわない。「ウンコしちゃったのね」とは思われたくない。

29歳の俺は、そんな小さなことにこだわっていた。

 

かご「それじゃ…お昼ご飯にしよっか。」

「そうしてもらえると助かる。お腹も空いてたし。」

かご「近くにトンカツが美味しいお店があるの。そこまで我慢できる?」

「うん、早く行こっ!」

 

俺はケツ筋を引き締めながら歩いた。オナラ一発でジ・エンドだ。

「ホントは下痢なんです」と素直に伝えられたなら…どんなに気が楽だろう。

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