ハッピーメール体験談

決別2 これからの話をされると悲しくなる

投稿日:2015年5月23日 更新日:

虚ろに札幌駅に向かう

歩いていると何度も人とぶつかりそうになる。札幌の街の雪もほとんど溶けて歩きやすいのになんでだ?

「札駅は・・えっと・・どっちだっけ?」

そんな感じで俺はフラフラと待ち合わせ場所に向った。

二人の待ち合わせ場所は、いつもの「ステラプレイス」の入口あたりだ。札幌駅にあるデパートのことね。

「まだ時間に余裕があるな・・。」

なんとか札駅にたどり着くと喫煙所に向かう。名古屋に用事で帰るときなど空港に向かう時は直ぐにホームに入ると寒い(冬は)ので、ある程度ギリギリの時間になるまで駅の構内で過ごす。特にやることもないのでこの喫煙所に寄ることが多い。

札駅の喫煙所にはたくさんの人が出入りするので黄色い空気が漂っている。そこはとても煙たい。30分も居ればタバコのヤニ臭が体中に染み付く。

「こりゃ喫煙者は迷惑だわ・・」

タバコの煙を何度か吐き出していると、ポケットの携帯が揺れた。思ったよりも早い。

タ「着いたよ~今から改札出るね・・。」

恵庭(えにわ)からタヌキ女の到着である。

急いでタバコをふかすと、YUTAROも待ち合わせ場所に急いだ。

小走りでステラプレイスの入口に向かうと、ちょうどタヌキらしき女の背中が見える。

「た、タヌキ!」

思わず後ろから声をかけた。

ビクッとして立ち止まりゆっくりと振り返る。

タ「あっYUちゃん・・お待たせ~てかなんで後ろから来てるの?」

「いや・・喫煙所でタバコ吸ってた、ステラ側は確か喫煙所ないでしょ?」

タ「そうだったんだ・・でもタバコの吸いすぎはダメだよ~w」

タヌキ女はタバコを吸わないのでやっぱり少しうっとおしいのかもしれないな。

タ「一本だけだし・・」

呟いて苦笑いを浮かべる。

タ「あっ・・そういえば人間ドックどうだった?どこも異常なかった?」

心配そうな眼差しで見つめてくるタヌキ女。

不意に「人間ドック」と聞いて、この一週間の記憶が蘇る。

あわあわ・・・。

目の前がチカチカして、冷や汗が吹き出した。

「あ、ああ・・・人間ドックね・・」

タ「え?何その感じ・・どっか悪かったの?」

「・・はは・・大丈夫だと思うよ・・肺年齢がちょっと高いって言われた。詳しい結果は近いうちに郵送で来るみたい」

タ「そうなんだあ~じゃあタバコ減らさないとね・・心配してるんだから・・私より長生きしろとは言わないけど・・」

「ああ・・頑張るよ、さすがに10以上も年が離れてるんだから、タヌキよりも長生きは無理やろ~しかも女のほうが長生きなんだぜ?」

タ「だからせめてタバコやめて長生きしようよ・・早く死なれたら寂しいじゃん・・」

「こらこらまだ死なないわ・・」

なんとかいつものような感じで喋れてはいるが、「これからの未来」の話をされるととても悲しい気持ちになるのだった。

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  • この記事を書いた人

YUTARO

ネットナンパ歴17年目の自称出会い系マスター。会った女性の数は400人を超。女子に会いに行く為に全国を巡ったりする変人。末期の男性型脱毛症である。「出会い系で結果が出ない人、わからない事は俺に相談だ!」 ▶相談する

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