初対面の女とコンパ

ネットで知り合った初対面の女とコンパ。めっちゃ〇〇が現れた。

初対面の女とコンパ

ネットで知り合った女から突然の「明日飲もうよ」

初夏の暑さにハイテンションになっている頃、ネットで知り合ったメル友から一通のメッセージが入る。

メル友「ねえ明日暇してる?飲もうよ!」

そのメル友とはYUTAROが福岡に来てから知り合った。

だが頻繁にメッセージをやりとりする仲でもないのでほとんど記憶にない。覚えているのは彼女は少し生意気で変わった子と言う事。

メールをするとイライラするので、仲良くなろうとすら思っていなかった。会わないまま自然消滅していくかと思っていた。

 

・・しかし、俺は暇だったのだ。そしていろいろ溜まっていたのだ。

 

(もう、女なら誰でもいい・・。マーンにチーンを突っ込めたらそれでいい。)

男ならそういう時がある。理性を突き破って、ゲスな意見が下半身から伝わってくる。

 

「また急だね・・じゃあ何時にどこで待ち合わせしまっか?」

顔も知らない。会ってみないとどんな女かわからない。会ったこともない男に前日に誘ってくるあたり、まともな感覚の持ち主とは思えない。

ネットで知り合った記憶にない女

ーーーゲス女ーーー

年齢:覚えてない

出会ったサイト:ワクワクメール

福岡に来たあたりからメールを開始したのは覚えているが、なぜかそれ以外は記憶から消去されている。

ゲス「職場から近いんで天神辺りでどうですか?時間は午後9時からがいいなあ・・。」

「わかった!じゃあ店は当日二人で決める感じでいい?」

予約するのも面倒だし、すっぽかされたら痛い。しかし、この女から思わぬ意見が飛び出した。

二人きりは抵抗あるから友達連れで

ゲス「お店は明日会ってからでいいんだけど、二人きりで会うのはちょっと抵抗あるんだよね。」

(・・?なにが言いたいんだこいつは。)

「え?どういう事?」

ゲス「だから友達連れてきてもいい?」

ああ・・そういう事か・・。つまり「女2対男1」たまにある案件だ。こういうスタイルのアポはあんまりいい思い出がない。

注文がめんどくさい女

「いいよ。二人対一人でもいいの?」

ゲス「えっ~!YUTAROも友達連れて来てよ!できればイケメンで。」

(注文がめんどくせええ!図々しい女だ!なんで俺の事呼び捨てなんだ!)

 

ゲス「あと、その友達にはネットで知り合ったって事言わないでね。私の友達にも教えないから。」

「え?なんで?」

ゲス「恥ずかしいと笑 わかるでしょ?」

「でも急だし、男が捕まらなかったら俺だけでもいい?」

福岡にはまだ来たばかりだ・・友達と呼べる人も少ない。

 

ゲス「うーん・・。そん時はまた別の日でw」

(俺じゃ力不足なんですね!)

「わかったよ。誰か来れるか当たってみるわ。てか年いくつだったっけ?」

ゲス「25歳だよ!じゃあよろしくね!」

 

こんな臨時に来てくれそうな「イケメン」となると、心当たりは1人しかない。行きつけのバーで知り合った男だ。意気投合してたまに一緒に飯を食ったりしている。

彼を「イケ男」と呼びたい。3つ下でかなりの女たらし。そして俺よりも数倍はイケメンだ。俺は早速イケ男に電話をかける。

 

「あっ!イケ男?明日25歳の子と2対2で飲み会するんだけど来れないかな?」

イケ「え?コンパすか?もちろん行くっす!」

「決断が早い!」

博多人のフットワークは、俺の思う以上に軽い。

俺はコンパ(複数戦)が苦手

俺は出会い系のマンツーマンのアポに慣れ過ぎているせいか、「複数戦」のコンパは大の苦手。

気を遣う性分なので、みんなに気を配っている間にめぼしい子は他の誰かに盗られてしまう。

競争も得意ではない。だから誰かが狙っている女性に、強引に割り入っていくことができない。今回の2対2がギリギリのラインだ。

コンパに来たのはブス?美人?

頼む

イケ「YUさんお疲れさまっす!蒸し暑いっすね!」

翌日、俺とイケ男は午後9時前に春吉で合流する。二つ年下の彼はかなりチャラい印象を受けるが、年上の俺を立ててくれる良いヤツだ。

景気づけに一杯飲んでから天神までの道のりを二人で歩くことにした。

イケ「どんな子が来るんですか?どこで知り合ったんですか?」

彼が「女性陣のデータ」を聞くのはもっともな事だ。

(俺もよく知らないとは絶対に言えない・・。ネットで知り合った事は口止めされてるし。でも・・言い訳が見つからない。)

 

「うーん。確かバーで知り合ったと思うんだけど・・俺酔っぱらっててどんな女の子だったか記憶にないんだよね~・・。可愛かったかな~あはは・・。」

俺はたどたどしく説明をした。・・もうこの場で打ち明けたい。彼の期待に溢れた眼差しに、俺はもう「投了」寸前だった。

ブスが居たら逃げようね。相方は心もイケメン

一番の不安は「待ち合わせ場所に現れないこと」。

二番目は「女がどちらもブサイク」であること・・。

(せめて二人のうち一人の女だけでも、イケ男のお眼鏡に適いますように。)

「あのさ・・もし・・・。」

イケ「え?どしたんですか?」

「もし・・二人ともブサイクだったら・・スグに逃げよう。そして俺に奢らせてください。」

イケ男はなにやら不思議そうな顔をしている。

イケ「大丈夫っす!俺、ある程度ブスでもイケるんでwYUさんリラックスしてくださいよ~♪」

イケ男はそう言って右手で俺の左肩を優しく揉んだ。このイケメンがめちゃくちゃ面食いという事を俺は知っている。

「おまえ・・良いヤツだな・・。好きになっていい?」

俺はイケメンにキスしようとする。

 

イケ「っちょ!ダメです!・・気持ち悪いっす!」

傍から見るとゲイ同士のじゃれあいである。だけど二人の友情はさらに深まった。

天神西通り待ち合わせなう

電話ボックス

西通りを抜け、待ち合わせ場所の「天神西通り岩田屋の電話ボックス」までもうすぐだ。

(ゲス女よ・・指定場所が細かすぎる・・。)

「イケ男、この場所わかる?」

イケ「わかるっすよ!ちなみにすぐそこです。」

「お!そうか!んじゃ電話かけてみるわ!」

2コールで電話がつながる。

 

「YUTAROだけどもう待ち合わせ場所にいる?」

ゲス「もう着いてるよ!白のかわいいセットアップ着てる。」

(かわいい・・は余計だ。)

合流場所が近づくにつれて俺は急に怖くなった。ダメならイケ男と二人で愛の逃避行だ。

 

「電話ボックスのあたりに白い服の女いる?」

イケ「えーと・・どれだろ?あっ!もしかしてあの子達ですか?」

奇跡!美人二人が待ってた。

コンパの女の子達

イケ男が指を指した方向には白い服を着た背の高い女と、赤い服の女が立っている。紅白でめでたい。ゲス女から聞いた情報と一致している。

「たぶん・・アレだと思う。」

イケ「めっちゃ美人じゃないですか!よくあんな子に声かけましたね!」

(・・・奇跡が起こった。)

二人ともめちゃめちゃ美人。ちょっと頭のおかしい子が来ると思っていたが違った。

 

ゲス女と思われる白い服の女性は圧倒的だった。洗練された出で立ちと整った顔立ちは、遠目に見ても強力な美人オーラを放っている。

例えていえば、AKBの篠田麻里子をさらに美人にした感じだ。連れの女性も充分に可愛かったが、霞んでしまうほどだ。

チャライケメンのイケ男をもっても適わないかもしれない。さすが美人の街福岡・・これほどとは。

 

(おいおい・・大丈夫かよ・・俺たちで。)

「あの・・お待たせしましたYUTAROです。」

俺は強張った表情で声をかける。

奇跡のコンパ開始!イケメンがいい仕事する

コンパの女2

ゲス「あっ!YUTAROさん!ども~ゲス女でっす♪こっちは親友のカス美です!」

カス「・・はじめまして・・」

カス美がはにかみながら、小さく会釈する。俺の横ではイケ男がニヤつきながら挨拶をしていた。こうして登場人物は全員そろった。

[box class=”box3″ title=”登場人物”]

YUTARO:日記書いてる人。出会い系厨でハゲ。

イケ男:福岡で知り合った友人。イケメンの女たらし。

ゲス女:ネットで知り合った篠田麻里子似の超絶美人。容姿スタイルともに申し分なし。

カス美:ゲス女の親友。シュッと切れ上がった目が印象的。顔は西川史子(70%)と北川景子(30%)を混ぜた感じ。充分カワイイ。

[/box]

天神西通りを少し歩いて、大名小学校(現在は閉校。2018年に殺人事件が起こる。)の近くにある居酒屋に入店。

運よく個室が空いていたので、そこに通してもらう。男と女で向かい合って座り、二対二のコンパは始まった。

「では・・よろしくお願いしゃーす!」

イケ「二人ともバリ可愛いね!とりあえず名前聞いてもいい?」

ゲス「○○と○○です~。」

イケ「いやあ・・苗字じゃなくて下の名前~w」

イケ男から仕掛け始める。ニコニコとした彼の笑顔が場の雰囲気をあっという間に柔らかくしていく。その横で俺は緊張で地蔵と化していた。

イケ「仕事は何しとると?ほ~美容部員!?どおりで肌が綺麗なんやね!」

気が付けば、彼のペース。俺はほとんど役に立っていない。

盛り上げる!会話の引き出しが凄い

会話の引き出し

「心理テスト」「S・M当てテスト」などイケ男様がコンパネタを心置きなく披露していく。

ゲス「ふふふ!おもしろ~い♡」

ゲス女の美顔には笑顔があふれる。俺もイケ男のトークに乗っかってようやく緊張の糸がほぐれていく・・そろそろ本領発揮だ。

ゲス女はイケ男の横で目をキラキラさせながら笑っている。俺はカス美とまったりトークを楽しんでいた。女性陣も楽しんでいるようだ。可能性が見えてきた。(イケ男のおかげで)

 

「ごめん!ちょっとトイレに行ってくるね!」

俺は酒のおかげで落ち着きを取り戻し、変わりに持前の頻尿がはじまった。

カス「はい。いってらっしゃい♪」

俺は厠で小便をすませ、手を洗って携帯をチェックする。メールが届いている。

メールの主はイケ男の横に座って微笑んでいたはずのゲス女からだった。届いた時間はおよそ10分前だ。

(ん?どういう意味?)

「別行動しない?」悪魔の取引

実はイケ男より俺の事が気になっているとか?苦手なコンパでイケメンに勝つ日が来たということか・・。都合の良すぎる妄想だ。

逆にダメ出しかもしれない。豆腐メンタルの俺に不安がよぎる。俺はゲス女からのメールを開いた。

 

「相談があるんだけど・・私さイケ男君の事が気に入ったから、別々で行動しない?YUさんカス美と飲みに行っておいでよ♪」

要約すると2次会は別行動という相談だ。ゲス女は美しい容姿と裏腹にスキのない頭脳の持ち主であった。彼女の朗らかな笑顔や品のある所作すらも全部計算なのかもしれない。

 

(これは悪魔の取引だ!こんな卑怯な策略にハマると思うのか?俺がそんな男だとでも?みんな一緒に楽しくがコンパの原則なんだぞ!)

 

「その話乗ったあ!」

悪魔の取引は成立した。だってカス美も可愛いんだもん。赤いノースリーブはキャバ嬢っぽくて派手だが、のぞく脇をペロペロしたいでごわす。

 

トイレから帰ると、ゲス女がコチラをじっと見てくる。

「私様のお役に立てよ!」そんなテレパシーが伝わってくる。

 

(女王様の意のままに・・。)

俺はもう奴隷だった。

作戦実行。謀略が渦巻く。

俺は笑顔を込め、彼女の目をみて頷いた。再び、温和な雰囲気でコンパは進んでいく。

明るくはしゃぐイケ男、そのたびに口元を抑えて上品に笑うゲス女。

派手だけど性格のよさそうなカス美。失敗は許されない。俺だけが気が気じゃなかった。

 

イケ「ちょっとトイレ行ってきます。」

イケ男が席に立った後、俺も少しずらしてトイレに立った。・・女性サイドはゲス女に任せるとしよう。

 

トイレにいるイケ男に話しかける。

「お疲れ!飲んだからトイレ近いわ!」

イケ男「二人ともすげえ可愛いっすね!」

「俺は・・カス美ちゃんが良いなあ。」

イケ男「YUさん積極的っすね!」

「YOUもゲス女いっちゃいなよ!あの子・・お前の事気に入ってると思うよ。(メールで言ってたから。)」

イケ男「ええ!?まじっすか!」

「二次会はさ・・別々で行動しようぜ。」

イケ「ええー!みんなでカラオケ行きましょうよ!ミスチル歌いたい!」

ぐぬぬ・・コイツ・・可愛い。

「そこをなんとか頼むわ!俺はカス美ちゃんと二人で飲みにいきたいんよ。今度ハンバーグ奢るからさ。」

イケ「情熱的っすね!わかりました。今日はYUさんを立てますwゴール決めちゃってください。」

(すまん・・イケ男よ・・俺は悪魔に魂を売ってしまった。君はゲス女にチ〇コ立てられてくれ・・。)

全ては女王様の掌の上。

 

イケ「俺が積極的にゲス女を誘うんで、YUさんはカス美ちゃんを二次会に誘ってください。じゃ戻りますね。」

ぐぬぬ・・お前ほんと良いヤツだわ。

コンパで女子を連れ出すのは難しい。

女の子連れ出す

ゲス女はイケ男を、そして俺はカス美を連れ出さなければならない・・。

とにかく、カス美が俺を気に入らなければ、最悪一次会で帰られる・・なんてこともありうる。

「な、難易度高い・・。」

強烈なプレッシャーの中で俺はカス美に好印象を持たせることに集中した。失敗すれば女王様に折檻されてしまう。

(・・まてよ・・それも悪くない。)

 

4人の大人がいるにも関わらず、次第にほぼマンツーマンの状態になった。きっとゲス女から、カス美に何かしら「口添え」があったに違いない。

「カス美って鼻高いねえ~羨ましいなあ・・。」

「すげえキメの細かい手してるよね~。」

女性は体の一部分を具体的にホメると良い・・って雑誌に書いてあった気がする。

 

カス「うふふ・・本心で言ってます?」

カス美はハニカミながら嬉しそうにそうにしている。少しづつ二人の隙間が狭くなっていった。

派手だけど・・きっと素直な子なのだ。美人でも悪魔の誰かさんとは違う。

(よし・・そろそろ・・)

俺はタイミングを見て「この後二人で飲もうよ。」とカス美に耳元で伝える。こんなプレイボーイなセリフを吐くのはムズがゆい。

連れ出し成功。生贄として捧げられる友人。

カス美は視線も合わせずコクリと頷いた。成功だ。

「さて、一次会はこれで終了でーす。僕はカス美さんと二人で飲みに行きまーす!」

ゲス「えー!二人で飲みに行くの?いいなあ!」

女王様はオーバー気味に驚く。ワザとらしい。

 

「君らも二人で飲みに行けばいいやん。(イケ男よ・・誘ってねえじゃねえか・・。)」

ゲス「でもお・・♡イケ男君どうします?」

ゲス女は白々しくもイケ男の顔を見つめている。

 

イケ「じゃあゲス女ちゃんと楽しんできます。」

ゲス「イケ男君と二人とか緊張する~♪」

 

な、なんだこの茶番劇は!?

 

とにかく俺は悪魔の契約を無事に果たすことができた。それにしてもコンパってヤツは疲れる。こんなプレッシャーのかかる事は、もうごめんだ。

 

 会計を済ませ、店を出る。

「じゃあまたみんなで飲もうね!」

社交辞令の挨拶を済ませた後、ゲス女とイケ男は大名の街へと消えていく。後ろから見れば、お似合いのカップルだ。

(イケ男・・生きて帰ってこいよ・・。生贄にしてごめんね。)

 

「それじゃあ俺たちもいこっか!」

カス「ここら辺のお店知ってるんですか?」

「よくわかんないや・・カス美知ってる?」

カス「一件知ってますよ!じゃあそこ行きます?」

「うん、案内お願いします☆」

また、二人も大名の街に消えていく。俺はいつものクセでカス美の手を握っていた。生暖かい彼女の体温が伝わってくる。

イケメンがいるバーは嫉妬色

イケメンバーテン

カス「ここですー!私のいきつけ!」

L字型の道を曲がるとカス美が看板を指差して言う。エレベーターで3階に上り店のドアを開ける。

若い女性が好みそうな、シックかつオシャレなバーだ。

カウンターに腰掛けると、イケメン店員がいらっしゃいませという言葉とともにおしぼりを渡してきた。

 

(カス美ちゃんコイツ目当てで通ってるんじゃなかろうか?)

俺はピンと来た。いやいや、すでにチ〇コがマ〇コに入っている可能性も・・。そうなると単なるピエロだ。俺の疑り深い目がイケメンのバーテンに向けられる。

 

バーテン「今日はなに?飲み会だったの?」

(いきなり・・タメ口かよ。)

もちろんカス美に向けての言葉だ。

カス「さっきまでゲス女と飲んでた笑」

バーテン「帰っちゃったの?会いたかったとに!」

カス「あはは〇〇君、ゲス女推しやけんね。」

(ほほう。ゲス女がいいとな。)

俺は二人の会話を切り取りながら少し安堵した。

 

カス美はギムレットを注文し、俺はカリラをロックで注文した。店員が酒を作っている。器用でムダのない動きは本当にセクシーだ。

酒を待ってる間束の間の二人きりになった。酔っ払っているせいか俺は気になってることを口にした。

好きなの?どうなの?

「もしかして、バーテンさんのこと気になってる?」

彼に聞こえないように彼女の耳元で小さく小さくつぶやく。

カス「ウフフ。まさか、彼はなんでも話せるお兄ちゃんみたいな感じですよ。」

「そ、そうなんだ。」

カス「男性として見てないです笑」

彼がカス美の恋愛対象じゃないと聞いて、俺は思いっきり安堵する。

 

バーテン「聞こえとるったいwショック受けてる僕がいますよーw」

「あはは・・すいません。バーテンさんも一杯どうぞ。」

バーテン「いただきます。傷ついたけん、高いの飲んじゃおかなー?」

カス「ちょっと!あんたはビール!」

それからは和気あいあいとした空気で三人で談笑した。いい店だ。福岡にはこういう気取らない店が多い。

 

「ゲス女達は今頃どうしてるかなー?ラブラブかな?笑」

ふとゲス女とイケ男達のことが気になった。もうホテルに行ってるとか・・?

カス「うーん。どうかなー?メールもきてないし。ゲス女は気分屋だからイケ男くん振り回されてたりして。」

イケ男が振り回されるのは想像がつかない。むしろ女性を振り回すほうだ。

そして、この頃二人は大変なことになっていた。これは次回書こうと思う。

一回目は焦らず紳士に。それが結果に繋がると信じよう。

時計は午前1時回った。

カス「明日早番なんで、今日はそろそろお開きにしましょう。」

「もうそんな時間かー。いやー飲んだー。楽しかったー。」

ちょっと残念な気持ちになったが焦る必要はない。男たるもの紳士的に余裕をもって動かなければならない。

 

店を出てタクシーを拾うことにした。

「ほんとに送って行かなくて大丈夫?夜道は危ないよ?」

カス「家近いんで大丈夫ですよ。」

「近いうちに二人でまた会える?」

カス「もちろんです。明日シフト出るんで連絡しますね。」

「ホント?じゃあ約束のチュー♪」

カス美と軽くキスを交わす。

「もっと・・。」

カス「そういうのは、YUさんに彼女いないのがちゃんとわかってからねw」

そう言って彼女はタクシーに乗り込んだ。

(もう!・・可愛すぎるわ!)

俺はその言葉の余韻に浸りながら、消えていくテールライトを見ていた。

彼女が「本当のカス」だとわかるのはもう少し先の事だ。そして俺も「そちら側」の人間であるのは言うまでもない。

 

続く➡アイツら福岡のハプニングバー『鍵』に行ってやがった!