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鳥刺し

水炊きの鳥善!九州人は鶏肉大好き!

鳥刺し

鳥善の水炊き。日本で一番鶏肉を食うのが福岡!

カス美と合流を果たしたのはビールのおかわりを頼む直前だった。

仕事終わりの彼女の格好は前回とは違って少し派手な「よそ行きモード」だった。

カ「お久しぶりやね!一ヶ月ぶりくらい?」

「うん!そのくらいになるねえ・・おかわりなく美人やねえ~」

カ「もう!お上手!」

出だしからそんなベタなやりとりを交わしながら、

さっそく黄金色のアルコール飲料で乾杯。

カ「まだお料理頼んでないんだねえ~何食べる?」

「僕・・鳥刺し食べたい・・。」

九州人は鶏肉が大好きである。

日本全体でみても九州地方は鶏肉をたくさん食べる。長崎県以外の上位7位を九州が独占しており、その中でも一人あたりの鶏肉の消費量日本一は福岡県である。

torinikushouhiryou

 

 

 

 

⇛参考:鶏肉消費量ランキング

以前も書いたと思うが都心の繁華街では焼き鳥屋の隣が焼き鳥屋だったり、石を投げれば焼き鳥屋に当たるくらいだ。(今回は水炊きだけど鳥善では焼き鳥もうまいっす。)

・・ということでグルメな福岡人だけに鶏肉の質にはうるさく、おかげ様で多くの飲食店で新鮮で美味い鶏肉が味わえる。

鳥刺し

九州では鶏肉を刺し身などの生で食う文化が定着しており、比較的リーズナブルなお店でも新鮮な鳥刺しが食える。

「鳥とか生で食っても大丈夫なんですかね?」

以前、飲み屋で聞いたところ。

「九州の人は昔から鳥を生で食うけん。生で食っても当たらないように抵抗力が出来とるとよ。」

と言っていた。・・正直な話、本当か嘘かはわからない。

ちなみに鳥を生で食うのを規制する動きもあり、個人的には規制は本当にやめて欲しい・・。

「うわあ・・なんこれ砂肝?コリコリしてうめえ!グビグビ!」

カ「お酒が進んじゃうね♪」

三杯目を焼酎に切り替えた頃に水炊きがやって来た。いよいよメインである。

店員さんが材料を持ってきて、鍋に火を入れる。そして食い方の説明を受けた。

水炊きの食い方

mizutaki

一応博多の水炊きにはちょっとした作法が存在する。

まず鍋に材料を入れる前に鳥でダシをとったスープを器に入れて味わう。お好みで柚子胡椒や塩なんかで味付け。

だいたいの水炊き屋では作法的にこれがついてくる。

「めっちゃええ匂い。うめえ・・。」

カ「コラーゲン補給!補給!」

「顔に塗ってもいいんじゃない?」

カ「じゃあ塗ってあげるねw」

そんな感じでコラーゲンたっぷりのスープを味わっているうちに、鍋にぶつ切りにされた肉を入れていく。基本的に骨もくっついている。

んでつみれをこねて鍋に投入。火が通るように少し煮て野菜や豆腐なども投入。

カ「できたよ~!取ってあげる♪」

鍋を取り分けてくれる女子はそれだけで20%増しだ。

「んではいただきます。はふ!ほふ!」

さっぱりとしたポン酢に肉が絡んで美味い。鳥善ならではの黄色いつくね(卵を入れるので)もジューシーだ。

芋焼酎との絶妙なマッチングにより、おかわりを繰り返す俺。

カ「いい食べっぷりだね~♪」

「夏そろそろ終わりですし。」

カ「え?どういう意味」

「夏バテの夏から食欲の秋でしょ。」

カ「あっそっか。」

水炊きの最後は雑炊で締める。

カス美は小食なので俺がかなりの量を食わされた。ベルトが腹を締め付けて拷問のように苦しい・・。

「いやあ・・食った食った!うまかった!」

カ「久しぶりに食べたけど水炊きもいいよね!」

「明日は顔テカテカだね!」

カ「テカテカは嫌だなあw」

最後に店員さんがお見送り。鳥めしのおにぎりをお土産にくれる。

なんちゅーいい店だ。

カ「これからどうする?」

「じゃあカス美の家に行っていい?」

俺はまだお腹が減っている。

 

続く➡愛猫にエサ。俺にも早くエサをください。