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人妻の夜

初体験!外国人だらけの六本木ナイト!

人妻の夜

次は六本木へ。セレブは寒さとは無縁のタクシー移動。

タクシーは再び夜の東京を走る。さっきのバーの静かな雰囲気とは違って、人がどんどん増えてきた。

さっきまで二人が酒を飲んでいた高層階のバーから10分程度で六本木に到着。

このまま六本木のラブホテルで貴女としっぽり・・と思っていたが、YUTAROの押しが弱いせいかそういう感じにはならない。

いきなりキスでもしておくべきだったのだろうか?貴女はずっとセックスもしていない人妻なのだ、YUTAROがリードしなければいけないのに・・。

しかし、既婚者の彼女に行動を起こすのは勇気がいる。

夜の六本木は初めて。ここって外国?

「ほう・・ここが六本木ですか?すごいですね~!」

六本木とやらは、まず、とにかく外人が多い。もちろんここは日本なので日本人も多いが、背の高い白人や黒人はとにかく目立つ。

いままで、出会い系サイトでのデートで全国を旅して、その都市ごとの繁華街にお邪魔したが、東京のそれは雰囲気が違う。

2割くらいは外人なんじゃないだろうか?と思えるほど。

まるで日本ではない他の国に来たようだ。

タクシーの中にいても、六本木独特の雰囲気に飲まれそうだ。

※首都圏の皆さんは東京のどこでデートしていますか?(出会い系にかかわらず)参考にコメントいただければと思います。

なにかの客引きをしているマッチョな黒人が女性に声をかけている。

これは・・・ちょっと・・いやかなりビビるな・・・。

通り沿いにある有名なうどん屋『つるとんたん』には人がたくさん並んでいる。もちろん外人も多い。

日本人以外もうどんを美味しいと感じるのだろうか?一度つるとんたんでうどんを食べてみたいものだ。

六本木といえば、ちょっとセレブで高級な印象だったが、どちらかというと混沌としていて、一人で歩くにはちょっと怖い気がする。街は結構明るいんだけど・・。

とにかく、これからは貴女のおごりでお金がかからないはずなので、小心者のYUTAROもできる限り楽しもうじゃないの。(恥ずかしながら)

 

貴女「さて行きましょうか?」

「どこに行くんですか?僕、六本木は詳しくないです。」

貴女「そうですね~まずはバーですね。いいお店があるんですよ。」

あの・・さっきもバーだったんですけど・・・。

六本木の大通りから少し入った場所を入ると、なにやら綺麗な店がある。

貴女「ここです。」

路面の大きな箱でここもバーのようには見えない。どちらかというとクラブ?(行ったことないけど)

二次会の店は『R2』外人さん多数。

さっきのバーとは違って「お忍び感」はないので名前は晒しときます。

サパークラブとあるがなんのことやら。

ちなみにこの『R2』はブッシュ大統領の姪のローレンブッシュ氏も訪れたことがあるとか。

店内に入ると、大きな音楽とともに大勢の人がいる。

六本木R2店内

※画像はR2のホームページより。実際はもっと混んでました。

ワイワイとした雰囲気で、さっきまでの落ち着いた大人のバーとは180度一転。賑やかだ。

日本人に混じって、たくさんの外人さんが酒を飲んでいる。

盛り上がる声には英語が混じっている。

おいおい・・・ここはどこじゃ?

「AH-A!HAHAHA!」

笑い方も日本人のそれとは違いますな。

混雑した店内をくぐり抜け、ようやくカウンターへ。

「なに飲みます?」貴女が耳元でささやく。貴女の吐息はくすぐったいけど気持ちいい。

「えっと・・じゃあビールを」

カウンターで料金をペイするシステムのようで、貴女が高級そうな財布からお金を払ってくれる。

「では、二次会に乾杯!」

グラスが鳴っているはずなのに、大きな音にかき消されて聞こえない。

カウンター周りには外人の男女がワイワイと騒いでいる・・・

ヤバい!全く落ち着かない。

テンションを上げてワイワイ楽しむのが好きな人にはいい店だと思うが・・・。

そのうち2人の白人男性が話しかけてくる。ストリートファイターのガイル少佐のように背が高くムキムキだ。キツイ香水が鼻をつく。

こいつらゲイか?大学時代英語の成績がすこぶる悪かったYUTAROは何を言っているかわからない。

引きつった笑顔を返すのが精一杯だ。

貴女は英語が堪能らしく白人男性との会話に流暢な英会話で応答している。

外「Hi!君たちはカップルなのかい?一緒に飲もうぜ!」

外「え?カップルじゃないのかい?どおりで君みたいなセクシーレディがこんな冴えない男といるわけだぜ!」

外「そんなこまいチ○コのジャップよりも、俺たちと一緒にランデブーしないかい!俺のビッグディックは30センチだぜベイベー!」

外「よう!ボーイ。お前はお母ちゃんのオッパイでも吸ってオ○ニーでもしてな!このマザーフ○ッカーが!」

きっとこんなことを言っているのだろう。・・泣きそう。※本当はいい人そうでした。

落ち着かない場所のせいか俺のストレス値は少しづつ上がっていく。

俺にはこの煌びやかで賑やかな場所は合わないわ・・・。

場末のスナックいきてえ・・・閑古鳥が鳴いてる居酒屋いきてえ・・・。

人妻との六本木ナイトは終わらない。

貴女「はあ・・楽しかった!じゃあ次に行きますか?」

「楽しかったですね・・・でもこれ以上どちらへ・・?」

貴女「そうですね・・ちょっと踊りたい気分ですね。」

とうとう二人で夜のダンスを踊るのですね・・って違うか・・とほほ。

踊るとなるともっと騒がしい場所になりそうだ。

でも・・おごってもらいっぱななしの情けないこの身分・・

拒否権はない。今日はとことんこの人妻について行ってみようではないか。

 

続く➡六本木のVANITYで踊れ!VSナンパ師 彼女がキレた理由