俺の目の前に真っ裸の女がいる。怖い。
その女は久しぶりに俺の部屋にやってきたあげく、手際よく浣腸でアナル洗浄を済ませ、熱々のシャワーを浴びて肛門をキレイにし、人の電動歯ブラシを勝手に使って歯を磨いている。
あぁ怖い・・これはもはやホラーである。
だけど、アナルセックスをしよう。しなければならんのだ。
谷山子(鹿児島のセフレ)が突然「20万円を貸して」と言ってきた。なぜかアナルセックスをすることになった。借金の利子らしい。
前回を読む➡借金と初めてのアナルセックス
アナル拡張の重要性
さて、アナルセックスに関しては、ずいぶん昔にある女性・・というかニューハーフから詳しく教えてもらった事がある。
そのニューハーフは俺の事を「愛してる」と言ってくれた女性・・いや、ニューハーフだ。
俺はそのニューハーフを男も女も超越した存在「超越女」と名付けた。
ちなみに当時の超越女は名古屋のニューハーフショーパブで働いていて、「竿付き玉無し乳アリ」のスペシャルハイブリッドヒューマンだった。
超越女は彼氏やお店のパトロンとセックスをするために、いつもアナルを酷使していたと言っていた。
彼女がニューハーフの本場タイで、マ〇コ形成手術と竿の摘出手術を受け、心も体も「本物の女性」に生まれなるまでは。
話が逸れてしまったが、懐かしくも愛らしかったケンジ君の言葉は、どんな情報サイトよりも参考になるはず・・俺はそう思ったのだ。
↓超越女の話はコチラ(ライブドアブログ)↓
クリスタル広場の噴水を基点にして、多くの人がめまぐるしく動く、さっき横にいた女の子3人が他の男子数人に吸収され、どこかへ…
アナル拡張は肛門のストレッチだわよ。
超越女「アナルセックスで重要なのはね・・アナルを拡張することなの。ゆっくりと時間をかけてほぐすの。」
あの日、ケンジ君は俺の太ももを触りながら言った。
超越女「アナル拡張して肛門の柔軟性を上げないとめっちゃ痛いの♡ ただ、いくらほぐしてもチ〇コが大きいと痛いけど・・ね♡」
超越女「すなわちアナル拡張とは、アナルセックスにおける準備運動・・柔軟性を高めるストレッチなのよ。」
また彼女(ニューハーフ)は、
- アナルセックスは拡張に始まり拡張に終わる。
- 拡張を笑うものは拡張に泣く。
- アナル拡張は一日にしてならず。
こんな格言めいた言葉で教えてくれたような気がするし、そんな事言ってない気もする。
つまり、アナルセックスをするのなら「丁寧かつ入念に拡張しろ」という事だ。ガチガチに固まった肛門では、アナルセックスなんてできないのだ。
拡張しないと痛いの。
ちなみにアナル拡張を怠るとアナルセックス中に激しい痛みを覚え、最悪の場合は痔になる。
自信過剰な速球派ピッチャーが、アッサリと肘を壊すように。
「なぁ谷山子よ・・ちゃんとアナル拡張してきた?」
谷「拡張?・・なにそれ?」
谷山子はきょとんとした顔をしている。真っ裸のままで。
「なんて言うか・・ほぐすこと。」
谷「ケツの穴をぐちゃぐちゃってするの?」
「そんなことしたら病院行きになっちゃうから。」
谷「も~!わかり辛い!」
・・サルでもわかる良い例えはないだろうか?
「そうだなぁ~。例えば、めちゃ固いウンコ出るやん?石ころみたいなヤツ。」
谷「出る出る!頼んでもないのに肛門の出口で、勝手にフタの役割しちゃってるウンチのことでしょ?人生もそうだよね。」
「・・え?人生?」
谷「良かれと思ってやったことが、逆にお節介になっちゃうみたいな?あたしが彼氏にお弁当つくってた時なんて・・」
え~と・・どうしよう。
「ちょっと待った!なんで固いウンコの話から、弁当の話になるんだよ。」
谷「しっかりフラグ回収するから。聞く?」
ヤバい・・その話ちょっと聞きたい。
「・・と、とにかく固いウンコするでしょ?キミのお尻の穴はどうなりますか?」
谷「え~とケツの穴が痛くなる?そんでムリヤリ肛門から出そうとすると、熱くなったりヒリヒリします!」
とても35歳と40歳の会話とは思えない。
「正解!固いウンコを無理に出すのと同じで、アナルセックスも肛門内に固いチ〇コ入れることになるわけ。だから、お尻の穴が痛くなりやすいわけ。それを防ぐためにアナル拡張して肛門をほぐしておくわけよ。」
谷「え~!痛いのはヤダなぁ・・アナルセックスやめる?」
慢心からくる準備不足。
「おまえが言い出しっぺだろ?なんの準備もしてないの?」
谷「・・アナルバイブは買ってきた。」
「なんでだよ!余計ハードル上がっちゃったよ!」
彼女はアナルセックスの準備で最も重要と言われる「アナルの拡張」をしていなかった。つーか、アナル拡張という言葉すら知らなかった。
(・・だのにアナルバイブは買っちゃった。初心者はまず小指からでしょうが!)
谷山子は性的好奇心が旺盛な女だ。これまで、いろんな変態プレイにもチャレンジしている。
だから彼女はセックスの知識に精通していると思っていた。アナルの受け入れ準備も万全だと思い込んでいた。
(・・油断してたぜ。)
慢心は大きな失敗を招く。いま、猿が木から落ちかけているのだ。
谷「アナルなんて、これから拡張すればいいじゃない。」
谷山子はあっけらかんと言った。
致命的な準備不足にも全く動じない。俺は彼女の堂々とした発言に頼もしさすら感じた。
さすが自慢のセフレである。男として生まれていれば、相当なモテ男になっていたに違いない。
だけど、俺の胸騒ぎは収まらない。ふと超越女(ケンジ君)の言葉がよみがえったからだ。
超越女「あたしはアナル拡張に半年間かけたわ。肛門は一つしかないんだもの大切にしなきゃ。下手こいたら”痔・エンド”よ♡」
アナルバイブを彼女に入れてみたら悲劇だった。
谷「ほらほら、さっさと入れちまおうぜ!アナルバイブ!」
彼女は満面の笑みを浮かべながら、新品のアナルバイブを俺に手渡した。
・・そして『第ニのミス』が発覚した。
アナルバイブが大きすぎ!
※谷山子が持ってきたアナルバイブ。絵的に汚いのでバラの花を添えて。
「待って!このアナルバイブ大きすぎ!30センチぐらいあるぞ!」
谷「大は小を兼ねるっていうやん?」
谷山子が買ってきたアナルバイブは26.5センチ。初心者向けとは思えないほど大きい。(YUTAROのMAXパワーの2倍以上も長い。)
谷「動画で見たけど、外人は大きいバイブもガンガン入れてたし。握りこぶしとか・・腕まで入れてる女の子もいたよ?」
「・・す、すげえハードコアなの見てんのね。てか外人のプレイを参考にするな!日本人にはキツすぎるって!素人がマネしたら最悪、人工肛門だぞ?」
谷「できるもん。あたしにだってこのくらいのバイブなら入るもん。」
・・忘れてた。この女は初心者のクセに上級者コースに行っちゃうタイプの女だった。
アナルバイブはグニャグニャと柔らかく自分で立つことができない。黒い球体が連なって並んでおり、どこか「GANTZ」っぽさを感じさせる。
先端は細く球体も小さいが、奥にむけて大きく太くなっていく。スムーズにアナルに挿入するための人間工学なのか?
(こんなデカバイブで拡張しちゃうとか・・なんて無謀の極み乙女なのだ。)
イボ痔の俺は知っている。肛門はとてもデリケートな存在という事を。
ニューハーフの超越女もじっくり時間をかけて、アナルの拡張したと言っていた。
俺は深刻な表情を浮かべたまま、黒光りするアナルバイブを茫然と見つめていた。
谷「おいお~い。怖じ気ついたのかい?やるの?やらないの?」
なぜか「入れる側」が「入れられる側」にあおられている。
「・・いいのか?本当にこのバイブ入れるぞ?恨むなよ。」
アナルバージンの気持ちとかどうでも良い
谷山子はベッドの上で四つん這いになると、小さな肛門をこちらに向けてきた。
(人様の肛門をしっかりと見るのは初めてだ。アレ?このほくろは・・婆ちゃん?)
彼女の肛門は天国に行ってしまったバアちゃんの口元に似ていた。しわくちゃで、ほくろの位置も瓜二つだ。
もしかするとこの肛門は、バアちゃんの生まれ変わりなのかもしれない。
谷「でもいいの?先にバイブ入れたら・・あたしアナルバージンじゃなくなるよ?」
人が感傷にひたっている時に、谷山子はクッソどうでも良いことを言い出した。
いまさら「バージン感」出しやがって。本当のバージンを卒業したのは中学の時のクセに。
「別にいいよ。ケツの穴に処女膜があるわけじゃないし。」
谷「うわぁ・・理屈っぽい。YUちゃんの気持ち的にどうなのって話。」
何言ってんだこのババアは。誰か通訳してくれ。
不良品?アナルバイブが入らない。
アナルバイブは思ったよりも柔らかくできていて、手に持つとクネクネとダンスを踊った。まるで振り子細工のマリオネットだ。
「ほな・・アナルバイブ入れるで?肛門の力を抜いてくれ。」
俺はバイブの根本をしっかりと握り、彼女のお尻の穴へ向けてゆっくりと押し出してみた。
アナルバイブ「グニャリ・・。」
しかし、アナルバイブは肛門前でグニャグニャと曲がり、何度もおじぎを繰り返す。おかげでまったく中に入っていかない。
これじゃ、得意先に媚びる営業にしか見えない。もしや不良品なのか?
※めっちゃ物腰柔らかなアナルバイブ氏
入らないのでローションを使ってみた。
「そうだ!ローションを使ってみよう。ツルっと入るはず!」
名案をひらめいた俺は風呂場に走り、業務用のローションとバスタオル(汚れ防止用)を調達してきた。
そしてベッドシーツの上にタオルを二枚重ねると、ローションの容器を力強く握りひり出していく。
ブヴィ!ブッピピブ!
終わりかけのマヨネーズのような音を聞きながら、俺はアナルバイブに原液のローションを塗り込んだ。
(よし!これならきっと・・肛門に入るはず。)
するとどうでしょう。余計に滑って入らないではありませんか。
ローションの影響で摩擦係数は下がり、バイブ挿入の難易度はさらに上がってしまったのだ。
アナルバイブは肛門前でクネクネと曲がり、ローションの影響でツルツルと滑った。おかげで手はベタベタだ。
彼女の肛門は日当たりの良いスケートリンクみたいにキラキラと輝いている。
(・・あぁ、綺麗だ。)
アナルバイブの入れ方「固定してゆっくり入れよ」
俺はアナルバイブを手に持ったまま、肛門の前で試行錯誤を繰り返していた。なんせ不器用ですから。
(お、なんかコツが掴めそうだぞ。)
アナルバイブを挿入するポイントは二つだ。
- 動かないように先端を固定する。
- そっと肛門に入れる。
まずはアナルバイブ先端を親指と人差し指でしっかりと固定する。
(そろりそろり・・。)
和泉〇彌のイメージで、ゆっくりとバイブを肛門に押し込んでいく。
スポンッ!
やっと、やっとだ。バイブの先端にある最初の一玉が、彼女の肛門の中へと消えたのだ。
「入ったぁ!アナルバイブが入ったぁ!」
俺は歓喜の叫びをあげた。だが、油断はできない。もっと奥まで入れなければ抜けてしまう。
「もう一つイクで!」
谷「ほっ!」
「ほら、もういっちょ!」
谷「ほっほっ!」
「一気にいくで!よいしょお!」
谷「ほっほっほっ!」
アナルバイブを肛門に入れると、入れられた側は安西先生みたいな声を出すことがわかった。これは収穫だ。
アナルバイブって気持ちいいの?
肛門の周辺には多くの神経が集まっている。つまりとても敏感だ。
一度指を突っ込んでみるとわかるが「お!」とか「ああ♡」とかなる。ボラギノールの細い先端を肛門に入れた時ですら、その現象がおこる。
このアナルバイブだったらどんなに強い刺激になるのか?その可能性は計り知れない。
「どう?・・アナルバイブって気持ちいい?」
谷「うーん何か入ってる違和感は感じるけど・・イマイチわかんないや。もっと動かしてみて。」
肛門内の直腸壁(マ〇コ側)に適切な刺激を加えることで、膣の裏側やポルチオ性感を刺激し、快感を生むことができます。・・ってどっか書いてあった。
俺は膣側の性感帯(特にポルチオ)を意識しながら、肛門内で小刻みにバイブを動かしてみた。
谷「う、うう・・んぁぁ♡」
「痛い?」
谷「もうちょっと奥に入れてみて。・・新しい何か、生まれそうな気がする。」
谷山子は初めてのアナルバイブにも動じなかった。この様子なら即席のアナル拡張も、アナルでイクのも夢じゃない。
さらにアナルバイブを10㎝ほど肛門内へと押し込んでいく。
谷「ボグァ・・」
馴染ませるために30秒ほど放置した後、さっきよりも大きいストロークで前後に動かした。あぁ、俺の肛門までジンジンする。
谷「ストップー!ちょっと待ったァ!」
「どうしたァー!?もしか爆発した?」
谷「抜いて!ウンコ出そう!・・いや、やっぱ抜かないでぇ!」
時すでに遅し。
谷山子の大声にビビった俺は、アナルバイブを勢いよく抜いてしまった。
谷「アグッ!」
谷山子はしかめっ面のまま硬直している。
そしてアナルバイブという蓋を失った彼女の肛門は、口笛を覚えたばかりの子供のように、パクパクと不器用な呼吸をしていた。
「ご、ごめん。突然抜いちゃったから痛かっただろ?」
谷「いや・・抜いた瞬間が・・一番気持ち良かった♡」
・・それはなによりだ。俺は手に持っていたアナルバイブを一旦ベッドシーツの上に置いた。
そして・・ある事に気が付きハッと息をのんだ。
アナルバイブにウンコついてた。
俺は薄暗い部屋の中、ヌメヌメと輝くアナルバイブを凝視した。
アナルバイブの黒い球体の隙間に「黄土色の物体」が付着しているではないか。
「・・おまえさん誰だい?」
ウンコ「・・あんたオイラが見えるのかい?」
状況証拠はそろっている。これはあきらかにウンコさんだ。
だけど、俺はもう一度バイブを手に取って臭いをかいでみた。疑り深いのだ。
(う~ん。これは鹿児島産のウンコですねぇ。)
ソムリエじみた事をして、ようやく確信に至る。
逃げ場のない現実にぶち当たり、俺の中でマグマのような感情の噴火が起きた。
「ウ、ウンコだぁ!バイブにウンコ付いちゃってる!」
俺は取り乱しながら尻もちをつくと、6畳の寝室に響き渡る大声で叫んだ。
そしてアナルバイブを指先でつまむと、急ぎ足で洗面所へ向かい、洗面ボウルの中に放り投げた。
ウンコって気まぐれだから・・徹底的にアナル洗浄すべき。
「ハアァ~?ウンコ付いちゃってんじゃん!浣腸の意味はなんだったの?アナル洗浄の効果ないじゃん!」
谷山子はアナルセックスに向けて、数日前から浣腸をしていたらしい。・・その結果がこのザマである。
ウンコはとても気まぐれで、完璧にコントロールすることなどできない。
ウンコ漏れを防ぐには、もっと徹底的に執念深くアナル洗浄すべきだったのだ。
特にアナルセックスをする当日は、ウンコの「ウ」の字も出てこなくなるほど洗浄すべきだろう。
アナルセックスなんてやめたい。
「もう・・アナルセックスなんてやめたい。」
俺は洗面所で横たわるアナルバイブを見つめながら、転職サイトにアクセスしようとしていた。
その気持ちとは裏腹に下半身のイチモツは、なぜかギンギンに反り返っていた。
(・・今日だけはカマグラが憎い。)
洗面所で手を洗いまくったあと、トボトボと戦場(寝室)へと戻る。
谷山子「おかえり~♪」
彼女はケツのヌメリをティッシュペーパーで拭っている最中だった。
「おまっ!ティッシュでケツを拭くな!ティッシュペーパーはなぁ、トイレに流しちゃダメなんだぞ!」
谷山子「でも、お尻が汚いままじゃ嫌でしょ?」
・・否定できなかった。正論とエコだけでは、過酷なアナルセックスは生き抜けない。
でも、それを言われると「普通のセックスでよくない?」ってなる。
アナルセックスがこんなに面倒臭くて、ウンコ臭いものだと知ってしまった今、ボクは普通のセックスがしたいです。
「・・もう止めよう。肛門にめっちゃティッシュのカスがついてるし。」
その言葉が喉元まで出かかっている。
谷「あたし、アナルの感覚つかめた気がする。もう一押しで快感に目覚めそうなの!」
彼女は言った。まるでゴルフのドライバーショットに目覚めたかのように。
俺は「知らんがな」と思ったけれど、キラキラ輝く瞳を見ると、何も言えなくなってしまった。
散々な結果になったボクたちのアナルバイブ体験。
最後にアナルバイブの使用方法について、コメントでアドバイスを頂いたので紹介させていただこう。
アナルに集中しすぎて女の子への愛撫をしていない点でYUTAROさんはアウトです。
アナルに入れる前には必ず全身のペッティングや、膣への刺激を加えてください。そうすることでアナルの感度が上がり、肛門の緊張もやわらぎます。
またアナルバイブも入りやすく動かしたときも気持ちよくなりやすいです。
アナルバイブを入れたら少し膣の方向に向けて、軽く力をいれるようにゆっくり動かしてください。アナルは膣よりもデリケートなので軽く力を加えるだけでいいです。
アナルバイブを前後させながら、彼女が「気持ち良い」というスポットを探してみてください。
また女の子が痛いと言ったらすぐに中止すること。悪い印象を与えないためです。
アナルが開発できるまで、ペニスを入れるのは我慢したほうがいいですね。
あとウンコは慣れです(笑)

ウンコは慣れだった・・。