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俺って引っ越すの?福岡の賃貸を比較して回る

福岡で彼女と物件探し!一体どこがいいんだ?

「YUさん起きて~お風呂入らなきゃ~」

「んご?」

昨日の宮崎から福岡への移動、そして筑紫女との逢瀬。

体力を使いきっていたせいか、いつの間にか眠っていたようだ。

「い、いま何時?」

筑「もう11時ですよ~昨日あのまま寝ちゃったんですよ~お風呂も入らずに。疲れてたんですね~」

「そっか、スグに寝ちゃったんだね。」

筑「お風呂沸かしたから、入ってご飯食べに行きましょうよ♪」

「ありがとう。一緒に入る?」

筑「うん!」

筑紫女とイチャイチャキャッキャしながら風呂につかる。・・ここは天国じゃ。

筑「YUさん寝てるときにいびきと歯ぎしりと寝言が凄かったです(怒)」

「あ、ごめんなさい。ちゃんと寝れた?」

筑「うん、うるさかったけど、なんだかんだで良く寝れました。」

寝言で他の女の名前でも言ってなければいいが・・。

風呂に入ってもう一回戦と行きたいところだが、ここは紳士にホテルを出る。

春吉の朝は夜中のそれと違って、殺風景だ。人通りも少ないし、酔っ払いや立ちんぼもいない。

少し小汚い定食屋で飯を食ってカフェでコーヒーを飲みながら筑紫女と話しているとあっという間に午後2時過ぎになった。

筑「ちょっと電話してみますね。」

筑紫女が携帯を取り出す。

筑「YUさんもう不動産屋さん出れるらしいんですけど、ちょっと早くなってもいいですか?」

「あっ全然OK」

ということで、30分ほど早く不動産屋さん(Aさん)が迎えに来てくれる。

いつもは店舗に顔を出すのがほとんどで不動産屋さんが迎えに来てくれるというサービスは初めてだ。

これが福岡品質というヤツだろうか?

しばらくすると国体道路沿いのローソンに小型車が現れた。

筑「来ましたよ!乗りましょう!」

「あっはい・・。」

A「はじめまして、○○のAと申します。本日はよろしくお願いいたします。運転席からの名刺で申し訳ありません。」

「あっどうも!YUTAROです。今日はよろしくお願いします。」

どこかでイカツイ不動産屋さんを想像していたが、Aさんは丁寧で爽やかな声の持ち主の少しぽっちゃりとした男性だった。

筑「すいません無理いっちゃって!」

A「筑紫女さんの彼氏の頼みなら断れないよ~♪」

筑「あはは、まだ彼氏じゃないですよ~」

そんな感じで和気あいあいに車は走りだした。

「お願いします。」

都会が凝縮!福岡市について

福岡市は人口爆増中の152万人都市。なかなかの勢いで人口が増えている。九州各地からこの都市に集まる傾向にある。

福岡市は都心部が凝縮しており、「天神」や「博多」を中心に狭い範囲で都会が広がっている。極端な話、多くの人が自転車でも都心部に出てこれる環境だ。

一人暮らしが多く、外食文化ということもあり、飲食店の数が非常に多く、だいたいの店がリーズナブルでうまい。魚系や肉系など全てがレベル高い。

殿様は黒田官兵衛、黒田長政というイメージ。

若い女性が多く、美人が多い。(全体の平均値が高い)

「福岡は女性が多い、男性の二倍おるけん。」(20代後半女性)

「いや最近は五倍に増えたとよ!」(30代前半女性)

女性の人口割合は2倍~5倍まで確変する。(実際は同じくらいか若干女性が多いくらいだがなんか多く感じる。)

その印象のせいか、男性は福岡では結構モテる。しかも人懐っこく警戒心が緩い子が多いので仲良くなるのも早いのだ。

ゲイとオカマと「住吉」と下町商店街「美野島」

ということで近くの住吉、美野島から回ることにした。

A「今日はいくつか物件情報持ってきたんですけど、YUさんはどんな場所がいいですか?」

「独身なんで、できれば便利な場所がいいです。」

降って沸いた話なのでこちらも具体性がない。

A「じゃあ近くから周りましょうか。」

ということで春吉(春吉はかなり便利だが住むには疑問なので却下)の近くの住吉、美野島の物件から見ることにした。まずは住吉である。

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春吉から那珂川を渡るとその界隈が住吉。大きな住吉神社(稲川淳二も来る)がある。マンションや飲食店もあり街も比較的キレイ。天神、博多へのアクセスも申し分ない。家賃はちょっと高い。

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しかしもう一つの顔がある。「ゲイ」、「オカマ」の街だ。予期せぬ場所にゲイバーやオカマバーなどが点在しており九州オカマ界のメッカとされている。

「ほほう・・そうなんですね~いい場所ですけど、住吉却下!」

初見の物件はよかったもののゲイが怖くて却下。(本当はいいとこです。ゲイが襲ってくることはありません。)

次は下町美野島だ。住吉のお隣さん。博多、天神には若干遠くなり交通の便は下がるものの、家賃も下がり、飲食店もそれなりにある。

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夜はかなり静かになる分、暗い道が多いので治安はあまり良くない。なぜか外人さんも多い。

何より特筆すべきは昭和臭の漂う美野島商店街。古き良き感じがいい。お値段もリーズナブルな商店が多い。

「お!いいですね!この界隈!家賃も安めですし!」まあまあいい物件もあった。

一番人気の薬院界隈

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さて次は福岡での一人暮らしには1.2を争う人気の薬院界隈である。

この界隈はアクセス(天神、大名もがんばれば徒歩でいける)もめちゃめちゃよく、常連になりたくなるような個人の飲食店も多い。

一人暮らしの女性も多いのでバーなんかで仲良くなればお持ち帰りもできる(ゲス)ただし人気があるので家賃もお高め。

住宅街でもあるので夜は比較的静かだが、道が暗いので「ひったくり」などの犯罪はかなり多いらしい。

A「薬院は住んだら絶対楽しいですよ!僕もお店紹介できますし。」

筑「私もお泊りいけるし!仕事帰りにも飲みにいけるし!」

「でも・・美野島の物件より家賃高いし、狭いよ?駐車場も高い・・。」

物件はあまり納得いかなかったが、「美野島」にくらべて「薬院」の価値はかなり高いらしい。

ただ筑紫女が遊びに来やすいのはありがたいことだ。

「うーむ・・少し考えさせてください。」

薬院か美野島か・・。てか俺は福岡に住むってことでいいのだろうか?

※他にも「大橋」、「六本松」、「別府」なんかも見に行きましたが超絶長くなるので省略します。

 

続く➡筑紫女の適格なプレゼンにやられる。