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nihonnshu

彼女がビッチになった理由

nihonnshu

日本酒を飲んで彼女はヤ○マンになった理由を語り出す

ビ「東京が悪いんやぁー!東京が私をビッチにしたんやぁー!」

いつの間にか俺の横に移動したビチ女は俺の肩をバシバシと叩きながらわめいている。横から見ると乳のでかさがわかる。

「ちょっ!そんなにわめいたら他のお客さんに迷惑だって!もう少し声の音量落とそうね・・。」

(やべえ・・面倒くさいモード入ってる!)

人によって悪酔いする酒の種類は違う。

特に日本酒というやつは演歌によく登場するだけあって、アルコール度数の割に悪酔い率がヤバイ。

日本酒で気性が荒くなる友人は何人か知っているが、ビチ女もその一人だった。

「んで東京で何があったのさ?言ってみ?おじさん聞いたげるから笑」

ビ「よっ!ジジイ!そんなことより日本のために働け。」

・・オーラがあるとか言っていた頃が懐かしい。そして人を見る目のない自分が馬鹿らしい。

「こら!まだジジイじゃないもん!」

ぎゅうう!俺は彼女の乳をちょっと強めに掴んだ!

ビ「痛いぃ!そこデリケートなとこ!」

「はよ話せ!そしてうるさい笑」

耳鳴りがしてきた・・。

ビ「思い起こせば8年前・・。私は眠らない街東京へと降りたったのだった・・。」

え・・?物語調?

「あの・・普通に話して笑」

ビ「そうそう、ワタシ高校卒業後に某国立大学へと通うことになったのね。偏差値はその当時60代後半くらいだったかな・・。」

「おっ!君めっちゃ頭いいやん!」

「こう見えても高校時代は勉強ばっかりしてたからね。親も教育熱心だったし。そして私もまだ処女だったのだった・・。」

(・・うわぁ。想像できない。)

ビ「それで東京に住むことになったわけたい。華の一人暮らしってやつ。」

「それでそれで・・」

ビ「そこから色々あってビッチになったの。」

「おい!省略しすぎい!てかビッチの自覚あるんだw」

ビ「まあ東京に入って知り合った友達が良くなかったのかな?」

(俺の話、聞いてねえ・・)

ビ「一人暮らしってほら・・寂しいやん?高校で勉強ばかりしてた反動と親の監視がなくなったのもデカい。」

「大学のサークルとか入ったの?」

ビ「そうそう入った。でもすぐに飽きちゃって・・もともと男が少ない大学だったしね。」

「んでんで」

ビ「遊び慣れてる大学の先輩とかと六本木とか行くようになったのよ。」

「おお・・あの異国情緒ただよう街か・・。東京の闇は濃そうだぜ!」

人妻と六本木のクラブに行った思い出が脳裏をよぎる。

東京いろいろ デートの待ち合わせ場所は渋谷、人が多すぎて怖い

ビ「最初は同年代の子とも遊んでたんだけど、やっぱり年上の遊び慣れてる人のほうが良くて・・奢ってもらえるしね。」

「んで気が付いたら年上の遊び慣れている人に遊ばれてたってこと?」

ビ「ビンゴ!」

「ビンゴじゃねーよwダメじゃんw」

ビ「やっぱり良い年してクラブとかに顔だしてる奴はロクな奴がいないわけで・・。気が付けば自分も遊び人になってたw」

(心にチクっと刺さるお言葉!)

ビ「それで気が付いたらほとんど大学行ってなくて・・勉強もしてなくて・・単位も取れなくて・・大学の友達も少なくて・・案の定留年&中退・・。」

「え?せっかく頑張って入った大学中退しちゃったの?」

ビ「うん。それで地元に戻ってきたってわけ。東京って怖いねw」

「それって東京じゃなくて、自分が悪いんじゃ・・。」

ビ「・・まあね。でも福岡に来てしばらく真面目だったんよ?」

「大学も中退しちゃったし反省したと?」

ビ「そうそう・・。仕事も見つけてOLやってたし。」

「またなんかあったの?」

ビ「一昨年に大きな病気して死にかけたw治療のために仕事もやめちゃったし。」

「なんか壮絶ですなw」

ビ「それで入院している間思ったの・・治ったら好き勝手生きようって。もっと恋愛して楽しもうって・・。」

「いい話・・・・・じゃねえわ!それでビッチ界に戻ってきたと?」

ビ「まあ・・。そうなりますわな。」

彼女がビッチになった経緯をまとめると・・。

大学生活を送るために東京へ⇒開放感と孤独から遊びまくる(ビッチ第一形態)

⇒遊び過ぎて留年&中退⇒福岡へもどり反省、OLに。(ビッチ休止期)

⇒病気にかかり死にかける⇒快復。生きてるって素晴らしい(ビッチ第二形態)←イマココ

ビ「ねえねえ・・今日YUさんちに泊まってっていい?」

「え?まだ終電あるやろ?」

ビ「もうちょっと飲みたいの!」

 

続く➡俺とビッチの彼女が「友達」になった瞬間