わざとらしく睡魔アピール。ようやくラブホへ到着
「あー眠い眠い。」
さて・・そろそろラブホに着きます。
ラブホは高速のIC脇など「疲れ」や「睡魔」を女性にアピールしやすい場所に多く存在する。
山中の辺鄙な場所にもよく見かけるのはきっとそういう理由なんじゃないだろうか?
「お!ここなんかいいんじゃない?」
田舎のラブホは当たり外れが大きい。
こんな場所にオシャレなラブホがあったかと思いきや、マジで幽霊が出そうな風貌のラブホもあったりする。
福井のあわらや新潟の上越、そして北海道の網走のラブホはマジでヤバそうな雰囲気が漂っていた。
当時泊まった女性と「絶対ここなんかいるよね?」とパニックになったのは思い出深い。
ラブホ探しには「ハッピーホテル」というサイトを使うだが、曰くつきっぽいラブホでもなぜか口コミ評価が高かったりすることもある。
現地まで来て看板がボロかったり、建物が古い場合は入らないほうがいいかもしれない。
二人の思い出。やっぱりプライスレス。
睡魔アピールを連呼してたどり着いたのは唐津にあるとあるラブホテルだ。
田舎にはよくある駐車場と建物が一体式のタイプ。
「では入るやで!ゴクリ。」
部屋はちゃんとキレイで安心した。バブル臭のする大きな鏡もない。(天井にも)
「ラブホに来た事はあるの?」
百「そりゃありますとも!」
その答えを聞いて、なんだかちょっとガッカリ。俺は処女厨ではないのに。
「風呂入るけどどうする?」
百「どうするって何が?」
「いや・・一緒に入るとか・・。」
百「えー無理無理!そういうの恥ずかしい。」
「でもおっぱいの写メとかくれたじゃん・・。僕たちキスも普通にする関係だし。」
百「あれは、全部見えてたわけじゃないし。酔っぱらってたの!」
「ふーん。冷たいのね。」
百「てか・・眠いんじゃないの?」
「やっぱりお風呂入ってから寝たほうが疲れがとれるばい。あっ冷蔵庫のお酒飲んでもいいから。」
百「うんありがと♪」
シャワーを浴びている間に、風呂をためる。念のため入念に体と息子はよく洗っておきたい。加齢臭が気になる年頃だもの。
風呂から出ると、百合子はソファに座ってビールを飲んでいた。
「俺も一本頂いちゃおうかな?百合子もお風呂入っておいでよ。」
百「うん。そうするね。」
ビールを流し込むと大きくため息をつく。これだけで今日一日が報われたような気持ち。
今、彼女はどこを洗っているんだろうか?
まだ見ぬ、そのグラマラスな肢体。
その大きく膨らんだ乳房。そして秘密の花園。妄想をつまみにビールをもう一本。
あっという間に体が熱く上気してくる。
あらかた飲んだ後、ベッドに移動して睡魔と戦っていると、まだ若干髪の濡れた状態の彼女が帰ってくる。
「お、お帰り・・百合子はやっぱり化粧取ったほうがええね・・顔がはっきりしてるから。」
すっぴんになった彼女はまだ幼さを含んだ顔立ちだ。素材がいい分化粧をしていないほうが好みだ。
百「まあだ起きとったと?眠かったと違うとね?」
「いやビール飲んでたから。さっき横になったとこ。ほれ、隣にきんしゃい。」
※方言入れるとわかりづらいんで普通に戻します。
ススス・・
ベッドに彼女が潜り込んでくる。いい匂いだ。
ボディーソープとシャンプーそして百合子が放つみずみずしい匂い。
ぎゅうううん!一気にエネルギーが満ちてくる。こりゃ寝ている場合じゃない。
そそそ・・
俺の右手は掛布団を滑り込むように彼女の胸めがけて走り出した。
ムニュ!
「おっきい!(゚ロ゚;)おっぱいおっきい!」
筑紫女のちっぱいとは違う張りと片手に余る感触!
しかしその刹那、右手にしびれるような強烈な痛みが走った。
ぎゅうううううう!
「痛い痛い!」
百合子がこっちを睨んでいる。・・な、なぜ?