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彼女は「付き合わないとヤラせない女」だったのです。

ちゃんと付き合わないとエッチさせませんから!

さて、いよいよ本番でござる。

やる気スイッチの入った俺は、彼女の胸に手を伸ばした。モミモミ・・。

肉の沢山詰まった弾力のある感触。・・こ、これは大きい!

カップサイズはFだかGらしい。これだけ大きくなると女性としては日常生活に支障をきたすレベルだ。

彼女もなんだかんだで「ああん・・」とか「いやだあ・・。」とか言って、俺を受け入れてくれるんだろう。

ところが・・返ってきた答えは右手に走る強烈な痛みだった。

「痛い!痛い!どうしたの?」

百「おっぱい触ってる!ワタシユルシテナイヨ!」

「ええ~?だってここそういう事する所ですし・・」

百「何にもしないでねって言ったやろ?」

「はい・・。」

女という動物は複雑でその日の状況で性格や行動が大きく変化したりする。百合子の場合それがちょっと顕著なのかもしれない。

「でも・・キスはするじゃん。Aの次はBでその次はCだがや。それが大人のABC・・」

謎理論を持ち出す俺。

百「キスはいいの、エッチとかはちゃんと付き合ってからじゃないと無理なの。まだ早い!」

平成生まれの昭和初期感覚の女め!

「もう付き合ってるようなもんでしょ?ハウステンボスで歩いてたらどう見てもカップルやで?(それかパパ的な存在)」

百「それは他人から見た印象でしょ?ちゃんとしてくれないとヤラせないから。」

「じゃあいまから付き合う?」

百「そういうの嘘くさい。今日はダメ!約束守れない男はNO!」

「どうしたらいいんや・・。」

これ以上は言い合いになりたくないのか、百合子は俺に背を向けて寝てしまった。

ソソソ・・モミモミ

俺は負けじと再びおっぱいを揉んでみる。

「やっぱりデカい!(゚ロ゚;)」

ギュウウウ!

「ぎゃあああ!痛い!」

再び手の甲をつねられる。なんちゅう握力じゃ・・!

俺はさすがに諦めた(キレたらマジで怖そうなので)。部屋の天井を見つめる。

彼女は思ったよりも固かった。身持ちも意思も。

付き合う前にキスだけはさせてくれるという謎な考え方の持ち主だが、こういう固い女は嫌いじゃない。ただし付き合ってから束縛が激しそうだ。

大阪子との妊娠&結婚騒動からもうすぐ一年が経つ。

まだ女性を根本から信用できないし、結婚は到底考えられない。

それでも、誰かと真面目に付き合うのはアリなのかもしれない。

「でも・・遠距離恋愛はやっぱり無理だなあ・・。」

小さくつぶやいて俺は眠りについた。

翌日、気まずい雰囲気を残しながらも二人は田川に到着。ここは昨日の行為をしっかり謝っておくべきだ。

「昨日は・・その・・ごめんね。」

百「うん・・。私もツネってごめんなさい。青あざになってるね。」

彼女が俺の手の甲をなでる。

「いいよ。俺が悪いし。ちゃんと反省して真面目に考えてみるわ。」

百「ありがと。じゃあお疲れ様とバイバイのチュー♪」

急に表情を和らげて、唇を尖らす百合子。

「んん・・」

柔らかい唇の感触と吐息が伝わってきた。ちくしょう!可愛いヤツだぜ!

ソソソ・・

俺の手は百合子によって彼女の胸に招かれた。

「え?今日はおっぱい触ってもいいの?」

百「うん。今日はいいの・・もうちょっとだけ・・。チュウゥ・・。」

つくづく女という生き物はわからない。

理解したつもりでいるくらいがちょうど良いのかもしれない。

 

続く➡出会い旅を振り返りながら家路へ・・悩んだ末のアンサー