妊婦にも性欲があるって知ってた?
大「夕御飯に美味しいもの食べたらムラムラしてきちゃって・・。今、わたし、ものすごくエッチしたいねん。」
どこかで聞いたことがある・・そうだ、スッポン食ったオッサンのセリフだ。
「え、エッチ?・・つまりセックスって事?」
大「うん。セックスがしたい・・いいかな?」
「いいともー!ってア・ホ・か!」
大「なんで?もうすぐウチら結婚するねんで?」
「だって、お前妊娠してるやん。妊娠してるやん。」
大「もう、ゴチャゴチャうるさいなぁ・・。」
「いやいや、お腹に赤ちゃんがいるのに、エッチはダメでしょ。」
俺には、彼女が何を言っているのかわからなかった。
それに、妊婦とエッチするなんて想像したこともない。俺はいたってノーマルだ。
大「だから、なあ・・手伝ってくれへん?」
「手伝うって・・何を?」
俺はその意味を呆けた顔で考えている。もしかして妊婦の性欲処理を「手伝え」と言うのか?
大「女って妊娠しても性欲ってあるんだよ。お腹に赤ちゃんがいても、一人の女であることには変わりないからさ。もちろん子供産んでからも、私は女やで。YUちゃんのために女であり続けたいんや。」
「急に饒舌になりやがって・・。」
気が付けば大阪子が、俺の股間を触っている。
(ちょ、ウチの嫁・・怖いんですけどォ!)
海外では妊娠中のセックスは一般的・・らしい。
大「じゃあヒントな。安定期。」
「・・なんでクイズ形式やねん。」
大「フフフ、それが安定期に入ったら、エッチしてもOKなんだって。」
「・・そ、そうなの?」
大「海外では妊娠中のセックスってけっこう一般的らしいよ。モチロン激しいセックスはダメみたいだけど。」
「・・マ、マジ?」
彼女の言う外国がどの国を指しているかはわからない。それはアメリカか?ロシアか?おフランスなのか?ソースを出せ。
大「この情報は産婦人科の先生に聞いたから間違いないのだよ。」
「お前、そんな恥ずかしいこと産婦人科の先生に聞いたんか!どんだけ溜まっとんねん。」
妊娠中のエッチは浮気やセックスレスの防止になる?
大「しかも妊娠中って旦那さんが一番浮気しやすい時期なんだって~怖いよね!」
「な、なにが言いたい・・?」
大「だから、妊娠中のエッチすれば、YUちゃんの浮気防止にもなるわよね。」
お昼のワイドショーに出てくる「芸能コメンテーター」のような、ゲスい顔で彼女は言う。
(確かに一理ある。俺の友人は嫁さんが妊娠中に浮気をしてたし・・。)
俺もたまにはオナニーじゃない方法で抜きたい。こっそり風俗に通うなんてことも考えていた。
もし妊娠中にセックスができるとなると・・状況はずいぶん変わってくるはずだ。
「でも本当に大丈夫なの・・?赤ちゃんに影響ないかな?」
大「男性器があまりにも大きい人だったら、わたしも心配だけど・・YUちゃん・・ほら。」
(俺のアソコは小さいと言いたいのか・・むせび泣くよ?)
大「それにエッチしない期間が長いとセックスレスになるじゃない?妊娠中にしとけば、その心配もないってことですよ!旦那!」
彼女はジャ〇ネットた〇たのように、自分を売り込んくる。
これから大阪子とは夫婦になるのだ、セックスレスにはなりたくない。
本当に大丈夫なのかネットで調べてみた。
「わかった・・。」
大「よっしゃ!さっそくエッチする?」
「・・ちょっと待って、ネットで調べてみる。」
できる限り彼女の希望にも応えてあげたい。でも、それとこれとは話が別だ。
そこで困った時のGoogle先生である。俺は「妊婦と本当にエッチして大丈夫なのか?」を調べてみることにした。
妊娠3ヶ月~6ヶ月の期間、いわば「妊娠中期」の頃は性器などへの血流が増えたり体内のホルモン分泌が増える時期であるため、性欲が増加する可能性があるとも言われています。
通常排卵の時期に分泌が増す「エストロゲン」と言う女性ホルモンが、妊娠中期にも大量に分泌されることにより性欲が増すと言う事もあるそうです。
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どうやら妊婦さんは、女性が性欲が増す「排卵期」のようになってるらしい。確かに大阪子は妊娠6ヶ月である。今の彼女の状況は「エストロゲン」のパワーだろうか?女性ホルモンは神秘である。
妊娠中は、どの時期がセックスNGになるという具体的な指標はありません。妊娠の経過が順調であったという方でも妊娠後期になると分娩に備えて、子宮口や膣が柔らかくなってくるので、性行為で出血しやすくなったり、前期破水や早産のリスクを伴うため、性行為がNGというわけではありませんが妊娠後期は控えておくことがおすすめです。
上記の引用は医師監修の信用できるソースである。もし、俺と同じく「妊婦とエッチする」状況に置かれている人は参考にしてみて欲しい。ウチなんかよりもよっぽど役立つはず。
(エッチできるって・・マジだった!)
でも、やっぱり妊婦とエッチするのは気が引ける。ここは、断固として拒否するべきだろうか?
「ちょ、待って・・まだ調べて・・あん!」
気が付けば、彼女は「ここかな?ここやろ。」と、俺の乳首当てクイズを楽しんでいた。
何を隠そう、俺は一カ月以上もセックスをしていない。忙しすぎて「紳士のたしなみ」であるオナニーすらも満足にできていない。
つまりアレが溜まっている。だから、性的刺激に対する防御力は極めて低い。
大「ほら・・一度試してみるってことで。」
彼女は俺の乳首を舌先でレロレロし始める。
「・・ンァアアアン!!」
あっけなく、暴走特急(早漏)は走りだしてしまった。
妊婦との生々しいセックス体験の一部始終を語らせて。
大阪子が俺の股間をまさぐっている。
大「おっ!今日はトランクスやん!」
(その情報、需要ないから・・。)
パクリ・・。気がつけば、大阪子の口腔内に息子が飲み込まれている。もう、彼女にされるがままだ。
少しは攻めてみたい。しかし、相手は妊婦だ。
どうしよう。妊婦とエッチ仕方がわからない。
(指は入れていいのだろうか?アソコを舐めてもいいのだろうか?)
妊婦とエッチをするという未知の領域。俺はアーカイブを探ってみても、セックスの仕方なんてわからない。
俺の戸惑いとは裏腹に息子はギンギラギンに勃起していた。
大「じゅぽじゅっぽ・・お!超絶元気になったやん!」
大阪子からお褒めの言葉を預かる。彼女の唇の横には、短いちじれ毛が付いている。
俺はそれを静かに指でつまむと、節分の要領でブン投げた。
大「私はもう準備OKだから。そろそろ入れちゃおっか・・。」
その恥じらいを感じさせないビッ〇臭と、少女のような無邪気な笑顔が、ご無沙汰なボクをエロスな世界に誘う。
煌々と明るい部屋で、大阪子が浴衣を脱ぎ捨てた。
久しぶりにみる彼女の裸体は、ふっくらと丸みを帯びていた。胸もワンサイズ以上大きくなっている。
乳首は褐色に変化しており、誰かに吸われるのを待ち望んでいるようだ。俺は女体の神秘を感じずにいられない。
(赤ちゃんよりも先に吸ってもいいのかしら・・?)
「では入ります。・・ようござんすか?」
彼女は仰向けになり、迎え入れる準備を整えている。
秘部はヌルヌルと濡れきっていて、いかに発情しているかを証明していた。
足をガバっと開いたその体勢は、分娩台に寝転ぶ未来の姿を映し出している。
俺の租チンはスムーズに、秘密の花園三丁目へと招かれていく。
(赤ちゃんごめん。さっさと終わらせるから!)
大「ああ・・なんかすっごい敏感になってる!」
「どうせガバガバよ!妊婦だもの。」そう思っていたが、想像以上にアソコの締まりが良い。
下手をすると妊娠する前よりも気持ちが良かったり・・。
(もしかして、これが『妊婦体操』と『スクワット』の効果なのか・・?)
大「もっともっと、激しく振って!」
リクエストに応えるべく、ギアを一速から二速へ上げる。
彼女の子宮の奥に存在する生命に対する罪悪感。そして、久しぶりに味わうセックスの快感。
戦々恐々としながら、俺は大阪子に腰を打ち付けた。
中に出すのは厳禁!コンドームは絶対付けましょう!
大「あん!いい!すぐイっちゃう!」
「・・じゃあ俺もそろそろ逝っていい?」
俺もずいぶん溜まっている。正直、スタート直後から限界が来ていた。
大「きてきて!このまま中に出して!」
彼女の両足がガッチリと俺の腰をロックする。獲物を捕らえたカニのようだ。
「アガガー!」
嫁の中に精液がドクドクと注ぎ込まれている。俺は彼女の温もりを感じながら、射精の快感に酔いしれるのだった。
(ああ・・やっちまった。)
俺の中で後悔が膨らんでいく。
この時、俺はまだ知らなかった。妊婦とエッチするときは、必ずコンドームを付けなければいけない事を。
そして妊婦とエッチするなんて思ってなかったから、ゴムなんて持ってきていなかった事を。
※「妊娠してるから中出してもいい。」と考えるのは間違いです。バイ菌が入る可能性もあるので、必ずコンドームの着用して衛生面を考慮したセックスをしましょうネ。
「私たち、久しぶりにエッチしたね。・・なんか嬉しい。」
(喜んでるし、まあ・・いいか。)
心地よい疲労感がYUTAROを深い眠りへと誘っていく・・。
妊婦にも性欲がある事を知った夜。俺は気が付けば30歳になっていた。
そして俺はこの日、哲学的な言葉を思い付いた。
「女」である前に妊婦である。妊婦である前に「女」である。どちらを取るかはあなた次第。
byYUTARO
翌日の大阪子はめっちゃゴキゲンでした。