ワクワクメール体験談

家族2 いよいよ両親に彼女を会わせる

投稿日:2015年6月23日 更新日:

初めてオカンに会わせる「彼女」

俺は実家のインターホンを押す。

いつもは一人で鳴らす、この「ベル」も今日は全く違う意味を持っている。

半年ほどこの実家に帰ってきた時には、こんな形で実家に帰ってくるとは思いもしなかった。

今、横にいる大阪子との関係は破綻に向かっていたからだ。

それなのに、これから「嫁」として両親に紹介することになるとは・・。人生とはわからないものである。

 

オカン「はーい」

聞きなれたオカンの声と共にマンションのオートロックが開く。

「大阪子よ、緊張しなくて大丈夫だから。」

いつもはのほほんとしている、大阪子の顔がこわばっている。

エレベーターが開き、また閉じ、そして開いた。

エレベーターから数歩歩くと、我が家のドアがある。きっと鍵はかかっていないだろう。そのままドアを引いた。

ドアが「ひゅうっ」という風を巻き込んだ音とともに開く。瞬間、実家の匂いがした。

「ただいまー!」

俺は、少し大きめの声でただいまを言った。

狭く、短い廊下から母がひょこっと顔を出した。

「いらっしゃい。よく来たね。」

オカンもいつもと少し違う顔をしていた。化粧もしっかりしているし、よそ行き服を着ている。

 

そうか、今日は特別な日なのね。実家にとって・・俺たち家族にとって。

 

オカンも緊張しているのだ。息子の「彼女」に会うということに。

よく考えると、いままでオカンに彼女を紹介したことなどない。

それならまだしも、突然降って沸いたように現れた息子の彼女がさらに「孫」を身ごもっている。

そりゃ、オカンも緊張しないわけがない。

それを悟ると同時に、俺は気が引き締まる思いがした。

「あ、こちらが俺の彼女・・というか嫁になる大阪子です。」

ぎこちない紹介をすると大阪子がペコリと頭を下げた。

大「あの・・こんにちは、YUTAROさんとお付き合いさせていただいている大阪子と申します。」

ファーー!(;゚Д゚)!

大阪子の思いがけない丁寧な挨拶に驚く。

オカン「遠いところからどうも~お疲れ様でした。はじめまして母のオカンです~」

笑顔だが、目が笑っていない。

少しギラついた、彼女を値踏みをするような目でオカンが言う。

これから家族になるのだ。女として敵なのか味方なのか相手を見極めようとしているのだろうか?

オトン「おお・・いらっしゃい・・父でーす。ってYUTARO!めっちゃ美人やないか!」

そこで、ようやくオトンが出てきた。

普段実家ではおとなしい「オトン」だが、余所行きの顔は明るくひょうきんで無駄に喋るのである。

ちなみにオトンはハゲのサラブレッドだ。

YUTAROの若ハゲもオトンの遺伝子を継いだせいだと思っている。

そんなオトンも若干緊張しているのだろう。妙にテンションが高い。

 

オカン「さささ・・大阪子さん入って。ケーキあるからみんなで食べましょ。」

案の定、ケーキが用意されている。

どこにでもある家庭で結婚に向けた「初顔合わせ」が開かれるのだった。

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