ワクワクメール体験談

家族4 私の家族には「まだ」会わせられないの。

投稿日:2015年6月30日 更新日:

オイオイ!コイツ何か隠しているゥ!

大阪子は暗い顔をしている。とてつもなく嫌な予感がした。

彼女がこういう顔をしている時はロクなことがないのだ。

「ちょっと・・どうしたん・・?」

YUTAROはとっさに聞いてみた。

大「うーん・・ちょっと・・。」

もしかしてウチの両親が気に入らなかったのだろうか?俺的には顔合わせは結構うまくいったと思ったのだが・・。

大「言いにくいだけど・・」

大阪子は口ごもっている。

YUTAROはようやくピンときた。彼女は何か「秘密」を抱えているに違いない。

そんな彼女にイラつきを覚えた。

「ハッキリいいなよ!口ごもってても分かんねえよ!」

口調が少しキツくなる。

大「言ってないの・・。」

「何をだよ!」

大「赤ちゃんができたこと・・。私のお父さんとお母さんに。」

スウーーっと血の気が引いていくのがわかった。貧血まっしぐらだ。

「い、言ってない・・?」

明後日には大阪に行って彼女の両親と会う手はずになっていた。

もちろん大阪子から両親に話が通っていると思っていたからだ。

「何でまた・・?」

大「私の両親厳しいから何か出来ちゃったこと言いづらくて・・。本当にごめんなさい。」

「だって明後日には大阪に行かなきゃ・・。どうすんのよ?」

今回の帰省のメインは両親への顔合わせだったはず。

今更スケジュールの変更は厳しい。

大「どうしよう。」

もう!・・なんなんだコイツは。

「じゃあ今電話しろよ。明後日は絶対に行くぞ。」

大「できない。」

「電話しろよ!俺がするよ!」

もうね・・爆発寸前なのよ・・怒りが。

大「ちょっと落ち着いて。」

こんな意味不明なことされて、落ち着けるかい!

大「いきなりそんな話されたらウチの親パニックになってまう。・・とりあえず、私だけで実家帰って伝えてくるから」

「何をだよ。」

大「赤ちゃんができたことと、あとYUちゃんと結婚すること。」

「・・・・・・・ガクッ」

もう何もいえねえ・・

「でも話さないわけにはいかないよ?」

大「私が明後日に大阪行って、一度実家で話を通してくるから、来月こっち(名古屋)に引っ越した時に改めて挨拶に行こ。」

「なんでそんな回りくどいこと・・。」

大「お願いします!一生のお願い!(>人<;)大阪までの交通費は私が払うから!」

額に汗を浮かべながら必死で頼み込んでくる大阪子。

最初からそう伝えてくれればもっとうまく行くはずなのに、いつもなぜこんな大事になってから言うのだろうか?

確かに彼女は実家とは確執があって、ずいぶんの間疎遠になっていた。

でもこういう大事なことは電話なり、手紙なりでも伝えることができるはず。

だって出産までのタイムリミットは刻一刻と近づいているのだから。

YUTAROは大きくため息をつき呟いた。

「もう・・どうすりゃいいのさ・・。」

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