隣に女子を乗せて佐世保へGO!
彼女を車に乗せると、車は走りだした。
今日は福岡をスタートして、佐世保までのドライブデートの予定だ。
彼女にはまだ目的地は知らせていない。
眺めの良い福岡都市高速。天神北ランプ~百道間
渋滞がちな博多の街を通り抜け、「福岡都市高速」に乗る。
都市高に乗って福岡の街を内周すると、天神北ランプを過ぎたあたりから福岡の中心地を見下ろすことができる。
そこから大きな橋を超えると、次は福岡ドーム(ヤフオクドーム)や、福岡タワーのある百道(ももちって読むだよ、ひゃくみちとか読むとにわか扱いされるぞ)だ。
右手には海が見えてくる。この辺の景色はなかなかのもの。
勝手に福岡ドライブ三景とか言って見たりする。ちなみにこの辺りは夜に通ると夜景も楽しめる。
無限増殖魔法「牧のうどん」
西区の姪浜を過ぎ、福岡前原道路へ、すいすいーっと走り、今宿(いまじゅく)バイパスにつながる。
左手に『牧のうどん』が見えてくる。ランチ時にここでは『牧のうどん』渋滞が起こるとか起こらないとか。
博多流うどんの一角をになう『牧のうどん』は、福岡らしいコシの少ない柔わめの麺に、シンプルなダシ汁のつゆで構成されている。麺の固さを選べたり、替え玉ができるのも、福岡ならでは。
この牧のうどん、
「食べても食べても麺が減らない」
という無限増殖魔法を唱える。
初心者は、様子見で普通量にかしわめしをチョイスするのがオススメ。(友達が言ってた。)
牧のうどんを過ぎ右手に海が見える、山の上に位置するここからの眺めも良いが、運転手は事故に気を付けたい。
野菜爆盛。井出ちゃんぽん
佐賀県の唐津市に入る。
オイラの大好きな『おさかな村』横目に、唐津市街地を走る。
・・そろそろ腹が空いてきた。
「お腹すいたねえ・・昼飯にしようか?」
ロ「うん!」
ちょうど通りかかったのは『井出ちゃんぽん』というお店。
佐賀県武雄発祥のちゃんぽん麺屋だ。ちなみに福岡県にも何店舗かある。
お昼ご飯時のせいか、ほぼ満車の駐車場に車を停めて店内に入る。
「やばい・・満員かも・・。」
運よくテーブル席が空いていて、待ち時間なく座ることができた。とりあえずちゃんぽんを注文。
「今日はゆっくりドライブしながら佐世保まで行って美味しいものを食べよう。」
ロ「わーい♪美味しいものだー♪」
「行った事ある?佐世保?」
ロ「ハウステンボスくらいかなあ・・街のほうには行った事ないのお。」
ロリ美のリアクションや言葉使いは、子供じみていて、オッサン聞いてるとちょっと恥ずかしい。
店員「お待たせいたしました~!」
「おおっ!すごい量の野菜!」
ロ「これは健康にいいねえ~」
井出ちゃんぽんのちゃんぽん麺は、野菜が大量に乗っている。
ズゾゾ!パクパク。
「ほお。麺に絡む、コクのあるとんこつスープガー。またこの野菜の甘みガー(以下省略)」
「く・・苦しい・・。」
結構ボリュームがあるので、結局ロリ美が残した分も食べて、胃が爆発爆発寸前。高血圧待ったなしですわ。
佐世保到着。決心。
「トラーベリング♪もっと!トラーベリング♪フフフーン♪遠くならどこへでもー!」
山を越え、伊万里市を経由して、佐世保市内へ。夕方頃に到着した・・。
なんだかんだで、5時間ぐらいかかっただろうか?
久しぶりの佐世保、なんやかんやで、結構来ているこの町。実は好きである。
成人式の前日ということもあり、この佐世保も少し浮ついている気がする。
とりあえず打ち止め料金のある有料Pへ駐車する。
お泊りも含めて佐世保に12時間以上居座ることも考えると、駐車場選択ミスは命取りだ。
よし!今宵は久しぶりに佐世保で酒を飲むぞ!今日は帰らないという決心だ。
「まずは店探しじゃ!」
俺とロリ美は手をつなぎながら。佐世保の街へと繰り出すのだった。