30歳になってしまった鹿児島のセフレを祝う。谷「あたし30歳になったよ!お祝いして!」口の悪い鹿児島のセフレから連絡が来たのは数日前のことだ。「女の30歳は全くめでたくないぞ?・・でも一緒に泣いてやることはできる。」[…]
30歳になった彼女は、信号が赤になるたび俺の下半身に触れる。だけど、35歳の俺のチ〇ポは、その行為に対して全く反応を示さない。
・・同じ30代なのになぜだ?俺は性欲の格差を感じていた。
「あームラムラする!」
晩秋の夜空に、欲求不満な女の声が鳴いている。
欲求不満の30代の女を分析。
30歳の誕生日会を終え、俺たちは天文館から彼女が住んでいるマンション(鹿児島中央駅の周辺)まで歩くことにした。
少し遠いが、酔いを醒ますにはちょうどいい。むしろ、覚悟と準備の時間とも言える。
20代を終え、30代になった彼女。果たして一体何が変わったのか?分析でもしながら歩くとしよう。
30代女はセックスに対して素直になる。
谷「やった久しぶりのエッチだ!YUちゃん今日は寝かさないぜぇー!」
彼女はオッサンのようなセリフを吐きながら、こっちを見てニタニタと笑っている。あぁ・・怖い。
「もう30歳なんだからさ、性欲はうまく隠せよ。ほら、男女の駆け引きってもんがあるじゃない。」
谷「あたし、そういう駆け引き苦手だもん。それに30代になったから、これからはもっとセックスにオープンになろうと思ってる。」
これは・・何の抱負だ。
「オマエみたいな性欲の塊がもっとオープンになったら・・。考えるだけでゾッとする。」
谷「これからは新しいセックスにもどんどんチャレンジしようと思ってさ。アナルとか。ガチのSMとか・・。」
「・・俺を巻き込むなよ?」
谷「とにかくセックスだけは、真正面から向き合いたいっていうか・・。」
「なに、アスリートっぽい事言ってんだよ。」
女という生き物はおばちゃんになるにつれ、セックスに対して素直さが増す。つまり恥じらいというものが薄れるようだ。
確かに、「20代の女性」と「30代の女性」を比べると、あきらかに30代の女性のほうがセックスに対して表現が変わってくる。
最近は30代の女性とも会うことが多いが、会話の中にセックスの話が当たり前のように出てくる。
ホテルに誘う時も意外と「エッチしよっか?」と直接的だったり、逆に相手から誘われることも・・。
セックスに対する表現がストレートになると、どうしても「欲求不満」に見えてしまう。素直すぎるのも考え物だ。
ちなみに40代の女性ともなると、さらに性表現はストレートになる。そして年下の男性を食いまくったりする。ソースは俺のいきつけの居酒屋のおばちゃん連中だ。
(いや、もともと谷山子には恥じらいなんてもんはなかったわ・・。)
30代なるとモテなくなる?出会いも少なくなるらしい。
「信号が赤になるたびにチ〇コを触るな!早く彼氏を作れよ。」
谷「だって、20代と30代じゃ男の食いつきが全く違うんだもん。これだって男がなかなか現れない。」
「まぁ・・それはあるな。俺もやっぱり20代の若い女のほうがいいもん。」
谷「それ、あたしに言っちゃう?30歳になったばかりのアタイに言っちゃう?」
下品なセフレには遠慮はいらない。
谷「女の賞味期限って短いでしょ?出会い系やってるとさ、若さの価値ってよくわかるよね。20代の頃は数百件きたメッセージも、30になったとたん半分以下になったし。あきらかにモテなくなってる。」
「てか、オマエまだ出会い系やってんの?俺(セフレ)の立場が無いじゃない?」
谷「だって、彼氏も欲しいし、エッチもしたいけど、男を紹介してくれる友達いないもん。」
「・・な、泣いてもええんやで?」
谷「だから、今日はたくさんしたいんです。どうぞお願いします。」
彼女そう言うと、再び俺のチ〇コに触れる。
「オマエ・・そんな考えだから、彼氏に逃げられるんだよ。」
30代になると、女としての商品価値は一気に下がるようだ。そして、異性との出会いも少なくなる。
出会い系やマッチングアプリに30代女性の割合が多いのも、周辺の環境に「出会い」が少ないからだろう。
これはつまり、異性とセックスをする機会が少なくなることを意味する。
谷山子のように20代の頃は男を選び放題だった女性が、30代になると突然相手が見つからなくなる。
(ジレンマが欲求不満を生んでいるという事か・・。)
「女は30代になると性欲が増す」を実体験。
谷「さあさあ入って!」
谷山子が鍵をつっこむと、エントランスのドアがウイーンと開いた。
こんな、あたりまえの行動も、彼女の場合は全てセックスに結びついているように感じる。
対抗策にカマグラ(勃起薬)を飲む
彼女が集合ポストをガチャガチャとやっているスキに、俺は財布に忍ばせたカマグラ(バイアグラのジェネリック品)をコッソリと飲み込んだ。いつもよりも多めの量だ。
俺は35歳になって、めっきり勃起力が落ちた。そんな俺が性欲のオバケに対抗できる手段は、ドーピングをするしかないのだ。
(・・たのむ!早く効いてくれ。)
1LDKの彼女の部屋は、女性一人で住むにはなかなか広い。
派手な色のラグや、カーテンが彼女の性格を表現している。
谷「よっしゃ!エッチすっぞ!」
彼女はそう言うと、いきなり俺のシャツのボタンを開けはじめた。
(もう少し、ムードとか恥じらいが欲しいんですけど・・。)
しかし、セフレ関係を5年も続けてきた二人にとって、そんな贅沢なものは存在しない。
「ちょ、待って!・・お水もらっていい? 」
カマグラの効き目が出るまで、少しでも時間を稼がなければ。せめてあと10分・・。
谷「冷蔵庫に入ってるから、勝手に飲んでくれ。」
俺が水を飲んでいる間も、この女は離れない。その攻撃は続いている。
シャツは脱がされ、指と舌でお乳首様はもてあそばれている。
(コイツ・・どんだけ溜まってんだ?ああン!)
彼女の愛撫に、俺のチ〇コはしっかりと、そしてしっとりと反応を示している。
谷「なんか攻めてたら・・濡れてきたかも?」
谷山子はつぶやくと、自ら股の辺りを触り始めた。
(30女のガツガツっぷり・・いとヤバし。)
人間から理性を取り去ってしまえば、きっと、彼女のような化け物が出来上がるのかもしれない。
30代女は前戯にも磨きがかかる。
谷「シュッシュッシュッ!」
「ポッポッポー!」
彼女はベルトのバックルを掴みながら、電車ごっこを楽しむと、俺をベッドへと引きずり込んだ。そして仰向けにされ、パンツごとズボンを脱がされる。
俺とチ〇コはされるがまま、まるで童貞のように天井を見上げている。
(おお、神よ。私はこの性獣に食べられるのですね。・・ザーメン。)
彼女は洗ってもいない愚息を口に含みながら、「おむは?もっれひた?」と言った。
きっと、彼女は「ゴムは?持ってきた?」と言いたいのだろう。フェラと避妊を同時にするな。
「コンドームは・・財布の中です。」
谷「とってきて。」
俺は財布からコンドームをつまみ出すと「今日の年貢です。」とお代官様に渡す。
コンドームを3つしか持って来なかったのは、自分に対する優しさと、生命活動の維持が目的である。
谷山子はコンドームの袋を口で噛み切ると、中から出てきたラテックス製のそれをクルクルと息子に装着していった。
「キミ・・本当にセックスご無沙汰だったの?手際よすぎだろ。」
谷「年の功よ。ははは!」
お代官様は豪快に笑った。
性衝動にムダが無い。
いつの間にか、彼女は下半身だけ裸になっている。俺はそのスピーディな動きに目を疑った。
俺が彼女の部屋に入って、まだ5分ほどしか経っていない。5分というと「どん兵衛」にお湯を入れて、食べ頃になるまでのわずかな時間だ。
だのに、俺は全裸になっていて、谷山子は下半身だけ裸だった。あとは俺のチーンを彼女のマーンに入れるだけなのだ。
谷「これでよし!じゃあ入れちゃうよ?」
「ど、どうぞ・・。」
彼女はヤンキー座りの要領で足を大きく開き、上空から息子をゆっくりと飲み込んでいった。
蛍光灯が付いたままの室内。なにもかもが丸見えだ。
我が息子が彼女の膣内に飲み込まれていく様子は、爬虫類の無慈悲な食事に似ている。
谷「んん・・ああ・・。」
彼女はゆっくりと上下したかと思えば、激しく飛び跳ねる。
やがて俺の下腹部に着地すると、秘部全体をなすりつけるようにグラインドさせた。
俺はその様子をぼーっと眺めていた。他人事のように。
谷「ああ!オ○ンチン熱い!」
締まりの良いアソコは強く絡みついてくるが、なぜかあまり刺激を感じない。
「カマグラ」も飲んで、しっかり勃起もしている・・なぜだ?
谷「騎乗位疲れた!ねぇ、次はYUちゃんが動いてよ!」
「お、おう・・。わかった。」
セックスに自己中さが増した彼女。
次は谷山子が仰向けになり、俺は覆いかぶさるようにして腰を振る。
谷「あぁ!そこ!そこを中心的にいこうか!」
ウィークポイントを集中的に攻めるように「監督」からの指示が飛ぶ。
「ハァハァ・・。なんか、めっちゃ汗出てきた・・。」
谷「どうした?暑いならクーラー付ける?」
汗だくになっている俺の顔を、彼女が雑に拭き取ってくれる。
「ヤバい・・なんか・・体調がおかしいんですけど。」
谷「あぅ!い、イキそう!もっと激しくして!」
(コイツ・・人の話全然聞いてねえな・・。)
俺は息も絶え絶えに、腰を動かした。
谷「ウ、ウンアーー!!」
大きなうめき声とともに、彼女の腰がビクビクっと反応する。なんとか絶頂に達してくれたようだ。
「ハァハァ!ゴメンちょっと休憩・・なんかしんどい。」
具合がおかしい。アルコールの影響でも、カマグラの影響でも無さそうだ。
「あのさ・・体温計ない?」
谷「あるけどなんで?熱あるの?」
「風邪かもしれない・・。」
彼女は不満げな顔をして、体温計を持ってきた。
久しぶりの性行為が中断されたことが気に入らないのだろう。
体温を計ってみると、38.6℃。
「ほら見て。俺ってば熱があるみたい。どおりでしんどいわけだ・・。あはは。」
谷「そっかぁ・・じゃあ1回戦しかできないねえ。残念。」
「??!!?」
谷「YUちゃんまだイッテないでしょ?それじゃ気持ち悪くない?」
「・・いえ・・そんなことは・・。」
谷「男の人って射精しないと・・金玉痛くなるんでしょ?」
「・・元気な時はそうだけど、今日は射精できる気がしないっていうか・・。」
谷「せっかく鹿児島まで来たんだから、ちゃんと射精しようよ。わかった!私が上で動いてあげる。」
この女は親切なのか、不親切なのか。でも自己中なのは確かだ。
とにかく、まだ試合終了のホイッスルは鳴っていなかったようだ。
谷山子は俺の乳首を舐めながら、ゆっくりと息子をしごいてくれる。
彼女は俺のツボを知り尽くした女だ。少しくらいの熱では萎えさせない。息子はみるみる固くなっていく。
彼女いわく「おかゆ愛撫」らしい。・・何言ってんだコイツは。
谷「ラストスパートいくよぉ!あっおいそらをともにいこおよ!」
谷山子は浜崎あ〇みのマネをしながら、再び息子をマ〇コの中へと飲み込んでいく。
朦朧とする意識の中で、ギシギシと軋むベッドの音だけが、妙に大きく聞こえる。
(早くイカないと・・死ぬ・・。)
俺はなんとか射精すべく、チ〇コに神経を集中した。
「あ・・あ・・あ・・あ・・」
カオナシのようなアエギ声が喉の奥から漏れる。もう少しなんだ・・もう少しでイケそうなんだ。
谷「あぁ♡・・あぁ♡」
谷山子は完全に自分の世界に入っている。病人だろうがお構いなしだ。
(・・こんなのセックスじゃない。オナニーだ。)
「あれ?で、出る?」
・・チョロリ。
な、なんだこの不気味な射精感は?
30代で性欲が強いのは良い事だよね。
俺は谷山子の30歳の誕生日を祝い。セックスの相手をした。セフレとしての役割は全て終わったのだ。
疲れ切って、落ちていくように眠りにつく。
(だけど、知っている。)
この女は、夜中一人でオナニーを楽しんでいた事を。しかも俺が寝ている横で。
「ほな、帰るわ・・。かぜ薬と栄養ドリンクくれてありがと。またな・・」
翌日、俺はトボトボと福岡へ帰った。そして帰ってからしばらくの間、俺の体調は最悪だった。
もしかすると谷山子にほとんどの生気を吸い取られたのかもしれない。
そんな彼女と知り合って5年。その性欲はまだまだ衰えることを知らない。
いや、30歳になって「タガ」が外れたのか、その性欲は凶暴性を増したと言える。
だけど、俺は谷山子の強烈な性欲が羨ましかった。
性欲は決して悪ではない。男であれ女であれ、30代になっても性欲が強いことは誇れることだと思う。
俺は20代後半からインポ気味だった。そして30歳からはバイアグラを飲み始めた。
女を抱きたいという気持ちはあるし、女を抱ける環境はあるけれど、ドーピングをしないと自信が持てないのだ。
だから、彼女の正直な性表現と、強烈な性欲がとても羨ましい。
あれから一ヶ月。12月に入り、カレンダーのページはあと一枚になった。
相変わらず俺は、平凡で安全な毎日を過ごしている。
そして、一通のLINEが届く。
谷「12月2X日空けといて!あたし福岡行くから!」
「え?え?え?」
不意を突くかのように、あの黒船がやってくる。