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驚く

セックスできると思ったらおあずけ!我慢する男の気持ち。

驚く

男という生き物はその女と一度でもセックスできると、次も簡単にエッチできると思ってしまう。

そして、彼女からおあずけを食らって、セックスできなかった時、物凄く残念な気持ちになる。

俺は何度もこの感情を味わってきた。

「犬の気持ち、猫の気持ち、ダメ男の気持ち」である。

しかし、エッチができなかったと言って無理はしていけない。「なんでセックスさせてくれないの!」とワガママを言ってもいけない。

 

「キミとはセックスだけじゃないんだよ。」「キミといる時間のほうが大事なんだ。」その態度を全面に出し、性欲を抑え、次を信じるしかないのだ。

YUTARO

YUTARO(俺)このブログを書いている人。出会い系中毒の29歳(当時)。札幌から日本を旅をしている途中で、いまは福岡に滞在中。

筑紫女の写真

筑紫女ハッピーメールで出会った福岡のOL。筑紫野市に住んでいて、本仮屋ユイカに似ている。英語が堪能で、福岡人ながら標準語を巧みに操る。前回のアポでは糸島デートへ行き、勢いでエッチをした。

 

セックスした後に本命の女に会いに行くダメ男。

午後7時。俺はガールズバーの女とラブホテルの入り口で解散する。

(・・はたから見れば、援交終わりのオッサンみたいに見えるかも・・。)

 

これから、もう一人の女と会うことになっている。そして、その女こそが今日の本命。福岡に戻って来て一番会いたかった女だ。

 

俺はラブホテル前のコンビニでタバコを一本咥える。冬の風がセックスで火照った体を冷やしていく。心地良い。

運よく、今日の待ち合わせは天神駅だ。ここからなら、歩いて5分とかからない。

昼間に飲んだ酒もずいぶん醒めた。

(・・よし、まだ呑める。)

 

それより心配なのが、筑紫女とエッチな状況になったときに、もう一回戦できるかどうかだ。

我ながら思う。俺の思考は腐っていると。

 

天神駅の改札前で筑紫女を待つ、多くの人が改札に吸い込まれ、吐き出される。

だけど、思ったよりも待ち合わせをしている人は意外と少ない。これなら、彼女にすぐ気付くことができそうだ。

 

好みの女がやってきた。あざとさが良い。

筑「YUさーん!お待たせしました~♪」

筑紫女が元気ハツラツな声を出しながら駆けてくる。

彼女はタイトスカートに、シンプルな黒のパンプス。清潔そうな白いシャツの上に、膝上丈のベージュ色のコートを羽織っている。シンプルだが清潔感も色気もある。

 

(まさに・・俺好みの恰好だ。今日はどんなパンティはいてるんだろう?)

筑紫女は清楚な雰囲気とは裏腹に、ベッドの上ではかなりスケベである。

 

筑「ねぇ、YUさん何食べますぅ~?」

彼女は猫なで声で腕を絡めてくる。そのあざとさが良い。

(一度セックスしただけで、馴れ馴れしいヤツだ!おじさん好きになっちゃうぞ!)

 

筑「あれ~YUさんなんかお酒臭い。」

彼女が俺の首元をくんくん・・と嗅いでいる。

くすぐったい気持ちになって、ほくほくと顔がほころぶ。

 

「あはは・・昼間にビール飲んだからね。」

筑「こらー!いけない大人だね。」

筑紫女に会って1分も経たないうちに、俺は確信した。

(もう一回戦どころか、これは朝まで頑張れちゃうぞ♡)

俺の心配は杞憂に終わりそうだ。

 

大名のスペイン料理屋「SANCHO PANZA」へ

「俺、福岡の店とかあんまり知らないからさ、筑紫女のオススメのお店連れてってよ。」

筑「そうですねえ・・スペイン料理とかどうです?大名にね素敵なお店があるの!」

「おっ!シャレオツですな!(おいおい、ほとんどスペイン料理とか食ったことねえぞ。)」

筑「ではでは行きましょう!」

 

筑紫女に手を引かれ、お店まで案内してもらう。

入ったのは大名一丁目にある「SANCHO PANZA」というスペイン&中南米料理の店。

広いテラス席もあり洒落た雰囲気だ。

 

筑「このお店、料理もお酒も美味しくて、最近ハマってるんですよぉ~。」

「へぇ、よく来るの?」

筑「実は、まだ二回目なんです~。」

たった二回でハマっていると言えるのか?

いや、俺は筑紫女に会って今日で二回目だ。すでにハマってしまっている。

 

「筑紫女はオシャレなお店たくさん知ってそうだね。」

筑「ミーハーですから♪」

「ドリンクは何飲む?」

筑紫女はサングリアを注文。

筑「私、サングリア大好きなんです~。今度スペインに行ったら買ってきますね~。」

サングリアはワインにフルーツを漬け込んだカクテルだ。

実は糖分がめっちゃ高い。彼女が糖尿にならないか心配だ。

 

YUTAROは相変わらずのビールでスタートを切った。最近、痛風が心配である。

 

「へぇ海外とか行くんだ。俺まだ外国に行ったことない・・。」

筑「えー!若いうちに絶対行ったほうが良いですよ。」

「英語が全くダメでして・・。大学で英語の単位貰うのに、先生に土下座したもん。」

筑「私、留学してたから英語喋れますよ♪いつか二人で行きましょ。」

(海外旅行とか、留学とか・・。この子ホントはお嬢様?見た目も上品だし。)

 

「そっか、一緒なら心強いわ。海外バージン捨てる手伝いしてちょ。」

筑「なんか言い方がやらしい~!」

(なんてええ子なんや・・今すぐ結婚してぇ!)

 

相手が下ネタにノってきた。今日はヤレる予感がする。

彼女とワインで乾杯

ワインのボトルがもうすぐ空になる。楽しすぎる時間は普段の二倍速で過ぎていく。

 

筑「私ね。留学してる時アメリカ人と付き合ってたの。」

「マジで?・・やっぱりチ〇コ大きかった?」

筑「うーん。・・YUさんのほうが大きいかな?あはは。」

「嘘付け!そういう配慮は逆に傷つくぞ!」

俺は知っている。30年も生きていれば気が付く。自分が粗チンであることに。

 

「じゃあさ、今までどんな場所でエッチした?変わった場所でとかある?」

筑「そうですねぇ・・海の上とか?」

「う、海の上?わかった!船の上でってこと?」

筑「ブッブー!惜しいけど違います。ジェットスキーで疾走しながら、エッチしました。」

「ちょ・・どんだけアクロバティックなセックスしとんねん。」

筑「えへへ・・スゴイでしょ~♪」

「いや・・さすがに男性側も集中できんやろ。話盛ってる?」

筑「あはは!本当ですって!運転はするのはわたし。彼氏は後ろで頑張ってました。」

筑紫女はとつぜん席を立ち上がり、腰を突き出して、その時の状況を詳しく説明し始めた。

 

(この子・・酔うとアホに磨きがかかるな。)

 

とにかく俺達はいろいろな話で盛り上がった。てか後半はほとんど下ネタだった。

こんな話ができるのもアルコール様のおかげである。

そして、下ネタが盛り上げる時は、「お持ち帰り」も期待できる。

お互いが脳内でセックスを連想しているからだ。しかし自然な会話を心がけつつ、この状況を作り出すのは案外難しい。

 

終電タイム。ホテルに誘って食い下がれ。

気がつけば、もう午後11時前。

「いやぁ!飲みすぎた~。」

筑「ほんと!楽しかったですぅ~♪」

 

(もっと一緒にいたい。・・ホテル誘っちゃう?)

このまま筑紫女と一緒にいられたら・・考えるだけで、心の我慢汁が止まらない。

 

「ねぇ、このあとどうする?」

筑「このあとですか?うーん・・今日はもう帰ります。」

「え?帰っちゃうの?こんなに楽しいのに?」

筑「でも終電の時間までもうすぐだし。」

「終電・・。」

男を絶望の淵へと叩き込む、悪魔のフレーズだ。

(何か対抗する方法はないか?)

俺は必至で考えた。

 

「た、タクシー代出すから。」

筑「そんなの悪いですょ~。しかも筑紫野までタクシーだと、めっちゃ高いんです。」

「ま、まじか・・なんならホテルで一緒に泊まってく?」

俺は食い下がる。彼女とヤリたい。この機会を逃したくない。

 

筑「明日、出張があるの。しかも朝早いんです。」

筑「ごめんなさい。もっと一緒にいたかったんですけど・・。」

これ以上しつこく誘えば、嫌われてしまうかもしれない。

 

おあずけされても、希望は次回に繋ぐべし。

「じゃあ・・また会える?」

筑紫女「土曜日はどうですか?今週か、来週。」

「来週なら大丈夫だよ♪」

本当は全然大丈夫じゃない。だけど、好きな女と会えるなら我慢我慢。希望は次回に繋ぐのだ。

 

筑紫女「じゃあ、ドライブしましょ♪ 私、お弁当作ってきますから!」

「ま、マジで?弁当まで作ってくれるの?」

ああ・・女の子の手料理なんて、どれくらい食べてないだろう。食べる前からハートがほっかほっか亭だ。

福岡の女は、また俺をもてなしてくれる。いっそ・・このまま福岡に住んだろか?

 

筑「土曜日だったら次の日休みだし、YUさんとゆっくりできますよ♪」

「ゆ、ゆっくり?」

筑「そう、ゆっくり♡」

また、楽しみがひとつ増えた。

(あんなこと、こんなこと出来たらいいな。)

 

キスくらいはしてもいい。

俺と筑紫女は警固公園(福岡の天神のある公園)を横切っている。西鉄天神駅まで見送るためだ。

筑「この公園って有名なナンパスポットなんですよ♪わたしもこの前ナンパされたの。」

「へぇ、筑紫女ならどこでもナンパされそうだけど?」

筑「今日、わたしと別れてもナンパしちゃダメだからね♡」

「は、はひ。」

 

警固神社に入り、人の気配が少なくなる。俺はもう我慢の限界だった。

俺は立ち止まり、筑紫女にキスをする。唇と熱い吐息がぶつかる。

 

筑「こんなところで・・恥ずかしいよ。あとお口臭い。」

「ご、ごめん。いこっか。」

彼女の手に力が入る。どういう意味だろう。俺もそっと握り返してみた。

 

筑「じゃあ、来週の土曜日で♪」

「うん、気をつけて帰ってね。」

筑紫女が駅の中に消えて行く。

 

(一人で帰るのは寂しいでやんすなあ・・。)

余韻に浸りながら、YUTAROは一人とぼとぼと歩く。

今日もまた車中泊だ。筑紫女とは違って、俺には帰る家が無い。

 

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