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タヌキ顔石原さとみ

冬の札幌近郊ドライブデート。今日は彼女に告白するぞ!

タヌキ顔石原さとみ

支笏湖

「ねえねえ!どこ連れてってくれるの?」

タヌキ女からメールでメッセージが届く。彼女はドライブが好きらしい。

まだ会ったばかりの男の車に長時間乗るのだから、この前のアポである程度の信頼は勝ち取ったようだ。

「俺に任せときなさい!」

さて、今日の予定は恵庭まで彼女を迎えに行って、その後支笏湖行って昼ごはん、定山渓温泉でオヤツに温泉まんじゅう。そして札幌帰って飯食ってウフフであーる!(少しオッサンくさいデートコースだけど)

YUTAROは愛車とともに札幌を出発する。ガタガタな雪道も今日は少し愛おしい。

冬の北海道ドライブ。雪道は慣れないと怖い。

雪道怖い

恵庭市までは高速道路に乗って行くという手もある。でも、凍った道をかっ飛ばす勇気はない。高速で事故ったら確実に死ねる気がする。一度走ったけどあれは恐怖だわ。

YUTAROは札幌に住んでスタッドレスタイヤを始めて履いたんだのだが、思った以上に止まらないし滑る。なんどABSが作動したことか・・。

雪道を猛スピードで走る道民はおかしい

言わせてもらおう。冬の凍った高速道路を100キロで駆け抜ける道民は狂っとる。

それに夏なんかは一般道で100キロ出してる人も多い。スピード狂とバットコンディションのおかげか、北海道の死亡事故者数はいつも上位に食い込んでくるのだ。

たくさん雪が降った日は完全にオフロードと化すので振動がすげえし車がブレる。雪が降ってガスや霧が発生すると視界がほとんどなくなる。

北国の人にはあたりまえの環境でも、雪道の経験値の低い人間には、北海道は本当に酷な環境。

冬シーズンに北海道に来るなら、皆さん安全運転でね(^_^)

恵庭に到着!なかなかいいとこ!

さて、札幌から36号線をゆっくり慎重に40分ほど走ると、タヌキ女の住む恵庭市に到着。ちなみに「えにわ」と呼びます。

彼女もまだ警戒しているのか、家の住所までは教えてもらえなかった。だから彼女の家の近くのコンビニで待ち合わせだ。

「へぇーいいとこ住んでるじゃん。」

恵庭市は札幌のベッドタウンとして閑静な住宅街が立ち並ぶ。大きな街ではないが、自然が多く住みやすそうだ。

道央を代表するアウトレットモール

  • 「三井アウトレットパーク北広島」
  • 「千歳アウトレットモール・レラ」

に挟まれているので、買い物も便利。千歳空港も近い。

「さてコンビニ、コンビニと。これか?」

広めの駐車場に車を入れる。タヌキ女にメールをしようとポッケの携帯をガサゴソするしていると。

(あ・・あれってタヌキ女じゃね?)

彼女はコンビニで雑誌を読んでいた。

(気づけー!気づけー!)

ふっと目があう。テレパシーが通じた。タヌキ女はYUTAROに気がつくと、少しはにかんだ笑顔を浮かべながら歩みよってくる。

彼女を乗せて支笏湖へドライブ

タレ目だけど整った顔がクシャっと崩れるのがなんとも可愛らしい。こういう屈託のない笑顔は若さゆえに出てくるものなのだろう。

久しぶりの雪道での疲れや緊張も吹っ飛ぶというものだ。とにかくYUTAROは彼女の顔を見たとたん嬉しくなってしまった。

タヌキ女と会ってから二人の女性と体の関係(一人は未遂)を持ってしまったが、それは彼女には絶対に秘密だ。バレれば「大人って汚い!」というイメージを払拭することは不可能だろう。

俺は少し良心がチクチクと傷んだ。

「お待たせ~♪今日も麗しいお姿!」

タ「う、うるわ?まあ・・いいや。ねえ!ドライブどこ連れてってくれるの?」

彼女はほほ笑む。彼女もこのデートを本当に楽しみにしていたことが伝わってきた。

北海道観光 支笏湖(しこつこ)ってどんなとこ?

「フフ!今日はねえ~まず支笏湖に行ってご飯を食べるのよ!」

タ「なぜおネエ言葉?支笏湖いいねえ~!真冬に行くの始めて♪」

支笏湖(しこつこ)は札幌近郊にあるでっかくて深い湖の事で、札幌市からほどよい距離のドライブ&レジャースポットである。(一応千歳市)

水深は最長363m。これは日本で二番目の深さ。支笏湖は冬でも凍らないという伝説がある。

まるで僕たちのラブみたいだね・・。【キモ注意】

支笏湖

湖越しにみる恵庭岳はまるで銀の山のよう・・。

夏はきれいに澄んだ湖でアヒル(スワン?)ボートを漕いだりしてレジャーを楽しみ、冬は温泉で彼女とまったり癒される・・そんな場所である。

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宿泊施設もあり、最近は大きくて豪華な温泉ホテル(水の謌 )できた。支笏湖周辺のお宿はちょっと「お高い」印象だ。だってロケーションが抜群だもんね。

ただし冬は寒すぎて外にずっといるのは無理だし、この場所で1日中遊べるかといえばちょっと疑問。

車はナビの導くまま117号線の山道に入る。両脇は自衛隊の演習場だ。この演習場はめちゃ広い。恵庭市の半分くらいあるんじゃね?ってなくらい広い。

ロマンよりも現実的な彼女

山道を進む。

「なんか静かだね~。」

タ「うん、エンストしたらやばそう・・」

「え?もうちょっとロマンティックなこと言いなよ~。」

タ「女の子は意外と現実主義なの。」

「大丈夫だよ街からそんなに離れてないし・・念のためJAF入ってるし・・」

ただし、この愛車がエンストしない保証はない。

タ「あっ!あれ見て!?」

タヌキ女が急に叫ぶ。

「え?なに!?」

タ「みて!シカさんだよ!可愛い~♪あっバンビちゃんもいる~」

「おお!ホントだ。」

葉っぱの全て落ちた森に目を凝らすと、木の陰にシカの姿がいくつか見える。バンビちゃんとはきっと小鹿のことだろう。

「でも、シカなんて珍しくもなんともないじゃん。・・害獣だし。北海道には人口より鹿のほうが多いって町もあるし(たしか鹿追町)」

タ「シカちゃんは可愛いからいいの!女子の気持ちわからない人だね!もう!」

「あははw俺も意外とリアリストなんだよ~(笑)」

二人のなんちゃって現実主義者はそろそろ第一目的地に着く頃だろうか?(この頃は本当に楽しかったなあ・・。)

支笏湖到着!寒いから美里でランチ

二人は支笏湖に到着する。

「よっしゃ着いたぜ!早速支笏湖見に行こうぜええ!」

テンションマックス!二人で車から飛び出し、二人で大きな大きな湖を望む。

「やっぱ北海道って感じだねえ~」

タ「うんうん!大自然!すっごい静か・・だね。」

目の前にそびえ立つ恵庭山は雪化粧で色っぽくなっている。

・・ポツーン。誰もいねえ・・。

営業を停止しているボート小屋も水から出されて並ぶアヒルボート達もなんだか寂しい。

ビュウオオオ!

遮るものがない湖は風が強かった。か、顔が痛い。みるみる唇が乾燥していく。

タ「さ、寒いい!」

「あうう・・タヌキさん?そ、そろそろお昼ご飯食べますか・・?」

タ「カロリーとって体温めなきゃね!」

どんな見事な景色も、澄んだ湖もマイナス5度の気温にはかなわない。

道産子は意外と寒さに弱い。これがインフラの整った現代の現実だ。

ということで湖を眺めるのは一時中断し、ご飯屋を探すことに。

オムライスの「美里」へ

冬の閑散期のせいで店があまり営業していない。

(ぐぬ!下調べ不足が祟ったか・・。)

みるみる体は冷えてブルブルと震えが発生する。歯はカチカチと音を立てている。

タ「あの大きいホテルはレストランあるかも?」

「それは却下!(高そうなので)」

結局、喫茶店っぽいの「美里」へ突入。(美里さんは閉店しちゃったようです泣)

「フヒュー!・・助かった。」

暖かい。凍てついた体がみるみる溶けていく。

落ち着くと、「きっと奥さんの名前が美里さんなんだろうなあ~(´∀`*)ウフフ」なんて店の名前の由来について当てにいったりしている。喉元すぎればなんとやら。

大人のお子様ランチ

大人のお子様ランチ」という反比例したタイトルのメニューに興味を惹かれたので頼んでみることにした。

タ「ふふっ!大人のお子様ランチってw まるでYUTAROさんと同じだね。見た目は大人、心は子供だもんね~w」

「ほっとけwんでタヌキ女は何食うの?」

タ「私も大人の以下同文」

な、なかなかユーモアのある子ではないか・・。タヌキ女は最初に会った時の印象よりも、2回目のほうがずっといい。これはいい兆候ではないだろうか?

(どんどん好きになっちゃう・・。)

「ふう美味しかった!」

タ「食べきれないかと思ったけど全部いけちゃった♡」

大人のお子様ランチはボリューム満点。オムライスとハンバーグとその他お子様っぽい食べ物もろもろ。ちょっと重かったが寒さでカロリー大量するのでちょうどいいのかもしれない。

「なに少食アピールしてんの?」

タ「少食だもん!誰かさんみたいにお腹出てないし・・」

「ぐぬぬ・・中年の弱点を・・」

ということで高カロリー食によって無事生き返った二人。「美里」さんごちそうさま。

冬は男の優しさが大事、札幌男子は情熱的なイタリア人?

冬のデートは優しさと気づかいが大事

昼食で空腹を満たして、体温も上がった。

クソ寒い中でずっと外にいることはできないので、冬の北海道でデートするには「外⇒室内⇒外⇒室内」と定期的に暖を取るコンビネーションが大事だ。

特に女性は冷え症な子が多いので、外に出かける時には特に気を使わなければならない。

「寒くない?」

というやさしい声かけが大事なのだ!

そんな女性は体が冷えてくると、どんなキレイなイルミネーションだろうが、楽しいお祭りだろうがお構いなしにテンションが低くなる。

「あと10分したらどっかお店入ろうか?」

とわかりやすく時間設定してあげると「もうちょっとでこの寒さから開放される」というリミット設定になる。

後は「寒いところに行くから暖かい格好してきてね!」とデート前に伝えておくとなお良し。

でも中には雪国なのに生足に挑戦して足を真っ赤にしながら「寒い」と言われると、「当たり前だろうが!」と本気でツッコミたくなる。(でも生足は好き)

「ねえ、タヌキ女って冷え性?」

タ「うーん比較的冷え性かな~」

「じゃあそろそろ次の目的地に行きましょうか?車の中のほうがあったかいし」

二人は支笏湖を後にすると定山渓温泉に向かうのだった。

リーズナブル!な温泉デートのススメ。

温泉デート

次に向かうは札幌の南区にある定山渓温泉は札幌を代表する温泉地。YUTAROのデートでも度々登場する場所である。

ジジくさいと思われるかもしれないけど、温泉デートは意外と若い女の子にもウケる。冷え性な女子の心も体もあったまって一石二鳥だ。

YUTAROは何十人もの女性と温泉デートを繰り広げてきた。「女の子=お風呂好き」というデータは間違ではないはず。

中にはいきなり貸切風呂に一緒に入ってイチャイチャしてくれる女の子もいたり、大浴場で浸かりながら彼女の体を想像するのも良い。

しかも、

立ち寄り湯は意外と金がかからない(これ大事)

いっても温泉旅館の立ち寄り湯はだいたい一人1,000円くらいなので、お得な割に彼女の体と心とお財布を温めてくれる。

貸切風呂ならもう少しお金はかかるけど、ついでにちょっとハメハメ・・いやハメを外しても文句は言われない。

一度、彼女や気になる女の子を温泉へ連れて行ってみてほしい。なぜか風呂上りには少し仲良くなっているはずだ。

歴史ある温泉地「定山渓温泉」へ

定山渓温泉カッパ

二人は定山渓温泉へ到着。山の中にある温泉だが、昭和の時代まで街から電車でいけた(今は廃線)という札幌近郊のメジャーな温泉地。

「カッパ伝説」なるものがあり、カッパがマスコットになっている。温泉街にはところどころに河童を発見できる。

タ「久しぶりに来た!定山渓!ああ~温泉のいい匂いがする~!」

「ゆで卵食った後のオナラの匂いじゃね?」

タ「昔はよく家族でいったなあ・・」

屁の話はスルーして、そこから始まるタヌキ女の家族話、平和な家庭で育ったのね・・。

「よし、河童と一緒に写真撮ろう!あそこに河童大王がいるから!」

タ「うん!撮ろう撮ろう!」

俺達、恋人同士と言ってもいいほど馴染んでいるじゃない。

不倫や浮気している人も見かける

「なんか年の差カップルが結構いますな~」

タ「ほんとだ、あの腕組んでる人達なんて私のお父さんより年上ぽい・・でもあれって・・」

気がついたのだが、温泉街を歩いていると、ちょっと怪しいカップルをよく見かける

「そう!不倫ですよね?あのオッサン本当にスケベそうな顔してる・・。」

タ「ちょっと声が大きいって!」

そう、不倫や浮気をしている人にとっても温泉地は人気スポットなのだ。「人妻温泉不倫旅行」みたいにアダルト動画のタイトルにもなるくらいなのだ。

街中では彼女や奥さんと偶然出くわす可能性は意外にもある。手をつないでる現場を発見され、慰謝料騒動に巻き込まれる可能性も高い。

野々村議員

そこで「日帰りで行ける温泉」なのだ。滅多に知り合いに会うことはないので、そのようなうっかり事件に巻き込まれることは少ないのだろう。

不倫相手から「今度の休みどっか連れてってよ!」と言われたら一つの選択肢に加えてみては?ただし、領収書はとらないように!

・・温泉街散策20分後。

クソ寒い!!((((;゚Д゚))))河童とかどうでもいいわ!

支笏湖でやった流れをもう一度繰り返す二人。

タ「ううう!もう限界!手がかじかんで感覚ない・・」彼女の機嫌も少し陰りが見えてきた。

一緒に風呂に入る?

しかし、案ずるなかれ・・これは全て計算の上である。

「そうかぁ寒いよね~!ついでに温泉入ってあったまっていく?」

このセリフでズドン!イチコロなのである。

タ「わあ!いいね!入ろ入ろ!」

案の定な反応を示すタヌキ女。ククッお主も所詮タダの生娘ということよの。

「貸切風呂とそうじゃないのがあるけど?一緒に入る貸し切り風呂と・・」

タ「え?普通の大浴場でいいよ?」

「貸切風呂と・・」

タ「大浴場!」

「・・はい・・ですよね・・」

まだまだ彼女の牙城は崩せそうもない。

泣ける!温泉で包茎はアソコを隠す説。

ふる川温泉

定山渓で温泉に入ることになった二人。まだ付き合っているわけじゃない。がんばってみたものの、結局大浴場だ。

お邪魔したのは「ふる川」という温泉宿。小樽にも系列がございます。

大型の温泉旅館が多い定山渓温泉の中で、この旅館はお風呂が広い。多くの人と湯に浸かるのが苦手なYUTAROとしてはありがたい。

チンポの戦場大浴場。粗チン包茎だけどチャレンジ!

なぜなら僕は粗チンで仮性包茎

略していうと「THS」・・短小包茎早漏・・。

お湯につかると血流がよくなってチ〇コが大きくなる男が多い中で、我が愚息は全く逆の動きをする。縮こまってしまうのだ。

だから一人あたりのスペースが広い浴場は、包茎にとって重宝する。

受付で料金を支払って、ハンドタオルを買う。

「じゃあ40分後にね!」

タ「うん!お風呂上がったらメールするね!」

ここからは、男女別れて温泉を楽しむことになる。男湯に入ると、まずはスリッパの数を数える。

「5セット・・。敵は5人か!」

割と少ない人数だ。ヤレない人数ではない。脱衣場でテンポよく衣服を脱いでいく。・・が、パンツを脱ぐ時は集中力が必要だ。

誰も見ていない?いやいや油断は禁物。

包茎粗チンでも温泉に気持ちよく入る方法

さて粗チンでも温泉に気持ちよく入る方法を伝授したいと思う。自分のチ〇コに自信のない人は大浴場などの人が多い場所での入浴は苦痛になるもの。

そんな時でも心置きなく入る方法を考えてみた。

1.毛を短く切って置く

伸びっぱなしの陰毛のせいでアソコが隠れて小さく見えることがある。陰毛を短く切って置くことである程度アソコは大きく見えるのだ。陰毛を短くカットするとチ〇コの露出面積は増えるので、前もって切っておこう。

2.入浴前にとりあえず剥く、大きくしておく

包茎の人は入浴前にトイレに立ち寄ってとりあえず剥いておく、トイレで刺激を与えて大きくしておくことで序盤戦を他の戦士たちと対等に戦えるようになる。

3.お湯をかけチ〇コの血行を良くする

湯船に入る前に体を洗おう。その時にアソコにお湯をかけることでチ〇コの血行がよくなる。これによって縮こまっていたアソコが少しマシになる。(僕には効かないけど。)

またアソコを洗う際に手やタオルで刺激を与えることで湯船にたどり着くまでの間、ある程度の大きさに保つことができる。

4.堂々とする、他人のモノと比較しない

あえて比較しない。自分のコンプレックスを受け入れることで気持ちが楽になる。チ〇コの比較なんて無意味だ。

他の男のチ〇コなんて意外と気にしてないし、コソコソしていると逆に目立つ。

「コイツ小さいなあ・・」と思われても風呂から出るころには忘れられている。

逆に背筋をピンと伸ばして堂々とすることによってチ〇コや男としても立派に見えくるはず。堂々と風呂を楽しむことが大事だ。

心と体を剥きだして(ムケてなくても)裸の付き合いの時間を存分に楽しんほしい。でもそれができたら苦労はしない。

包茎は移動が大変

とりあえず、包茎をむいて正常なチ〇コに見せなければならない。それも高速で。

左で脱ぎ、右で剥く!これこそ職人技である。

あれ?あれれ?(´・ω・`)

油断すれば被ってしまうのが重度の仮性包茎の辛いところ。タオルで前を微妙に隠しながら、洗い場へ・・。

体を洗いながらチ〇コを思い通りの大きさにしていく。丁寧な手こね作業だ。

「さて、行くか?」

ここからはタオルはいらない。オヤジの汚いケツでも見なければ、湯船まで大きさを保っていけるからだ。

湯船に入ってしまえば、誰も本来の大きさなんてわからない。湯船に浸かる。

タヌキ女の裸を想像したりした。どんな形のおっぱいしているんだろう?どんな色?濡れた肩は?背中は?そして、髪を上げた時のうなじは?

(ムフフ・・ちょっと元気になってきた。次は露天風呂にも行きますか?)

再びチ〇コを微妙にいじって少し大きくする。露天風呂に移動すると、また二人の男がいた。

「どうも~♪」

ザバン。一礼してお湯を分けていただく。YUTAROは長風呂ができない体質。あと・・5分。追い込みにかかる。

そしてもうちょっとで出ようかと思ったその時・・。

(おい!なんだコイツは!)

包茎は巨根がいると風呂から出られない。

入口付近の男性一人が露天風呂から上半身を出し「ふうううい」という奇声とともに、足浴を始めたではないか?

足の付け根には立派なアオダイショウがぶら下がっている。

「俺の立派なチ〇コみてね!(^_-)-☆」

そんな言葉が聞こえてくる。憎々しいやつめ。

俺にも意地がある。あいつの前に粗チンをさらして出られない。

(どっちが長く風呂に入っていられるか?勝負だ!!)

しかし、その男は「ふううい」の奇声とともに出たり入ったりする。俺はずっと浸かっていなければならない。そのハンデは大きすぎる。YUTAROの体温上昇によるカラータイマーは点滅しっぱなし。これでは勝ち目がない。

(もうアカン・・)

俺は湯船の端まで移動すると、高速で立ち上がり、チ〇コを隠して足早に去るのだった。

(ホント包茎は辛いよ・・。)

風呂からあがると、苺ミルクを飲みながら、タヌキ女を待つ。

「YUTAROさんお待たせ!」

後ろから声が聞こえた。振り返ると、柔らかい笑顔でタヌキ女が立っていた。

ああ・・オレ頑張るよ・・。チ〇コ小さいけど一生懸命頑張るから。

惚れた彼女に告白した結果。思わぬ条件が辛い。

お願い

定山渓温泉で温まり、二人は札幌へ戻ることになった。

ここからが本当の勝負である。

「ドライブ楽しかった?」

今回のデートで彼女の心は充分にとろかせただろうか?

タ「うん!すっごく!なかなかこういうところ連れてきてもらったことないから嬉しかったよ!」

反応は悪くない。

「今日のオレ、紳士だったでしょ?」

タ「・・・うん・・そうだね」

「この男はどれだけ自分を楽しませるか?」女性が期待する重要な要素だ。

彼女を落とすまでは、その期待に見合う男を演じなければならない。

「この後・・ご飯食べれる?」

タ「全然いけるよ?」

「あれ?少食とか言ってなかった?」

タ「・・・うるさい。」

「次一緒にドライブいくときはお弁当でも作ってね。」

タ「まかせてウインナーでしょ?チキンナゲットでしょ?唐揚げでしょ?」

「・・栄養バランス大丈夫かね?・・まあ楽しみにしとくわ。」

タヌキ女との距離はもうほどんど感じない。今、告白でもしたら成功率はかなり高いんじゃなかろうか?

割り勘で居酒屋へ

二人が到着したのは札幌の大通りにある屋台風の安居酒屋。

タ「今日はたくさん運転してもらったから、夜ご飯はワタシがご馳走するよ。でも安いところでね!」

・・惚れた・・。若くして大阪子とはずいぶん違う。

「さすがに奢ってもらうのは恥ずかしいから、割り勘にしよう。」

安いビールを飲み、つまみに安いホッケを食う。周りの客層は若く、ワイワイガヤガヤと五月蝿い。

でも、目の前にいるのは、目が大きくて、タヌキ顔の可愛い女。彼女がいるだけで、とてつもなく楽しい。YUTAROはこの女しか見えていない。

最後のお願い

タ「もうそろそろ帰らなきゃ・・。」

「じゃあサツエキまで送っていくよ。」

居酒屋を出ると、真横を彼女がちょこちょことついてくる。

駅までは少し距離がある。あえてタクシーを使わなかったのは、少しでも長く一緒にいたかったから。

「ごめん、歩くの早かった?」

心なしかこの前よりも距離が近い気がする。

タ「ううん、大丈夫。YUちゃんに引っ張ってってもらうから。」

タヌキ女は、そう言ってYUTAROの腕を掴む。彼女のしぐさが可愛すぎて血流が速くなった。

それでも別れの時はやってくる。

「あのさ・・」

タ「うん?」

彼女の目がキラキラと街のあかりを反射している。

「その・・チューしてもいいですかね?」

キスの失敗から始まる告白

キス画像

彼女の唇がかわいすぎてついつい「お願いのキス」を口にしてしまう。

男ならガバッと強引にいかんかい!小心者なので相手の「許可」がないとできまへん(´;ω;`)

タ「だ~め!」

直球ですか?・・やっぱりお断りの言葉。予想していた通りだ。

しかし、俺は食い下がらない。今日は充分すぎるほど楽しませたはずなんだ。

「なんで?」と聞くくらいの情けなさは出してもいい。

タ「だって、軽いんだもん。他の人にも絶対言ってるって!」

タヌキ女が顔を背ける。若くして、なかなか鋭い子だ。

「ご、ごめん!そうじゃなくって!なんていうかタヌキ女見てるとその・・とてつもなくチューしたくなちゃうのよ。」

タ「あはは、なにそれw」

「じゃあしていい?」

タ「ダメ!」

「どうしたらいいの?俺の口って汚い?」

タ「ある意味では」

「マジか・・(´;ω;`)ちゃんと朝ヒゲも剃ったし、ミンティアも食ったよ?」

タ「そういうことじゃなくって。」

「じゃあどういうこと?」

彼女は絶滅危惧種の「古き良き女」

タ「だって、私たちお付き合いしてないでしょ?」

(古き良き女来たああ!)

「じゃあ付き合ってください。」

タ「なにそれ・・本気言ってるの?冗談なら笑えないよ?」

「いやもうこんなオレと付き合ってくれるなら土下座してお願いしたいわ。」

タ「じゃあ土下座してよ・・」

YUTAROは高速土下座の態勢にはいる。

タ「いやウソウソ!困る!」

「困るの?」

タ「うーん・・わかった!付き合う!でも・・」

告白成功!エッチは1か月させまてん!

タ「まだ完全に信用したわけじゃないから1ヶ月間はエッチとかはしないから。それでもいい?」

「なぬう!1か月もセックス抜きですと?それは困る・・どうしてそんなルール作っちゃうの?」

タ「じゃあお付き合いは無理かなあ・・軽い男に遊ばれるの嫌だし!(きっぱり)」

「私・・我慢します。エッチしたくなっても知らないからね!」

タ「それはこっちのセリフだよ!」

「オナニーは?オナニーはOKなの?」

タ「・・知らない。」

俺達は、駅前でなんつー会話をしてるんだ。

「ということは・・今から俺の彼女ってこと??」

・・コクリ。

自他共に認める、俺に彼女ができた瞬間である。

付き合う流れとしては最低レベルのカッコ悪さだけど告白成功なのである。(そもそも告白したと言えるのか?)

タ「ああ!電車きちゃう!じゃあ、私そろそろ行くから。」

「え?ちょっと待って、キスは?セックスダメなのに、キスもダメなの?」

タ「・・・もう♡」

チュ!彼女は唇に軽くキスをすると、顔を赤らめて札幌駅の中に消えていった。

(うおお!おめでとう!俺!)

寒い冬が来ると今でも思い出す、彼女の優しくはにかんだ笑顔と柔らかい唇の感触を。

そして彼女は俺がとんだゲス男だということを知らない。

 

続く➡浮気?彼女に内緒で元カノと温泉旅行した。女の勘はめっちゃ怖いぞ。