浴衣はエロい。薄っぺらい生地に、ガードの緩い「えり」と「すそ」。
その帯をほどけば、あっという間に裸体へアクセスできてしまう。
その危なっかしさと防御力の低さゆえ、美しい動作と恥じらいを彼女から感じることができる。
そして何より日本文化に溶け込む、浴衣独自のナチュラルなエロスがたまらない。
(ワイは・・ワイは・・浴衣が大好きや!コスプレも好きだけども!)
浴衣でエッチが燃える!
散歩から戻ると、部屋には二つの布団が並んで敷かれていた。布団の間に少しだけ隙間が空いている。
(あれ?カップルと思われて無かったのかな?)
隙間を少し空けるのは、旅館業界の暗黙のルールなのかもしれない。
俺は布団の端っこを掴んでくっつけた。そしてゴロリと寝転ぶ。ふっかふかの布団は最高ですね!
「ほら・・こっちに来いよ。」
俺は彼女に向けて手を広げて言った。カモンベイビー。
股間のあたりがムズムズとする。ああ、居ても立っても居られない。
浴衣の裾からのぞく、彼女の細く白い足がとても美味しそうなのだ。
苺「うーん・・先にお風呂入っていい?メイクも落としたいし・・。」
下心を見透かすように彼女は言う。
ほら、想像してごらん。
化粧でバッチリ決めた浴衣姿も良い。だけどそれは「よそ行きの浴衣」だ。お祭りのヤツだ。
しかし、ここは温泉旅館でございます。
濡れた髪にスッピンこそが、浴衣本来のあるべき姿ではないだろうか?
幸い彼女はまだ22歳。肌にも張りがあってスッピン姿も美しい。助かった。
苺「長風呂しないから、寝ずに待っててね♡」
そう言って、彼女俺に軽くキスをしてくれる。
(・・ならば待とう。いつまでも。)
彼女はポーチとタオルを手に取り、羽織を着なおすとそそくさと部屋を出ていった。
(うむ・・羽織モードも悪くない。)
帯はほどいて、ぐちゃぐちゃに乱れさせちゃう?
それとも、しっかり浴衣を着せたままチラリズムを楽しむ?
あえて羽織だけの新パターンを開拓するのも悪くない。
彼女を待つ間、俺はそんな妄想を楽しんでいる。
念のため勃起薬は飲んでおく。
俺は財布からバイアグラを取り出し、前歯で少しかじった。「心と身体の保険」である。
スタンバイOK。これでオイラの息子は少し上を向くはずだ。
俺はバイアグラをラップに包んで、常に財布の中に入れている。なぜならセックスは臨機応変に対応しなければならないから。
「あれれ?立たないや。あはは・・。」は言い訳にならないのだ。
「バイアグラ×彼女からメール」で心拍数マックス。
携帯を開くと衛生女(もう一人の彼女)からメールが入っていた。内容をチェックする。
衛「YUちゃんの家近くで飲んでるんだけど・・今何してる?」
ドックン・・。バクバク爆ッ!
俺の心臓が大きく早く鼓動する。バイアグラの効果が出るには少し早いぞ。
(やっべえ!!)
とっさに言い訳を考える。
「友達と飲んでるから今日は帰るの遅くなりそうだわ。ごめん。」
衛「そっか。じゃあ今日はもう帰る~。飲み過ぎんごとね。」
人見知りの彼女なら、きっとこれで大丈夫なはず。バイアグラを飲んだせいもあって、余計に動悸が増幅していた。
ガチャ。バタン。
苺「やっぱ温泉って最高だあ!」
(ビクッ!!)
叫びながら苺女が部屋に飛び込んでくる。
(ドッドッドッ!)
俺の心臓は爆発しそうなほど高鳴っている。驚きを表情には出さないように、携帯をそっと枕元に置いた。
浴衣のエッチがめっちゃ燃える
「お・お、お!おかえり。リラックスできた?」
苺「夜の温泉も凄く良かったよ!YUちゃんも入ってきなよ。」
瘦せ型でセクシーとは言えない彼女だが、浴衣姿に濡れた髪が色っぽい。
「うーん・・。さっき入ったしいいや。」
苺「お風呂午前0時までだって。」
「それじゃ後で入ろっかな?そんなことより・・ほらこっちにおいでよ。」
俺は掛け布団を広げ、彼女を誘致した。
苺「なんで標準語になっとーと?w」
笑いながら、パタパタとやってくる。そして俺の横に寝転がる。
「クンクン・・いい匂い。」
湿気を帯びた彼女の髪からは、シャンプーの匂いがする。女の髪の匂いは、犬の耳の臭いくらいクセになる。ずっと嗅いでいたい。
「今日は本当にありがとう・・。こんな風に祝って貰ったの初めてかもしれない。嬉しいわ。」
苺「えーw照れますがなwでも頑張った甲斐があったばい!」
彼女は照れくさそうにフフッと笑った。
『初めて』という言葉は、使いようによっては、なかなか効果的だ。たまに付け加えてやると『最高』の表現になる。
浴衣姿の彼女はいつもより色っぽい。
「なあ・・そろそろ良いだろ?」
そう言いながら、彼女の首筋にキスをする。
苺「わーwそんなセリフ初めて使った人見たw」
頭の上でキャッキャと笑う声が聞こえる。そんな声を聞きながら、俺はチュッチュと唇で、浴衣から覗く細い鎖骨に愛撫を繰り返した。
くすぐったそうに笑っていた彼女も次第に吐息を漏らし始める。覆い被さるようにして、その血色の良い唇にキス。彼女の舌や唾液はいつもよりも熱く感じる。苺女はいつの間にか真剣な表情になっている。エッチの時に見せる『この表情』がすごく色っぽい。
浴衣は少しずつ脱がせるのがいい。
浴衣は少しずつ脱がせるのが、オツってもんだ。
俺は彼女の浴衣の襟を開き、舌先を鎖骨から、その白く小さな胸へと這わせて行く。少し鉄臭い匂いがするのは温泉の匂いだろうか?
帯を外して、さらに・・下へと進んでいく。ぐしゃぐしゃになった浴衣は完全に行き場を失っている。
骨盤を舌先でグリグリ舐め回すと、彼女はくすぐったそうに身をよじった。もったいぶりながら秘部へと到達する。
小さな突起を優しく吸ってやると、「・・んんっ。」と可愛く鳴いた。じっくりと存分に愛撫すると、みるみる大量の愛液が溢れ出して彼女を濡らす。かなり濡れやすい子だ。
指が一本すんなりと飲み込まれて行く。中を優しく刺激する。
苺「・・キモッちいい。ああ・・」
身体を重ねる度に、彼女のあえぐ声も、大胆になってきている。
指で激しくかき混ぜてやると、「んーー!」と甲高い声を出して、ヒク付いた。
(さては・・イキましたね?)
苺「はあはあ・・YUちゃんもしてあげる。」
「・・お世話になります。」
どちらかと言うと献身的な彼女は、人を悦ばせるのも好きらしい。
枕元にゴムを忍ばせておく・・それが紳士のたしなみ
さすがは俺より年上と付き合っていただけはある。ウブだと思っていた彼女も、慣れてくればエッチも積極性を見せはじめる。
(ここ・・好きでしょ?)
そう言わんばかりの表情をしながら、オイラの大好物であるお乳首様をペロペロ・・。
(ほうほう・・。これはこれは・・。)
彼女の舌先で行ったり来たりする、俺の乳毛も悦んでいた。
「うう・・キモチイイ・・。」
これだけで白飯三杯はイケる代物だ。既にバイアグラのドーピング効果によって、ピンと天井を向いている愚息だったが、彼女のお乳首ペロペロ効果で天井を突き破って、上の階に顔を出す勢いだ。(自称)
「下も・・舐めてちょーよ。」
俺は名古屋弁で願い出る。彼女のフ〇ラは、まだそれほど上手く無いが、舐めて頂けるだけで人生儲けもんである。
「くうう・・最高だな!」
彼女はチラっとこっちに目をやり、嬉しそうに口角を上げた。前の彼氏には散々怒られたらしいが、その分俺が褒めちぎってしんぜよう。
「・・そろそろ入れちゃってもいい?」
そう言うと俺は枕元に隠して置いた、コンドーム先輩をそそくさと取り出す。
苺「っちょwなんでそんな所にあると?・・人がお風呂入ってる時に何んしよったとね?w」
呆れた表情で苺女は言う。10以上も年下の彼女に呆れられるのだから、俺の精神年齡の低さもたいしたもんだ。
「あの・・紳士のたしなみとして・・。」
苺「全然かっこよく無いしw」
「コンドームは任意で」付けなくてもいいの?
「でもゴム付けたほうが良いでしょ?」
苺「うーん・・付けたほうがいいけど・・そこはYUちゃんに任せる。」
ふと脳裏に赤ちゃんを抱いたヤンママの苺女が浮かんだ。
(生でしたら気持ちいいんだろうなあ・・でもゴムはちゃんと付けよう!)
ゴムを装着して未来のヤンママを防止する。
ヌリュ・・。
濡れきった彼女の若い秘部は、ゴムに付着していたローションよりもねっとりと絡みついた。そしてスムーズに息子を飲み込んでいく。
彼女の体温が、じんわりと浸透してきて暖かい。
ズニュッチョ!ズニュッチョ!腰を振る度に息子は熱くなっていった。
苺「あん!今日すっごく気持ちいい・・。」
静かに彼女はつぶやく。
「俺も・・なんでだろ?」
なんでだろ?は余計な一言だった。
ピタン!ピタン!
バックで勢いよく突くと細く引き締まったお尻が、小さく振動した。そしてぶち当たるたびに彼女は犬のような声で鳴いた。
苺「はあはあ・・YUちゃん・・この体勢は嫌。」
「え?・・痛かった?」
苺「・・顔見ながらが良い。」
(キュンキュンさせやがって!キュンキュン大魔王か!)
もしかするとエッチなんてものは、正常位だけで良いのかもしれない。でも吾輩は騎乗位が一番好きである。
「ふう!ふうう!そろそろイってもいい?」
苺「ああ!ギュってしてええ!」
ド・・ドクン!・・ドクン。
お互いが強く抱きしめあいながら果てる。鼓動に共鳴するかのように、彼女はキュッキュと俺の息子をしばらく締め付けていた。
加齢臭?ボクは汚いし臭いオジさん。
はしゃぎすぎた夜が明ける。腰からは鈍い痛みがする。この年になると、前日の疲れは翌日に跳ね返ってくる。
なかなか動けずに、ぼけーっと天井を眺めていると、苺女が部屋に戻ってきた。どうやら朝風呂を堪能していたようだ。
苺「YUちゃんもお風呂行ってきなよ。朝風呂気持ちいいよ?」
「温泉は成分が濃いから、入り過ぎるとだるくなるよ?」
苺「でもほれ!美肌になったとやろ?」
「おう!プニプニ!卵肌やん!じゃあ・・朝飯前にヤっとく?」
苺「ヤダ!結局、昨日の夜はお風呂入ってないやん!汚いし臭いよ?」
ああ、山の中の露天風呂は最高だ。
ああ、川のせせらぎと、森の清々しい空気。
ああ、春を迎えた小鳥たちの喜びの歌が聞こえるよ。
ああ、俺ってば汚いし臭いの?加齢臭でとるん?
「さて、行くか・・俺って臭いし。」
苺「ちょ!すねないでよ。もう臭くないから。」
「ホントありがとうな。最高の誕生日プレゼントだよ。・・俺みたいな汚い男にはもったいない。」
苺「うん・・なんだか名残惜しいね。」