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真面目&天然?お先に失礼?

年上じゃないとダメとか言われると、オジさん少しヤル気になる件。

▷天然ロリガールとの出会い編の1話目を見る

にぎわった店内で、美味しい魚と酒を口に運ぶ。

毎回日記に書いているけど、外食は久しぶりだったりする。

「最初見たときに未成年だと思った。」

ロリ「それよく言われる!顔が幼いみたい・・。コンビニでタバコ買うとき身分証出させられたり。」

「もうちょい年をとったら若く見られた方がお得だよ。てかタバコ吸うんだね・・。意外。」

ロリ「ですかね?もっと大人っぽく見られたいよ。タバコは・・止めたいんだけど・・。」

酒も入って自然と声がでかくなってくる。それは俺たちだけじゃない。店内にいる他の誰もが相乗効果で大きな声を張り上げている。(気がする)

 

席を一つ隔てたところでは、1人で来客している男性が、何やら食材のうんちくについて、板前さんに話しかけている。

きっと食ベロガーなんだろう。(雑)

 

「ロリ美って可愛いらしいから、モテそうだけどね。」

ブサイク意外には、毎回言うヤツ。

ロリ「うーん。全然そうでもないっすー。」

「彼氏はどのくらいおらんの?てか・・年上の男性とかどうなん?」

ロリ「彼氏は・・3年いない。むしろ年上じゃないとダメかも。ワタシ天然なとこがあったり鈍かったするから、同じ年とか年下だとイラつかせちゃうみたいで。」

確かに三人の少年を「永沢君」でひとまとめにする当たり天然なのかもしれない。

「自覚してるならいいじゃない?本当の天然は、自分のこと天然ってわかってないからね。」

会話を繰り返していると、たしかにロリ美の喋り、どこか独特なものがあり、たまに極端に幼く感じることがある。

例えば猫を「ニャンニャン」と自分流にアレンジしちゃうような感じだ。

2人きりなら良いのだが、公共の場でそれを出されるとちょっと恥ずかしい。

幸い店内の賑やかさで、彼女の「天然用語」がかき消されたのは助かった。

 

「送って行かなくて大丈夫?」

ロリ「そんな悪いよ。まだ電車あるから。」

まだ午後9時。どうやらロリ美は、明日の仕事が早いらしく、まさかの一次会で解散することになった。こちらはまだほろ酔いにもなってない。

うむむ、実力不足だったか・・。これは次回は「無いパターン」の奴だわ。

 

そう思ってた矢先だった。

ロリ「あっ・・そうだ!LINE教えてもらってもいい?」

「え?・・いいの?」

ロリ「変な人じゃ無いってわかったし。」

「・・・おいおい失礼だな。」

ロリ「あはは・・ごめん。」

「じゃあフルフルしまっせ!」

「・・うん。」

 

フルフル。

フルフル。

 

フルフルをすると、彼女は改札の中へと消えていった。

 

俺は彼女を見送ると、家へと歩きだすのだった。

 

清川の交差点に差し掛かり、信号は赤になる。

信号待ちの間、手持ち無沙汰になった俺は、スマホを取り出して、ロリ美にLINEを送ろうと思った。

 

あれ?あれれ?あれれれ?

ロリ美が見当たらない。

続く➡果報は寝て待て。