彼女のお願いが「おしっこかけて欲しい」だった
無事彼女をパイパンにすることができた。
彼女の足元にはまだカミソリで剃ったの細かい毛が残っている。それをシャワーのお湯で流していると、神妙な顔つきで伊達子が言った。
「YUちゃんお願いがあるんだけど・・。」
もしかして金か?ここまで来て金を取るのか?
「これ以上はシステム的に二万円ほしいな。」
伊達子がそんなことを言うんじゃないかと想像してしまっている。
援助交際はしない主義だぜ!
俺は決して高尚な人間ではないけれど、援助交際はしない、そこはこだわりがある。
出会い系サイトでは、援交専門で利用している人が多く存在する。
そういう人にお金を払ってしまえば、簡単にHな関係になることができるけど、俺的には性処理だけなら風俗のほうがいい。
あえて素人さんがいいという人もいるかもしれないが、我慢を重ねて数々の誘惑を乗り越えてきたのだ。
「な、なに?どしたの急に。オイラは身構えるのだった。」
とてつもない彼女の性癖。
人間だれしも大小の性癖は持ち合わせている。
外でHをしたい。体を紐で縛られたいなどのSMプレイである。
たとえばYUTAROの場合は乳首がたまらなく好きで、そこをできるだけ刺激されていたい。
口でするとかは結構どうでもいい。これは性癖というよりも性感帯か?
あとは女性にコスプレをしてもらいたい。衣服を着たままパンストを破いてするのが興奮します。
ちなみに、パイパンプレイをしたのは初めてで、これはこれで悪くないと思った。
これからも女性側の許可さえもらえればチャレンジしてみたい。
さて彼女の性癖とは・・。
「私にオシッコかけて欲しいの。」恥ずかしいそうに言う伊達子の呼吸が荒い。
オシッコをかけて欲しいという女
「えっ?おしっこですか?」
俺は唖然として思考がピタリと止まる。
おしっこって・・排尿のことですよね?
「え?え?どゆこと?」
こいつはなにを言っている?理解不能な言葉を必死に解読する。
「だから・・私にオシッコかけて。」
自分の性癖をカミングアウトしたせいで彼女の顔がみるみる赤くなっていく。
「オシッコって俺が?君に?かけるの?」
伊「・・うん。」
「おしっこだよ?排泄物だよ?汚いよ?」
伊「うん。知ってる。」
「変態なの?」
伊「たぶん・・きっと。」
真剣な表情で言う伊達子。これはどうやら冗談ではなくて本気のようだ。
パイパンにさせて頂いたので、できるだけ彼女のリクエストには答えたいが人様にオシッコを書けるのはと抵抗がある。
そしてこの状況でちゃんと排尿できるか、人としてそんなものをかけられるのか?
まてよ・・飲尿療法というのもあるくらいだ。もしかしたら健康にいいのかもしれない。
「わっ、わかった。でも訴えないでね。」
伊「・・うん。もちろん。」
はよかけんかい!そんな苛立ちの表情が伊達子に浮かび始めている。
排尿スタンバイOK!
YUTAROは己のホースを手に取ると蛇口を緩める準備をした。
「じゃあどこにかければいいの?」
伊「顔がいい。」
「か、かお?・・マジか!・・わかった。」
それにしても、どうしてこうなった?
伊達子の顔にターゲットを定めると、尿が上がってくる感触を覚える。いきます!
ジョボジョボジョボジョボビッチ!
彼女の顔に見事に命中した黄色い液体。
メイクがどんどん崩れてさらにブサイクになっていく。そしてもれなく、自分にもお釣りが帰ってくる。
(とうとうやっちまった!)
ニューワールドの扉を開く音がする。
尿がしっかりと止まるまでの数十秒。液体でビショビショになりながら彼女は恍惚の表情を浮かべていた。時折、呼吸で飛沫が弾ける。
征服感が凄い。男女問わずオシッコプレイに興奮する人もいる。
しかしなんだこの征服感は!心臓が強烈に高まり。 排尿をしながらも息子は大きくなっていく。
バスルームにはかぐわしい臭いが充満していた。
変態プレイとは・・・意外と悪くないかもしれない。
世の中には男女問わずオシッコプレイに興奮する人は一定数存在する。
風俗では「オプション」の定番になっているほどだ。
またオシッコは動物の自己表現の一つとも言える。
例えば嗅覚の発達した犬は縄張りを主張したり、自分をアピールしたりするのに尿を用いうるのだ。構ってほしい時なんかもあえてイタズラに使ったり。
人間も所詮動物である。排泄物に性癖を見出したり、かけたりかけられたりすることで征服感や背徳感を満たしたりする。
かけられた彼女の感想。
「うふぅーブルブル!どうだった?」
伊「最高。やっぱりすごい興奮する。」
一体彼女はどうしてこうなったのだろう?
きっかけは?誰がこんな教育をした?
でも、今ここでそれを聞くのは野暮ってもんだぜ!早くシャワーで流して事の続きを始めようではないか!
伊「ふうう、私たちいいお付き合いができそうだね!」
「そ、そうだね。」
俺もオシッコをかけられてみる
伊「じゃあ、私の番だね・・かけてあげる。」
「へ?なにを?」
彼女はYUTAROをしゃがみこませると、足をお風呂のふちに乗せターゲットを絞り込む。
伊「どこがいいかしら?」
ジョボ!ジョボ!ジョボ!
「まって!待って!そこは頭~!!」
まさかのヘッドスパである。征服していたと思ったら実はされてたナリ。
でも体に伝わる生暖かい感触は意外にも悪くなかった。
これも一種の愛情表現なのかもしれない。
生暖かい感触が頭皮にほとばしる。
YUTAROの場合、おそらく他の男性よりも頭の感覚には敏感だ。毛があまり残っていないのだから・・。
36度前後の熱を持った液体は頭から顔へ・・
そして様々な場所を通って流れ落ちていく。
「ちょ!ちょっとオシッコかけてるの、頭だって!ぶ!ぶふぁ!」
俺のほうが経験値は高いはず・・そうたかをくくっていた。
彼女が尿をかけて欲しいと言ったときは戸惑ったが、そういうプレイも風の噂で聞いていた。
こういうのをアブノーマルなプレイというのだろうか?
しかし、思ったよりも動じていない。だからすんなり彼女の顔めがけて排尿できたのだと思う。(人間緊張するとなかなか出ないもんだから)
セックスっていうのは、正常位で腰を振るだけが正解じゃない。
一部の人が行っているこういうプレイもきっと人間の本能の一部に刻み込まれているのかもしれない。
そして、変態とセックスに至ったのだから、YUTAROもある程度覚悟は出来ていた。
しかし・・頭は聞いてない。
まだオシッコという存在が汚いという意識がある。これを乗り越えなければ、アナルとかはまだまだ先の話だ。
YUTAROは必死で呼吸を止めた。
何十秒たっただろうか?とても長い時間に感じた。もしかしたら彼女はこの時のために溜め込んでいたのだろうか?
呼吸ができない状況にパニックになりながらも、なんとか伊達子の尿を受け止めきった。
「ぶはああ!はあ!はあ!ペっ!ぺっ!」
荒い呼吸で必死に酸素を取り込む。
SとかMとか変態とか曖昧な基準にこだわらない
「こら!初心者の頭に直接かけるのは難易度高すぎるでしょう!ヽ(`Д´)ノ」
伊「そう・・?こういうのは一気にステップアップしたほうがいいのよ。」
さっきとは違う、高慢な発言と満足げな表情。もしやこいつ・・Sよりの人か?
伊「それで・・?どうだった?オシッコかけられて興奮した?」
「うーん・・どうだろうね。どっちかっていうと、かけてるほうが興奮した。」
やはりオシッコプレイは向いていないのかもしれない。
伊「そっか~そっち側なんだね。」
「伊達子はどっちなの?かけるほうが好き?それともかけられるほう?」
伊「私はどっちも好き。てかあんまりこだわらないかな?」
「それってSでもMでもないってこと?」
伊「オシッコをかけたらSとかかけられたら、Mとかそういうのじゃないから・・そもそもSとかMとか変態だとかの判断基準ってあいまいじゃない?」
「・・そうだね。」
伊「気持ち良ければ・・どっちでも良いじゃない。」
なんだかよくわからないが、彼女の言葉は妙に説得力を含んでいた。
別にカテゴリーにはまらなくてもいいよね?
たしかにSとかMとかそういうカテゴリーの型にハマってしまったり、「俺はSなんだ・・」と思い込むことは、単に決めつけているだけで、新しい自分を発見する上でも思わしくないのかもしれない。
そんな人間の精神状態やこだわりなんてものは、いろいろな条件で思ったよりも変化するのだから。
今日はS、明日はMでもいいじゃない。
それにきっと彼女は排尿プレイをこよなく愛しているのだろう。
伊達子が急に大人びて見えてくる。それは彼女に対する畏敬の現れだろうか?
伊「じゃあそろそろセックスしちゃいましょ!」
「え?このままで?体洗わないの?」
伊「せっかく浴びたのに勿体無いじゃない。」
そういうと形の整ったお尻をこっちに向けてくる。
洗面所に置いておいたコンドームを取り出し装着すると、彼女の陰部にターゲットを定めた。
伊「ううん・・!入ってくる!」
「・・は、入った。」
伊達子のお尻に打ち付けるように腰を振り始めると。
ジャッジャッジャ!
なにやら飛沫が吐き出される音がする。どうやら、伊達子がハメ潮を吹いているらしい。
エロの塊のような女だ。ブサイクなのに・・。
むせ返るような臭いのするバスルームで懸命に腰を振る。
伊達子の喘ぎ声と漏れ出る液体。YUTAROはなにも考えない。
AV男優ように動こうとか、次はこの体位で攻めようとか・・そんな雑念はない。
ただ懸命に腰を振るだけ。
DNAに刻み込まれた野生のままの感覚。そして開放。
「うっ!うっ!」
気がつけば、大量の射精をしていた。
彼女にまた一つ教わった。・・これが自由か。
バイバイ変態な仙台の女(ひと)
「ピピピッ!ピピピ!」
目覚ましの音が近づいてくる。人工的な機械音で目を覚ますのはうざったい。
右腕に人のぬくもりを感じる。背中越しにYUTAROの腕を抱くようにして眠る女が一人。伊達子だ。
YUTAROは振り返るように寝返りを打つ。
・・・やっぱりかなりのブサイクだ。
掛け布団を少しめくると、伊達子のキレイな胸が見える。
この素晴らしいボディとは対照的にこのお顔・・。
神様はいたずらっ子だ。
昨日は盛り上がってしまって結局午前の3時までいろいろなセックスを楽しんだ。
香ばしい記憶がよみがえる。
彼女の技術は全てにおいて難度Cだ。一体どこで会得したのだろうか?
男性の性感帯をここまで知り尽くしているとなると興味がわいてくる。
伊「ううん・・今何時?」
「9時だよ。」
伊「大変!もうそろそろ出なきゃ!」
じゃあね!程度の別れの言葉を置いて、彼女は部屋を出て行く。
起きがけのもう一発はできなかったが、これくらいサッパリした別れも悪くない。
電気ケトルでお湯を沸かすとインスタントコーヒーを入れる。
俺はそれを飲みながら、手際よく旅支度を始めた。
「さて、いきますかね?」