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タイトスカート

タイトスカートはあの頃のまま・・。

タイトスカート

懐かしいタイトスカート。足を引きずりながら衛生女と合流

「ふぐ!・・足痛え・・泣」

年老いた俺は、もう走れないということを気づかされた。

それでも足を引きずりながら別府橋を登りきると、そこに懐かしい姿を見つけることができた。

別府橋で立ち止まっているのは衛生女だった。

履いているタイトスカートは以前(一年半前)と同じものだった。

「衛生女!お待たせ~!」

衛「お!やっと来た!久しぶりだね~」

「律儀にスカート履いてきてるね(笑)しかもあの時と一緒の奴やん。」

衛生女は以前に会った時と同じスカートを履いていた。彼女のスカートは少しだけしわが寄っていた。

衛「そっちが履いて来いっていったんでしょ?てかよく覚えてるよね。私、スカートほとんど履かないから。あんまり数持ってないの。」

「足キレイなんだからもっと足出してもいいと思うよ。ジーンズも似合うけど。」

衛「・・もう・・。お世辞はいいよ。」

ツンとした雰囲気の彼女だが、照れた表情はとても可愛らしい。

俺はその場で○ァックしたくなった。ただしここは人通りの多い橋の上。

そんな感じで二人が久しぶりの対面を喜んでいると雨がパラパラと降りだした。

「ヤバい・・雨降ってきちゃったね・・とりあえず店に入ろ!」

衛「うん!」

これから雨脚が強くなるかもしれない。二人は急いで六本松に向かった。

衛「ヤバい雨強くなってきたね・・てかなんで足引きずってるの?」

「さっき走ったら、ふくらはぎのスジやっちゃったみたい・・。」

衛「あらら・・大丈夫?すっかりオヤジだねえ。」

「・・・泣」

二人は六本松交差点のすぐ近くにある焼肉屋「牛兵衛」に入った。日章旗にっぽい看板が目印(笑)

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かつて「九州大学六本松キャンパス」があったこの地には、学生でも入りやすいリーズナブルなお店が多く存在している。

ちなみに九州大学の六本松キャンパスは糸島の何もない場所に移転してしまい、長い間、六本松の一等地に九大の大規模な跡地が放置されていた。

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ようやくこの広大な敷地に買い手がつき大型マンションなど大きなプロジェクトが推進されている。

この街も新しく生まれ変わろうとしている。

 

「焼肉とか大丈夫?明日仕事でしょ?」

衛「大丈夫!仕事中はマスクしてるからw」

「そういう問題?」

衛「そういう問題。患者さんの口のほうがよっぽど臭いしw もうお店入っちゃったから口臭の話は無しね!」

「ああ・・ごめん」

衛生女は以前よりもワイルドになっている気がする。

女性が年を取るにつれてたどる道なのだろうか?

年老いても結婚しても「女」は捨てないで欲しいと思う。

「ビールうまー!タンうまー!」

衛「カルビうまー!ハラミうまー!」

「サガリうまー!ミノうまー!」

網で焼かれた肉をパクパクと口に運ぶ二人。

焼肉というのはハイペースで満腹になるので、こみいった話がしづらい。もともと口数が少ない彼女だ。

ただし、美味そうに肉をほおばる姿はなかなかに幸せそうだ。

「ぐふ・・」

ハイペースで胃袋に飲み込まれていったお肉たち。その動きも鈍くなってくる。

衛「お腹いっぱいだね・・。」

「うん。もう食えねえ。」

衛「この後どうする?」

「とりあえず衛生女の家で飲みなおそう。ゴロゴロしたいわ。」

衛「いいけど・・またお腹がゴロゴロ言うんじゃない?」

「仕方ないじゃんお腹弱いんだから。もう笑わないでね。」

以前とは違ってちゃんと部屋が片付いているようだ。もう待たされることはない。

俺は安心して衛生女の部屋へと向かうことにした。

 

続く➡家に上がり込んだ俺は彼女のアレを捲し上げる。