名阪国道で大阪へ。初めての女の子と約束の再会。
名古屋で過ごした友人達との一日が終わり、俺は西へと向かっている。
久しぶりに帰った実家でも全くゆっくり出来なかったが、両親に顔を見せられただけでも良しとしよう。さて、次に向かう先は愛すべき「大阪」だ。
出会い旅前半の「遅刻」、「すっぽかし」、「予約したホテルに泊まれない」というグダグダさと比べれば、後半戦の完璧なスケジュール管理に自分でも驚きを隠せない。
下手にホテルを取らないほうが、出会い旅では行動に束縛がかからない分、スムーズに事が運ぶ。(体力的に死ぬけど)
「あー。飛田新地いきてー。」
そんな事を呟きながら、名阪国道(名古屋から大阪を結ぶバイパス道路。自動車専用道路。)をひたすら進む。
名阪国道の強烈なアップダウンも、無謀なスピードでコーナーへ突っ込んでいるプリカスも、どこか既視感があって、大阪へ近づいている実感をくれる。
あの騒がしい、大阪の街と人がYUTAROを待っている。
YUTAROは、夕方に大阪市へと入る。複雑な都市高速をぐにゃぐにゃと進んでいく。大都市の都市高速は本当に手に汗握るぜ!
都市高速を降りて、コンビニでコーヒー休憩を取る。そしてアポの時間が来るのをじっくりと待った。
「YUちゃん。もうそろそろ駅着くで。」
LINEでメッセージをくれたのは、大阪のヤンキーっぽい男前ガール破天子だ。
破天子の紹介
年齢:20代後半
出会ったサイト:ワクワクメール
出会い旅2014の記念すべき初アポの女、猛烈な台風の中、遊んでくれる強い子。しかも翌日の京都観光まで付き合ってくれるいいヤツ。見た目はどこかヤンキーっぽい、しゃべりもバリバリの大阪人風の姉御肌(年下)
破天子との前回➡【大阪の出会い】悪天候デート!姉さんの男前っぷりに惚れるボク
あれからもう10日経ってんのか。この旅ももうずいぶん長引いたな。
JR玉造駅で待ち合わせ
「えーっと待ち合わせは玉造駅だったよな。」
大阪は会いやすいので、いろんな場所でアポしてきた。でも玉造(たまつくり)は初めてだ。
大阪の玉造は、中央区、天王寺区にあり、地名は変わるが東成区にも面している。まあまあ都心にあり、大阪城も近い。
※玉造駅。以前は地味な駅だったが、YUTAROが来たときはカワイイ駅ビルが出来てた。
JR玉造駅の近くにある有料Pに車を停めて、駅へと向かう。その途中で、破天子からLINE電話がかかってきた。
破「もう駅の入口でおるで。」
電波は悪かったが、彼女のはっきりとしたメッセージは聞き取れた。
「おーい!おーい!破天子!」
そして入口で待つ彼女を見つける。
玉造(たまつくり)の由来でバトル勃発
破「おーい!とか本当に言う人久しぶりに見たw。てか・・YUちゃん顔疲れてんな。」
「え?マジで?」
破「目の下クマできとるで。」
「きのう三回転したから・・いや・・なんでもない。」
破「あっ・・いいものあんねん。」
破天子はビックカメラの袋から何かを取り出した。
「なにこれ?ニュータイプの電マ?」
破「アホwここにビューティーって書いてあんやろ?美顔器!」
「え?・・これくれるの?」
破「29,800円でポイント10%だったから、5万円でええわ。」
「商売上手~w」
破「YUちゃん。玉造ってなんでたまつくりっていうか知ってる?」
「話がコロコロ変わるな。」
破「この辺りは、ほら真田幸村と関係が深い場所なんやで。」
「ほう・・俺、真田幸村好きやで。」
破「なんか戦国時代くらいに、ここで鉄砲の玉を製造してたから玉造って言われるようになったんやで!」
どや顔で破天子が言う。
「なんかアバウトな情報だな・・。真田幸村はどこ行った?ええんか?Wikiるぞ?Wikipediaるぞ?」
破「ははん!どうぞご勝手に!」
「古墳時代に勾玉などを製作する玉作部(玉造部)がこの地に置かれていたことが地名の由来とされている。(Wikipediaより)」
「あれれ?おかしいな?作ってた玉は『鉄砲の玉』じゃなくて、『まが玉』じゃないかあw」
破「親戚のおっちゃんが言ってたんやあああ!ウチは悪くない!」
彼女は顔を真っ赤にして叫ぶ。
「玉造ってなんでたまつくりっていうか知ってる?www」
破「YUちゃんそういう事してたら嫌われるで?ホンマやめたほうがええで?」
「えー!・・ごめんなさい。やっぱり鉄砲の玉作ってたでいいよ。」
大阪女子のツッコミは守備範囲が広くて楽しい
「や台や玉造町」へ
彼女のご機嫌を取りながら、居酒屋「ここはや台や」へ入店。財布の中身が寂しい時は、やっぱりチェーン店が助かる。午後7時までドリンクが半額なのも嬉しい。
俺達は二階席へ通され、小上がりの座敷へと座る。二人で使うには無駄に広い。
隣で学生風のグループが、男女入り乱れて盛り上がっていた。コンパ中なのかもしれない。
「姉さん何飲まれますの?」
破「ウチはハイボールが良いな。」
「じゃあワテも。」
おつまみに厚焼き玉子や刺身、串揚げなんかも注文する。
「それでは、乾杯でございます。この前は京都観光まで、付き合ってくれてありがとうね。」
破「そういえば清水寺で買った派手な扇子・・部屋に飾った?w」
扇子の存在などすっかり忘れていた。あれから一度も箱から出してないとは言えない。
そもそも俺は自宅にすら帰ってないのだ。(※全国旅してるのは秘密です。)
「ああ・・めっちゃセンスよかったで。」
破「・・・。」
彼女が殺気に満ちた目を向けてくる。
大阪人にツッコミ入れてもらう悦び。
「もうすぐ11月かあ・・今年も終わりだね。」
破「失敗をごまかすの下手すぎるわ。」
「なんか大阪城行きたいなあ・・。という事で今日は家に泊めてくれまへん?」
破「なんで急にその話になるん?しれっと凄い事言ってへん?」
大阪女子はいちいち拾ってくれるので面白い。大阪人にとってツッコミとは『親愛の証』なのだ。(と勝手に思っている。)
「そうそう、旅行に行ってたから、破天子にお土産があるんよ。」
破「どこ行ったん?奈良?」
「奈良はさすがに近すぎるわw」
破「じゃあ、お伊勢さん?」
「うーん・・惜しい。ほれ。」
俺は、袋から北海道土産の定番。「白い恋人」を取り出し、破天子へと差し出した。
破「わー!ありがと!北海道行ってたんや!雪降ってた?」
「10月だからさすがに雪は降ってないぞw。喜ぶのはまだ早い。お土産がもう一個あるのだよ。」
破「うそー!嬉しい!」
はしゃぐ彼女にもう一つのお土産を渡す。
破「・・って!これも白い恋人やないかーい!」
(ヤバ・・ツッコまれるの楽しい・・。)
金沢の「ザワ子」に渡す予定だった白い恋人も貢いでおく。
お土産をあげたら泊めてくれる良い人。
そんな感じでリーズナブルな飲み会は、盛り上がりを見せる。
いつの間にか、二人は日本酒を煽っていた。チェーン居酒屋のポン酒は意外と旨い。
「泊めてやー。頼むわー。」
酔いと疲れで口説き方も雑になってくる。
破「もー!!ええけど、ウチ汚いで・・。あとワンコがおるで?」
「嘘!犬飼ってんの?見たい見たい!めっちゃ犬好き!」
ペットはセックスの弊害にはなるが、ペットは女の子の家にあがる口実にもなる。(ゲス)
破「あと・・ウチ禁煙やから。」
ひょんなことから、無事破天子の家に泊めてもらうことになったわけだ。
僕と彼女とワンコとセックス
居酒屋を出て、コンビニで酒を調達。さらに10分ほど歩く。
破「ウチのウチここ。」
少し経年劣化を感じるマンションが、彼女と愛犬の住処だ。
破「ウチの子人見知りやから、慣れるまでちょっと時間がかかるかも?」
「噛むの?噛んだりしないよね?」
小型犬ほど臆病で、恐怖心から噛んだり吠えたりするらしい。
破「保証はできへん。噛まれても損害賠償できませんからw」
「・・ちょっと怖いなあ。」
破「あはは!大丈夫だって。」
彼女がドアを開けると、暗闇の中から小さな物体が「シャカシャカ」と近づいてくる。そして破天子の膝に飛び掛かった。
「来た!来たあ!怖いい!」
そのトイプードルは一心不乱に、破天子に襲い掛かっている。
破「これはどう見てもジャレてますよね?」
「あまりにもじゃれ方が激しすぎて・・。」
破「誰か連れてきた時は隠れて出てこないんやけど。YUちゃんこれ珍しいよ。」
「つまり俺には警戒してないと?ねえ撫でてもいい?」
破「いきなり頭は怖がるから。アゴ辺り撫でたって。」
彼女の愛犬を「ヨシヨシ」すると、ベロチューのご挨拶を受ける。
破「おお!オス同士通じるものがあるんかな?」
「エヘヘ♡カワイイ犬公め!」
破「お近づきのしるしに一緒に散歩でもいこっか?」
という事で、部屋に入るととすぐに散歩へGO。リードを握りながら暗い夜道を二人と一匹でぶらぶら歩く。
小さな公園に行き、彼の名前を呼ぶと、俺に向かって猛スピードで突進してくる。
「イッヌってカワイイ♡」
俺はすっかりワンコの虜になっていた。
「あんよ拭きましょうねえ~。キレイキレイね~。」
散歩を終えて破天子の部屋に戻ってからもYUTAROにべったりのワンコ。いや俺がべったりなのかもしれない。
「いきなりこんなに慣れるなんて・・前世でなんかあったんかな?」
破「うーん。特にないと思うで。」
(フフフ。飼い主のくせに嫉妬しちゃって。)
犬の可愛さは、俺の目的すら忘れさせてしまうのだ。
ワンコは俺の膝の上を特等席と言わんばかりに鎮座している。テーブルの上にある「イカの燻製」に鼻を鳴らしながら興味深々。
「こんなもの食べたら、塩分過多で死にまちゅからね~♡」
どうやら赤ちゃん言葉ってヤツは、思ったよりも自然に出てくるようだ。
破「YUちゃん、シャワー浴びる?」
「ワンコも一緒にお風呂入っていい?」
破「ダメ!犬のお風呂は月二回って決めてるの。」
名残惜しくも、一人でシャワーを浴びる。
部屋に戻ると、散らかっていたテーブルはキレイに片付いていた。代わりに二つのコップには、新鮮な水が入っていた。
(姐さん気が利くじゃない。)
破「ウチもシャワー浴びてくるから、眠かったらベッドに入って寝てて。」
ベッドは一つしかない。つまり「一緒に寝ても良い」という事だろう。
布団には、女の良い匂いとワンコ独特の匂いがまとわりついていた。ワンコが布団の上に飛び乗ってくる。
(これが幸せの重量と言うヤツか・・。今日はセックスできないな・・。)
癒やしに満ちた睡魔に抵抗しながら、破天子の帰りを待つ。
破「まだ起きとったん?」
「さすがに申し訳なくて。」
破「変なとこで気を遣うねw」
風呂上りにもかかわらず、なぜかアイメイクだけはしっかりと施されている。
彼女は手際よく洗い物を終えると、部屋の明かりを小さくしてベッドへと入ってきた。
ワンコは尻尾を振りながら枕元にやってきて、破天子の顔をペチャペチャと舐めている。
俺は目の前の小さな肛門を眺めながら、微笑んでいた。
突然、破天子が「ハウス!」と叫んだ。
その言葉を聞くと、ワンコはガッカリした様子で自分用の小さなベッドへと帰っていく。
犬を放し飼いしてる人はどんな風にセックスしてる?
(これは・・セックスできるんじゃ?頭良い子でちゅね~♡)
カワイソウだが、犬と飼い主との力関係を示す上で重要なのだ。(手のひらクルクル)
破「朝起きたら、アイツいっつも腹の上で寝てて重いねんw」
「一緒に居たいんだろうねえ~・・。」
破「昼間はいつも一人ぼっちだからねえ。」
会話を交わしながら見つめあう二人。体が触れそうな距離が彼女の体温を伝えてくる。
俺は破天子の髪を触る。次に唇を触った。拒否反応は無い。にじり寄ってと、唇にキスをする。
目を閉じて沈黙のコミュニケーションを楽しむと、スウェットの上から胸を揉んだ。柔らかいおっ〇いの感触は、いくつになっても夢が詰まってんだ。
スウェットを脱がせ、その乳房に唇を這わせる。小さな吐息が耳をくすぐる。
「ハッハッハッ!」
彼女の吐息とは違う「何か」を背中に感じる。
(・・振り向けばイヌがいる?)
きっと遊びと勘違いして混ぜて貰おうと思ったんだろう。
破「ハウス!」
部屋中に彼女の大きな声が轟く。ワンコは耳を垂らしながら、トボトボと寝床へと帰っていった。
そして再び「事」の続きをおっぱじめる二人。
布団にもぐりこんで、俺は彼女のアソコを愛撫する。指で唇で、舌で。
ペチャペチャという音と、芳醇な匂いが俺の聴覚と嗅覚を混乱させた。
(!?!?)
急に背中辺りに3キロほどの「何か」がのしかかった。そして、「シャカシャカ」という音が伝わってくる。
破「ハウッスウー!!」
ここで三度目のハウス。ハウス食品の回しものかと思われてもしかたない。
(誰か布団の中で生き埋めになってる!早く掘り起こさなきゃ!)
きっと彼(ワンコ)なりの善意からシャカシャカやりだしたのだ。
(エッチに混ぜてやる事はできんけども・・なんか可愛そうだな。)
俺は罪悪感を感じながら、この忌まわしいセックスをさっさと終わらせようと思った。
俺はベッドを抜け出して、テーブルの上にある財布の中から紳士の嗜み「コンドーム」を取りに行く。
すると命令を忘れたかのように、またワンコが寄って来る。
(ダメだって!またハウスが発動するぞ!次のハウスはデカいぞ!)
ベッドに戻ると、ワンコはその横でじっとこちらを見ている。布団の上に乗っかってもいいのか迷っているようだ。
「おいで!」
そう言うと、ワンコがベッドの上に乗っかった。
破「もう!あかんって!」
「大丈夫だから。」
俺は、寝バックの形を取ると、ヘコへコと腰を振った。彼を刺激しないように・・振動を伝えないように・・。
ヘコへコ・・ヘコへコ。
きっとこれでみんなが幸せになれる。目の前では破天子の押し殺した吐息が漏れ出ていた。
寝バックは思ったよりも気持ちが良い。そして、心臓にも優しかった。
「イクよ。」
最後だけは、彼女に腰を激しく打ち付けた。
「!!!!」
余韻に浸る間もなく、コンドームをキュッと縛る。そして臭いを漏らさないようにゴムをティッシュで包む。
ワンコ君はクンクンと鼻を動かして、「何か」を察していたようだった。
ペットを飼ってたり、小さなお子さんがいる家庭では、こんなサイレントセックスが行われているに違いない。きっと。
目を覚ますと、ワンコ君が、尻尾をぶんぶん振りながら俺の顔を舐めに来る。
(うーん・・口が生臭い。)
破「起きた?今から散歩に行くけど一緒にくる?」
「・・うん。」
目をこすりながら、二人とワンコで公園を周る。外は少し肌寒い。
彼が草むらで朝の一発をかますと、破天子は慣れた手つきでそれを処理した。
破「ウチの子、ほとんど散歩中しかせえへんのw」
「えー!雨の日とか大変じゃん。仕事中はどうしてんの?」
破「限界まで我慢している。」
「犬って意外と頑固なのねw」
身に着いた習性というのはなかなか手強いもんだ。散歩から帰り、コーヒーとトーストで軽めの朝食。
大阪城デートは外人さんばっかりだった。
破「YUちゃん大阪城行きたいって言ってたやん。今から行く?」
(・・行きたくねえ・・ゴロゴロしてたい。)
旅の途中であることも忘れるくらい、破天子の部屋は居心地がいい。きっと彼女の作り出す雰囲気のおかげだ。あとイヌがカワイイ。
破「大阪城近いから、歩いていけるで。」
「はい・・楽しみです。」
せっかく彼女が案内してくれるのだ、行かないわけには行かない。
破「ごめん!服にめっちゃ毛ついてる。」
上着に着いた犬の毛をコロコロで取ってもらい、部屋を出た。グッバイワンコ!
少し歩けば、公園の広い敷地との大阪城の偉容が見えてくる。
「大阪城とか初めてだわ!おおー!デカい!」
巨大な堀が城を囲むように延びている。豊臣秀吉によって築城されたこの大阪城は、後に徳川家康が建て直している。
意気揚々とさっそくお城(本丸?)の中へ。すげえキレイな外装でございますこと。下の方はモロ近代建築。
こっそり写真撮ってみた。
YUTAROも撮られてみた。腹がヤバかった。
大阪城は外国人観光客多くて、日本人のほうが少ないってくらい
大阪城に来ている観光客は多いが、あまり関西弁が聞こえて来ない。むしろ日本語よりも、他の国の言葉が飛び交っている。ちょっと不思議な感覚だ。
訪日する外国人は、2011年には680万人ほどだったが、2014年には1,300万人以上と二倍ほどになっている。(この日記は2014年のものです)
2017年にはなんと2,800万人。なんだこの倍々ゲームは!?
今回旅に出てみてわかったのは、
- 観光地はどこも外国人ばかり。
- ホテルが取りづらくなった。
- ホテルの料金が高くなった。
というのを実際に目と財布で感じる。
「大阪城楽しかった☆」
破「ヒールとか履いてくるんじゃなかったwてかお腹空いた!」
「一宿一飯の御恩として、お昼ご飯ご馳走しまっせ♪」
観光を終えると、大阪城公園内にあるオシャレな店で昼食を取る。(店名忘れた)
大阪城ほどではないが、ここも外国人だらけだ。昼食を終えると、破天子の家まで送っていく。
破「上がってお茶でも飲んでく?」
(姐さんいい人すぎや!あんまり優しくされると大阪に住みたくなっちゃう・・。)
「いや・・さすがに悪いから。今度さ、鍋でもしようぜ!お酒とか材料とか買ってくからw」
破「おー!ええなそれ!」
・・今度が来ればの話だが。
「ほなまた近いうちに!」
破「はーい。気を付けてな~」
破天子と別れ玉造駅まで歩く。駅近くの有料駐車場で愛車を回収。
「さすがに疲れたな。今日はネカフェにでも泊まるか。」
俺はネットカフェで旅の疲れを癒す事にした。
(明日は神戸だ。ゼッタイに夜遊びなんてしないんだから!)