最近、肉食系女子が増えていると感じる。
出会い系を続けているうちに、その認識はより強くなった。
まだ童貞だった頃や女性経験が少なかった頃は、ほとんどの女性はしとやかで清楚だと思っていたのに‥。
(…んなこたぁない。)
俺の脳内でタモさんが言った。隣では肉食女子が俺の股間をまさぐっている。
俺はいま、熊本市へ向かっている。交通費を節約するために高速道路は使わない。下道だけを延々と走ってる。鹿児島市街から328号線をすすんで山を越え、出水(いずみ)市まで出ると、そこからは国道3号線を北上。ひたすら北上。[…]
ヤリたい時にヤる女
熊子「それじゃ、タクシー拾おっか。」
BARを出ると彼女は俺の手をギュっと握ってこう言った。
なんという手際の良さ。なんという肉食系女子。
少子化が叫ばれるこの日本において、草食系男子が増えた現代で、彼女のような存在はとてもありがたい。
「熊子って…積極的だよな。男として尊敬するわ。」
熊子「あたしヤリたいって思ったら、早くチャレンジしたいタイプなの。気分がノってるうちに楽しみたいの。」
その「ヤリたい」には、セックスの意味も含まれているのか?
熊「おっ!タクシー停まってる。乗っちゃお♡」
俺に拒否権はなかった。
きっと彼女からキスをされた時点で、こうなる事は決定していたのだろう。
タクシーは繁華街を抜け、熊本の市電に沿って進んでいく。
その車内でも熊子はキスをせがみ、俺の股間をまさぐっている。
この先に待ち受けるであろうスケベな出来事に、眠気もすっかり吹き飛んでしまった。
次第に電灯は減っていき、薄暗い坂道を上っている。
熊子「あ、運転手さん。ここで停めてください。」
今までディープキスをしていた女は冷静な口調で言った。何事もなかったかのように。
20代独身女性のヤリ部屋拝見
(てか…ここ…どこやねん。)
彼女の部屋は味のあるコーポの一室にあった。
熊子「汚い部屋だけど、まぁ上がってよ。」
「あ…お邪魔します。」
独身女性の部屋にしては殺風景だ。でも汚くはないし、なかなか広い。
「広い部屋に住んでんね。家賃いくら?」
熊子「4万5千円。」
「はは…安すぎだろ。」
熊子「築20年だし町からも離れてるから。今度ウチで鍋でもしようよ。」
昭和ナイズな台所で水道水を一杯頂いて、俺たちはベッドに寝転がった。
彼女はビッチかもしれない
(てか…ヤってもいいんだよね?)
今はインターバルなのか?それとも、再開のゴングはなっているのだろうか?
俺が決め手を欠いていると、とつぜん彼女は俺の上に重なってくる。
そしてさっきよりも激しいキスをぶつけてきた。
俺はそれに応えるように、服の上からお乳をもんでみる。
熊子「やだぁ…エッチ!」
彼女はわざとらしく恥じらってみせた。
…(゚∇゚ ;)エッ!?
バーでいきなりキスをしてきたのも、耳垢を食べていたのも、タクシーで股間をまさぐっていたのも、全て彼女のほうからだ。
今日の俺は彼女の手のひらで、しなびたキン玉を転がされているだけである。
俺はうすうす思っている。
「この子…ビッチだよね?」って思ってる。
- 好きな男のいるBARでキスをする。
- 初対面の男のチ〇コを気兼ねなく触る。
- 初対面の男を部屋に上げる。
これをヤリマンと言わず、なんと表現すれば良いの?
そのアソコは濡れやすく、すぐにスタンバイOK
気が付けば俺は裸になっていた。負けじと彼女の服を乱暴に脱がす。
俺の中では洋画で良くあるセックスシーンのイメージだ。(テーブルの上とか乗っちゃうヤツ)
でも実際は、残念な日本人の男女が暴れているだけに映るかもしれない。
熊子の肌はとても白くきめが細かかった。
その白く小さな胸に、控え目なピンクの乳首がついている。
俺はそれを舌先で優しくころがした。
熊子「あぁ…気持いい…ねぇアソコも触ってぇ…」
発言がもうビッチである。エロ動画に出てくる女である。
俺はパンティの脇から指をすべらせ、彼女の小陰唇をゆっくりとなぞる。
ヌルヌルとした感触が指に伝わった。
「めっちゃ濡れてるんですが…。」
熊子「うん…あたし濡れやすいの…。」
「もう、指入っちゃいそう。クリトリスもこんなに勃起しちゃって。」
くまモン「ハァハァ…うん…中に入れてみて。」
彼女はスグに潮を吹く
(指マンは慎重に。ためしに一本…。)
彼女の狭いマ〇コの中に、ニュルリと指が吸い込まれていく。
(これは、入れたら気持ちよさそうだ。)
そのまま中指で膣壁を優しく刺激する。
熊子「あ…あぁん…ヤバぁい。」
「どぉ?気持ちいい?」
熊子「うん…すごく。もう一本入れてみて。」
一旦アソコから指を抜き取り、中指の愛液を薬指にもなじませる。
そして二本の指を彼女のマ〇コに挿入していく。
熊子「もっと激しくしてぇ。」
肘と手首と指先を連動させ、アソコの中をかき回す。
熊子「あっ…♡あっ♡お潮吹いちゃう~♡」
アソコから勢いよく液体が飛び散る。活の良いヤツは顔まで達した。
これには俺もエキサイティング。
彼女のアソコを思う存分かき回し、お潮のシャワーを大量に浴びてご満悦である。
ビッチはクンニがお好き。だけど俺はクンニが上手くない。
はてさて、興奮は冷めやらない。
熊子「ねぇ、アソコも舐めてほしいの♡」
彼女はそう言うとおパンティを脱いだ。
白く細いその腰には、骨盤の形がぷっくりと浮き出している。
熊子の体は痩せていて、女性的とは言えない肉つきだけど、これはこれで悪くない。
俺と彼女の体勢が入れ替わり、熊子は大きく股を開く。
俺はヌラヌラと濡れ輝く陰部に狙いを定めると、腹をすかせた犬のように舐めまくった。
だけど、俺は舌が短くて、顎関節症気味だった。だからクンニがあまり上手くない。
そんな俺が唯一得意なのが、クリトリスを一生懸命吸うことだ。
チュッチュチュチュパ…。
クリを唇で包み込み優しく吸ってやる。そして舌先を使って小刻みに舐める。
熊子「あっあっあ~!それ良い~!い、い、イっちゃう~♡」
彼女はまたチョロリと潮を吹く。
(コイツ…リアクション芸人かよ。)
あたし、フェラよりも乳首好きなの
「…俺も舐めてくれい。」
何を勘違いしたのか、熊子は俺のチ〇コをくわえようとする。
「ごめん。そっちじゃなくて、お乳首様を舐めてほしいんだわ。」
熊子「へぇ、おちんちんより乳首が好きなんだ…変わってるね。」
「三度の飯より好きなんだ。」
熊子は乳首を舐めるのがとても上手だ。
「優しいかみつき」というアクセントも加えてくるあたり、経験値の高さがうかがえる。
熊子「わ!おちんちんめっちゃ元気になってる!」
「…だろ?乳首責められるとスグなんだ。」
だからなんなんだ。
コンドーム(うすうす)でビッチ度がわかる
俺の息子は俄然やる気である。
「ヨシ!元気なうちにさっさと入れてしまおう。」
コンドームを持っている女
俺はベッドの横に転がっている財布を取り出した。コンドームを取り出すために。
(あれ…ゴムがないぞ。)
ゴムを補給するのをすっかり忘れていた。
熊子「…いきなり財布の取り出して何してんの?お金くれんの?」
「こ、コンドーム忘れてもうた…。」
俺は出会い系で知り合った女性とエッチする時は、必ずゴムを付けるようにしている。
おかげ様で今まで一度も性病になったことはない。(みんなも絶対付けようね)
熊子「へぇ、いつも財布にゴム入れてるんだ(笑)」
「はい…男のマナーですから。」
熊子「いいと思う。じゃあ、うちのゴム使う?」
彼女はベッド脇にある洋タンスの引き出しを開け、長方形の箱を取り出すと、俺に手渡した。
それは12個入りの「うすうす」の箱だった。
12個⇨6個しかない。コンドームが減っている
うすうすの箱を開けると、コンドームは6個しか入っていなかった。
「…結構使ってんのね。」
熊子「それ…元カレが買ってきたヤツだし?まぁ…女のたしなみだし?」
『たしなみ(親しむ。愛好すること)』の使い方が間違ってんぞ。それじゃただのヤリマンだ。
でも熊子のこれまでの行動を思えば、不思議なことではない。
むしろ、避妊の知識を実践する「しっかり者のビッチ」とも言える。
(ま…いっか。余計なことを考えると萎えちゃうし。)
俺は手際よく「うすうす」を息子に装着し、熊子の股を大きく開いた。
【ミミズ千匹】想像以上にアソコが名器な女
「ほな、いれまっせ!」
ようやく熊子の中に入っていく。
熊子「あっあっあ♡」
安物のベッドはギシギシと音を立てる。
俺が腰を振るたびに、ぐちゅぐちゅのアソコはリズミカルに息子を締め付けてくる。
(やば…この子名器やん。これがミミズ千匹ってヤツか。)
彼女のアソコは意志を持っているかのようにうごめく。
俺は射精しそうになるのを必死でこらえながら腰を動した。
(クッ…早漏には、ちとキツイぜ。)
このままでは1分で射精してしまう。なんとかしなければ。
俺は彼女の乳首を舐めながら、腰の振り方を変えてみた。
だけど、すぐにまた射精しそうになってしまう。
「お次はバックの体位で…。」
眼下にはエッチな白桃が揺れている。その桃に男らしく腰を打ち付けたい。
けれど強烈な快感で、スグにへっぴり腰になってしまう。
スッパーン!!!
彼女の凹と、俺の凸が完璧に噛み合ってしまう。会心で痛恨の一振りだ。
俺にはもう射精を抑える力は残っていなかった。
「おっおっお!」
俺はオットセイのような声を上げながら、射精の快感に酔いしれた。
※オットセイの声が聴けます(音量注意)
ゴミ箱から使用済みのコンドームを発見
情熱的なセックスの後には、冷静な作業が残っている。
俺は彼女のアソコから、ゆっくりとチ〇コを抜き取った。
それからコンドームを引っ張り抜くと、クルリと回して根本を結ぶ。
枕元にあるティッシュを数枚取り出し、チ〇コに付着したヌルヌルをふき取り、コンドームをティッシュでくるんだ。
「ゴミ箱…どこ?」
熊子「そこ。」
俺がゴミ箱の中をのぞくとゴミ山の中に、見慣れた物体がひょっこり顔を出している。
それは今日の立役者であり、俺がさっきティッシュでくるんだ物体だった。
キミとボクは穴兄弟
(え?これって…コンドームやん。)
つまりはうすうす12兄弟の6番目。俺の一つ上のアニキである。
それは熊子が他の男に抱かれた証でもあった。せめて前の男の痕跡は消しといてくれ。
「あ、あとで、もう一回戦しよっか?」
…いいんだ。ビッチでも気持ちよければいいんだ。
さよなら熊本のビッチよ
「んじゃ、そろそろイクね~。」
熊子「はーい。気を付けてね。おやすみ。」
熊子も疲れきっているようで、見送りは雑だった。
あの後、さらに一回戦を楽しんだのだから無理もない。
(二日酔いがヤバい…てか、ここどこよ?)
俺は側頭部に冷たいペットボトルを当てながら、ゆっくりと坂道を下っていく。
黒いスーツを着た男が、俺の横を勢いよく駆けていった。
坂を下れば市電の乗り場がある。若い学生、サラリーマン、ご老人で列をなしている。
この市電に乗れば熊本市の中心地までいけるはず。
(う…吐きそう。)
ギリギリまで市電に乗るか悩んだが、公共交通機関でゲロったら大騒動だ。
だから、線路に沿って歩くことにしよう。
俺はもう一度来た道を振り返る。
さよなら熊本のビッチよ。ミミズ千匹のヤリマンよ。家までの道順は覚えたぞ。