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角島大橋

下関デートのおかもと鮮魚店の海鮮丼と絶景!角島大橋

角島大橋

山口県下関でドライブデート

土曜日がやって来た。空は日本晴と呼ぶに相応しいほどの晴天だ。

魚女は基本的に土日休みなので、遠出に誘いやすい。

さて彼女を迎えにいくとしよう。美野島から車を走らせること約5分。

彼女の実家のある「平尾」あたりは福岡市内でも人気のスポットだ。

シングル、ファミリー層問わず人気があり、山手にある平尾浄水や平尾山荘あたりは高級住宅街となっている。

とにかくこの平尾あたりに実家があるとちょっと「お嬢様」臭を感じるのだ。(俺的に)

魚「お待たせしました~。」

彼女の家は普通よりちょっとお高めそうなマンションだった。

白いワンピースを着て魚女が登場。

今日はとにかく日差しが強い。

乳首が黒くメラニン色素が豊富な彼女は、

大きなつばのある帽子をかぶり、肘上まである手袋をしている。

・・完全防備だった。

魚「太陽さん元気ですね!ちゃんと日焼け止め塗ってきました?」

「いや・・塗ってないよ?」

魚「シミになっちゃいますよ?後で塗ってあげるね。」

太陽に「さん」付けする辺りが少し痛い。

シミなんぞ無縁と思っていたが、最近顔辺りにシミがポツポツと出てくるようになった。

もっとケアしておけば・・。

そんな思いを乗せて、車は九州自動車道を東へと進む。

下関市到着

福岡から東へと100キロ程進み関門海峡を渡ると山口県下関市だ。

俺は久しぶりに本州へと足を踏み入れた。

「ちょっとお腹減ったね・・。」

魚「うん。朝なんにも食べてないからペコペコ。」

いつもどおり唐戸市場で寿司でも摘もうと思ったが、この炎天下だと生物はちょっと怖い。

唐戸市場⇛海響館(水族館)は俺的には鉄板のデートコースだし女性受けもいいのだが、もう何度も繰り返しているので若干飽きてきた。

今日は別の場所に行きたい。

宮本武蔵と佐々木小次郎がバトルした巌流島(舟島?彦島?)へのクルーズもあるが、ただの「小さな島」説があるので却下。

つーことでお昼ごはんの食べログサーチである。

ネタの宝庫、おかもと鮮魚店の海鮮丼

おかもと鮮魚店外観

下関駅の辺りへと足を運ぶ。土曜日の割に下関の町は閑散としていた。

二人が向かったのは「おかもと鮮魚店」。

魚屋さんでは珍しくランチが食えるとのこと。

「ここで・・いいのかな?」

魚「名前はあってますし。」

ケース

早速店内に入る。新鮮な地場の魚が冷蔵ケースに並べられている。

店の奥にはテーブルが並んでおり、大学生風の若い集団とカップルで賑わっていた。

「いらっしゃいませ!」と威勢よく美人の女将さん?が出迎えてくれる。

「えっと・・何食べる?」

魚「ええー!迷っちゃう!ウニ丼も美味しそう!」

メニューは豊富だ。でもウニはアカン。

名物の海鮮丼1,000円、おかもと丼は2,500円と迷ったがやはり価格が2.5倍となると気が引ける。

「とりあえず海鮮丼にするわ。」

魚「じゃあ私も同じもので。」

ウニ丼は免れた。料理を待つ間に店内を見渡す。

宝塚の男役っぽい古い写真やポスターが飾ってある。

もしや・・女将さん?

「おまちどうさま~」

そして海鮮丼がやって来た。

海鮮丼

「うわお!」

魚「すごい量・・。食べきれるかな?」

ネタがでかく乗っているネタの量が半端じゃない。

カンパチ、鯖、マグロ、カニ、イカ、タコ・・他多数。

美味い!ただご飯がアツアツなので早く食べないと・・。

途中ゲップをかましまくりながらなんとか完食。

魚「ごめんなさい・・もう食べられない・・。」

魚女は食べきれず少し残していたが、俺も満腹でフォローできない。

「ゲップ!さて・・角島へGOだぜ!」

魚「もう!ゲップしすぎ!」

そういえば過去にゲップの連発が原因で大げんかになったこともある。

特に育ちが良さそうな魚女だと減点も大きそうだ。

自分が全く成長していないことに寒気を覚えた。気をつけないと・・。

満腹になった所でいざ角島へ。

角島は下関市街から北へ50キロほど行った場所にある。

角島の住所も一応「下関市」。下関市広すぎ・・。

角島は人口900人の小さな島で、エメラルドグリーンの海が魅力だ。

夏は海水浴やドライブ目的で訪れる人が増える。

角島には角島大橋という長い橋がかかっており、無料で使える橋では日本2位の長さを誇る。

雰囲気は沖縄の古宇利大橋に似ている。

角島大橋

「うおおおお!海だ!絶景だ!」

魚「すごいキレイ!」

角島大橋の中間辺りに車を停車できる場所があるのでそこに車を止めて下を覗いた。(本当はここに車停めちゃダメです・・すいません。)

エメラルドグリーンの海は透き通っていて、海底まで見えそうだ。(実際見えるかも?)

魚「夢みたいな景色・・。」

彼女を後ろから抱きかかえながら潮風と青い海に抱かれる・・そんなリア充っぷりも様になる。

あまりにも橋が絶景のため、角島の島内は若干地味だがドライブには最適だ。

シーズンオフで海水浴場も終わっていたが砂浜で少し遊んだり、道の駅的な「しおかぜの里」で地場の物を見たり。

とにかく楽しい一時を過ごす・・はずが

魚「ああ・・なんか仕事行きたくないなあ・・。もうモンペの相手したくないよお・・。」

魚女に突如、職場での思い出がフラッシュバック。

「まあまあ今日くらいは仕事の事忘れてさ・・。」

魚「なんか・・ごめんなさい。」

「後で美味しい地酒でも飲もう。」

魚「・・うん。」

慰めに彼女にアイスクリームを買ってやる。

ペロペロとクリームを舌先で舐める彼女を見て、俺は言った。

「じゃあ今日は下関辺りに泊まろっか?」

 

続く➡(ホラー?)山に迷い込む・・赤く小さな鳥居の意味。