【2014年版】出会い系で知り合った女の子に会いに全国を周る旅スタート。

台風

時は深夜。外は台風、オッサンは下心満載の一人旅に出た。

2014年10月某日深夜。

ビュウウウ!ボオオ!

福岡では、強烈な風が吹き荒れている。そんな中、俺は車に荷物を積みこんでいた。

「まだ雨は降ってないけど・・風がやべえ・・。」

一度部屋に戻り、忘れ物はないか入念に、部屋の点検をしている。これから二週間ほど帰ってこれないからだ。

「戸締りよし!ガスの元栓よし!電気も切った。」

部屋が真っ暗になるのを確認すると、俺はマンションの部屋を出た。

ババババババ!!

雨がコンクリートや車の屋根を強烈に叩きつけている。

(うわあ・・とうとう振り出しちゃったよ。)

急いで車に乗り込むが、一瞬でシャツはべったりと濡れた。バケツをひっくり返してような雨とはこのことだ。

天気予報は・・台風。旅をスタートするにはあまりにもバッドコンディション。濡れた手をふき取り、一息つくとスマホを取り出す。

「よし!濡れてない。これが壊れたら商売あがったりだ。」

画面をタップして、車のBluetoothと同期する。旅に備えてあらかじめダウンロードしておいたごきげんなミュージックが流れてくる。

車のフロントウインドウに叩きつける、俺は雨の音に負けないように音量を大きくした。さあ!全国出会い旅のスタートだ!

最初の目的地は大阪。福岡から600キロの移動。

出会い旅一日目地図

「とりあえず・・今日の目的地は・・大阪だ。」

お金がかかるので下道(できるだけ)だ。眼の前のワイパーは、すごい勢いで左右に行ったり来たりを繰り返している。

暴風雨ドライブ

それでも視界が満足にとれないほど、強烈な雨粒がフロントウインドウに降り注いでいた。

緊張で肩にグッと力が入る。もう何度「ヤバイ」と叫んだかわからない。

北九州市に入りコンビニで最初の休憩を取るころには、すでに疲労が蓄積されてきていた。

(まだ2時間くらいしか走ってないのに・・これはダメかも。)

九州から本州へ。台風と仲良くランデブー

いよいよ九州から本州に入る。久しぶりの全国旅に胸は高鳴ったが、雨は一向に止むことはない。

むしろ雨風ともに強くなっていく。それもそのはず、俺と台風はランデブーするかのように、西の方角に向かっているからだ。

綿密なスケジュールが組まれているので、一日でも予定をずらすと、全国出会い旅は成立しないのだ。

出会い系といえど、当日の即アポは難しい。

(とにかく今日までに大阪に着かなければ・・)

久しぶりの旅に俺の勘は戻るのだろうか?そして、体力は持つのだろうか?不安と期待が入り混じる。

ねむみMAX。雨のち晴れ?いや暴風雨だ。

「ねむいねむいねむいなむい。なあおい。」

左手で左の頬を叩きながら、次は右手で右の頬を叩いている。

ミスターチルドレンの「雨のち晴れ」が流れるのも、「雨のち暴風雨」だ。風はどんどん強くなっていく。

「いつ晴れるんや!いつ雨のちるんや!?」

風がビュウビュウと吹き、大粒の雨が車を叩いている。

 

(アイツと一緒に行きたかったなあ・・。)

YUTAROの出会い日記を初めてから、長年、付き合ってきた「元相棒(ワゴン車)」も去年召されてしまった。今は二代目だ。車中泊もできない頼りないコンパクトカー。燃費だけは良い。

室内空間の狭さから、仮眠をとるのも難儀だ。

ズオオオ!タイヤが大きな水しぶきを上げる。

(え?これガチでヤバい日なんじゃ・・堤防決壊とか・・土砂崩れとか・・。)

身の危険を感じるほどの天候だ。俺の斜め後ろを台風がほくそ笑みながら近づいてくる。

俺の不安をよそに夜が明け、辺りはうっすらと明るくなっていった。

「ねむいねむい・・。なんで山口県って屋根の瓦が全部オレンジなんや(石州瓦というブランドらしい。)。」

名案を思い付く。「台風よ!お先にどうぞ!」

極限の中、俺は名案を思い付く。

「常に台風に追いかけられてるから、ずっとヤバいんだ!追い抜いてもらえばいいんや!」

車と一緒で、後ろから煽られている時は危険だが、道を譲ってしまえば丸く収まる・・はず。(アホ)

「よし・・寝よう。」

コンビニの駐車場を拝借。俺は2時間後にアラームをセットする。シートを倒すと顔にタオルをかけて目をつむった。

風と雨の音が耳障りだったが、すぐに全身の力が抜けていった。俺は薄れゆく意識の中で呟いた。

 

「俺・・この旅が終わったらアイツにプロポーズするんだ。」

すでに死亡フラグは立っている。

旅の往路は8日間で6アポを予定。既にスケジュールが遅れ気味。

「あいたた・・。」

腰の痛さで目が覚める。一日も経っていないのにこれはヤバい。

「あああ!?雨すっごおい!」

しかも暴風雨は、まったく弱くなっていなかった。俺の小学生並の予想は大きく外れた結果となった。

視界の悪い中を東へと進んでいく。進むしかない。他の車も視界の悪い中を注意して進んでいるので全くスピードがでない。

 

とりあえず2014年の出会い旅の往路ルートはこうだ。

「福岡」⇒「大阪」⇒「金沢」⇒「富山」⇒「新潟」⇒「青森」⇒「札幌」

既に各々の地域で、アポを取っている。往路については、8日間でこのルートを踏破しなければならない。

ちなみに北海道からの復路に関しては、まだ歯抜け状態。旅の途中で決めて行こうと思う。

 

(今日中に大阪に着くことができるの?既に予定よりも少し遅れ気味なんだけど。)

このペースだと途中で高速を使うことも視野に入れなければならないだろう。午前11時。ようやく広島市を通り過ぎる。

福岡を出発してから既に8時間が経過していた。今回は、広島は素通り。帰りまでになんとかアポがとれればいいのだが・・。

尾道ラーメンの人気店行ってきたら、想像以上にマズかった。

尾道ラーメン

「オラぁ・・ハラぁ減ったぞ!」

俺は某人気マンガの主人公のモノマネをする。旅の道中は一人言も増えてくるってもんだ。

尾道商店街へ。本場の尾道ラーメンを食う!

正午過ぎ、尾道市を走っている。尾道といえばやっぱり尾道ラーメン。この旅のもう一つの目的は、ご当地グルメである。(後半は風俗になる)

「よし!せっかくだから尾道ラーメン食ってこ・・。」

さっそくコンビニに駐車して食べログを開く。どうせなら点数の高いところで食べたい。

「お、ここ良さそう。3.5点だし。」

たどり着いたのは尾道商店街にある尾道ラーメンの某有名店だ。

尾道商店街

この周辺は、『龍が如く6』の舞台にもなっており、ゲームでは尾道の街並みがかなりリアルに再現されている。

凄まじい風雨の中、店の前では、ずらっと人が列をなしていた。

 

「こ、これは絶対に旨いヤツだ。」

YUTAROは一人で待つこと20分。ようやく店内へ入ることができた。ジーンズの膝下が雨でビチャビチャになっている。店内は満員。

 

「ぐうう!」

スープのいい匂いが腹を無意識に鳴らす。カウンターに座り、食券を渡す。

尾道ラーメンとチャーハンを注文した。はよ食いたい。

尾道ラーメン・・味がない。マジで?

店員さん「おまちどうさまー。」

(キタキタ!これこれ!)

濁りの少ないスープからたまらなくいい匂いがする。豚の背脂がキラキラと光り輝いている。俺は箸で麺を持ち上げる。麺は平打ちの少し太めだ。

 

(美味しそう!まずは・・スープから・・。)

ズズ―。濡れて冷え切った体に尾道ラーメンの温かいスープが流れ込んでいく。

(!!!)

ズズ―。

(!?あれ・・?味がしない。)

醤油の風味はあるものの、凄まじく塩気がない。ラータレを入れ忘れたレベルだ。

(きっと・・きっと麺に味があるんだ。)

ゾゾゾ!

(えへへwやっぱ味がしねえやw)

もしかして疲れているのか?俺が悪いんだきっと。これは空腹でなければ食えないレベル。

 

(チャーハンはしっかり味ついてんな。チャーハンうめえ!)

ただチャーハンについているスープも味がしない。これが有名店?これが食べログ3.5?これが尾道ラーメンのスタンダードなのか?

 

(高速のサービスエリア(小谷SA)で食べた尾道ラーメンはそこそこ美味しかったけど・・どうして?教えて!尾道の人!)

 

「ご、ごちそうさま(ズーン。)」・・とりあえず、腹は満たされた。

結論!チャーハンは美味かった!※名誉のため店名は伏せさせていただきます。

「くそ!一食損したぜ!」

一人でぶつくさ言いながら、俺は車を走らせる。また尾道に来る理由が一つ見つかった。

※2014年10月に行った全国出会い旅を書いていきます。前回から、いきなり一年が過ぎてますが気にしないでね☆

続き➡【大阪ミナミ出会い編】嵐の中来てくれたヤンキー姉さんの男前っぷりに惚れる僕

6 Comments

YUTARO

福岡ネタばっかりでマンネリしちゃって・・。そうなんですよ~。初日からめっちゃ大変でしたw

返信する
ファンです♪

これは面白い展開になってきましたよ♪♪
旅に出るシリーズ好きです☆
楽しみです
地方に行って出会い系のメールのやり取りで女性に会えるのが凄すぎです
その書き込みのテクニックを伝授してもらいたいですよ(笑)

返信する
YUTARO

そう言って貰えると嬉しいです。僕の日記を見てくれてる、いろんな地域の方に「あそこ行ったんかw」って感じて貰えれば嬉しいな。テクニックもいずれ書いていけたらいいですね~

返信する
YUTARO

お久しぶりです!夏バテはしてないですが、酒の飲み過ぎでデブ化が止まらないですw

返信する
こんぶ

ひさびさの全国旅編!
研ぎ澄まされたアポ取りテクニックと大人の余裕によって素敵な旅となるのか。
はたまた肝臓に鞭打ってのデスロードとなるのか。

読者としては後……いや、どんな展開でも楽しみです(笑)

返信する
こう

車中泊は腰が痛くなりますね(>_<)

YUTAROさん、電車でも出会い旅してほしいなぁ😃

返信する
YUTARO

今は車が無いんで、次は電車旅になると思います☆運転の疲れを考えると電車のほうが良いかもしれませんw

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。