本当の戦いはこれからだ!男性目線で火に油を注ぎ続けるオレ
播「ウチは悪くない!アイツが全部悪いんやあ~!ヽ(`Д´)ノ」
そして冷酒を頼む播磨女。
コノヤロー!ついに本性見せやがったな!ついに俺も戦闘態勢に入る。
去年の大阪子との「出産」騒動以来、リハビリも兼ねて俺は女性とできるだけ会うようにしている。
「女なんて・・」と全ての女性を見限ってしまうにはまだ早すぎるからだ。
そしてできるだけ「本音」で喋るようにしている。それがたとえ可愛い子だったとしても。
最初は「お姫様」として扱ったり、「褒めて」を言って口説いたりということもできる。
もちろんそっちのほうがセックスをする可能性は上がる。しかしめっちゃ疲れるわけだ。
そして世の中に「勘違い」女が少しだけ増える。
俺は言いたいこと言うぜえ~!確実に性格が悪くなっていた。
「いや悪い悪くないって言うよりも、事実として彼氏と終わったわけでしょ?4年も付き合ったのに?」
播「でも、そこは責任取るべきやん?男として。女の一番いい時期を使ってるんだから。」
コイツの考え方・・なんてめんどくさいんだろう。
「じゃあ浮気してたとか?」
播「浮気・・きっとしてたかも?アイツが浮気とか一丁前に!許せない!」
あらあら冷酒をそんなに一気に飲んじゃって・・明日は二日酔いですよ?
「播磨女は浮気したことないの?」
播「・・・したことない。」・・コイツ心当たりあるな。
「同棲はしてたの?」
播「一年半ぐらい?」
「結婚する前に同棲すると良くないっていうよね~」
播「私はそこらへんも踏まえて、しっかりいい関係できてると思ったんやけどな~」
「家賃とか食費は?二人で折半してたの?」
播「ううん・・彼氏が全部払ってくれてた。」
「じゃあそこらへんが負担だったんじゃない?播磨女は飯とか作ったり、家事はしてたの?」
播「帰ってくる時間が合わないからご飯はたまに作るくらい。洗濯は私がやるけど・・私も働いてるし全部は無理。」
・・・うっわー!
「結局、彼氏の好意に甘えてたんじゃない?それか対等に見てなかったとか・・。」
播「女は子供産むんだから、旦那が養うのは当たり前やん。頼りになるかならへんか・・彼氏のそういうところも見てるし。」
「はあ?自己中な女だな・・」やべえ心の声が出ちゃった。
「だから彼氏も嫁として頼りになるかならへんか・・。播磨女のそういうとこ見てたんじゃない?1年半一緒に住んでNGだったんよ。」
播「・・・・・ぐぬぬ。」
「まあとにかく原因はわからんけど、他に好きな人ができたか、一人のほうが楽だったとか、結婚相手として見れなくなったんじゃないの?・・まあ飲め。」
女の失恋話を聞くのって本当にめんどくせえ・・。なんでそんな話振っちゃったんだろう・・。
播「グビグビ・・なんで別れちゃっただろう・・。4年も一緒にいたのに・・。」
涙浮かべる播磨女。
「こんなとこで泣くんじゃねえぞ。」
播「わかっとるわい!」
「まあ新しい出会いに乾杯!そのクソみたいな昭和の考え捨てたら、スグにいい人現れるさ。」
播「おお・・ヘビーなお言葉・・!そうやね・・頑張るわ。」
ということで播磨女の怒りの火は無事鎮火されたわけである。
播「もう一件、飲みに行きたいな・・バーとか。」
「いやもう結構飲んでるし・・明日、月曜日だから仕事やろ?」
播「明日は休み・・でも終電があるからなあ。」
「じゃあ帰らなきゃね☆彡」
播「バーに行きたいなあ~・・帰りたくないなあ~でも終電あるしなあ~」
「いや・・帰れ。」
播「・・はい・・・。」
ということで「帰りたくない」という播磨女を強引に駅まで送ってララバイ。
あのまま飲んでいたらどうなっていたのだろうか?
出会い旅一日は「無難」?に終わったのだった。