冷凍うどんの四角形は、鍋の中でゆっくりと形を変えていく。俺は福岡に引っ越したばかりで、財布の紐がガッチガチに固い。だから最近はうどんでカロリーを補っている。(そろそろ、ネギと卵の投入だ。タイミングを見失うな!)[…]
ローションを使ったエッチにチャレンジ。
ようやく俺のマンションへとたどり着く。
わずか一年の間に「札幌➡名古屋➡福岡」と転々としてきたこともあって、まだこの部屋に住んでいるという実感がない。
「部屋の入ったら静かにしろよ。あと、ベッドじゃなくて布団だから、エッチ中はドタバタすんなよ?」
反則プレイも待ったなしの彼女に、しっかりとルールを言い聞かせ、俺は部屋のドアをあけた。
谷「うわぁ、本当に何にもないね・・じゃ、とりあえずお風呂借りるわ。」
「ちょ、人んち来ていきなり風呂?キミには遠慮ってもんが・・ないわな。」
彼女は買ったばかりのオレンジのTバックを持って、風呂場に入っていった。
谷「ねぇ!YUちゃん!ちょっと来て!」
怒号にも似た声が聞こえる。・・あれほど静かにしろと言ったのに。
(きっと、プレイ開始の笛が鳴ったんだ。)
俺は迅速にカマグラ(勃起薬)を飲み込むと、風呂場へと急いだ。
洗面所のドアを開けると、床には彼女の買ってきたオレンジ色のTバックが置かれている。
ふと、そのパンティを頭にかぶってみたい欲望に駆り立てられるが、必死で自分を抑えこむ。
がまんだがまん。後にしろ。
「ど、どうした?なんかあった?」
バスルームと洗面所を隔てる扉の前に立ち、彼女に呼びつけられた理由を聞く。
谷「シャンプーがない!ボディーソープもないんですけど!?」
なんだそんな事か。本当に騒がしい女だ。
コイツと一週間も過ごせば、きっと肉体や精神に、なにかしらの支障をきたすことだろう。
「はぁ?あるだろ。ちゃんと見ろよ。」
谷「どれ?こっちに来て教えてよ。」
「もぉ・・仕方ないなあ。」
健全でマナーのある成人男子としては、女風呂に入るのは躊躇(ちゅうちょ)してしまう。
(でも、彼女の裸を見るのは初めてではない。それにここは我が家だ!)
俺は言い訳をしながら真っ裸になった。そして、秘密の花園のドアを開けた。
シャンプーとボディソープとローションがあればいい。
風呂場に入ると、真っ先に視界に飛び込んできたのは、彼女の尻だった。
(とんでもなく、良いケツしてやがる。)
谷山子は乳が小さいが、その引き締まったケツは一級品だ。
谷「キミはシャンプー使わないのかね?ハゲだから?」
彼女は自分の裸を隠すこともせず、俺に嫌みを言ってくる。
「ハゲでもね、ちゃんとシャンプーを使う権利はあんの。人権団体に告発するよ?」
谷「じゃあ、どこにシャンプーがあるのよ。」
「ここだよ。」
谷「ボディソープは?」
「これさ。」
俺が指さしたのは、旅行用の携帯シャンプーセットと牛乳石鹸だった。
谷「嘘・・本当にこれだけ?しかも、石鹸にチン毛ついてんじゃん!」
「急に泊まりに来て文句を言うな!それに携帯用のシャンプーでも一か月は持つぞ。」
谷「・・それはあんたがハゲだからでしょ?しかもこのシャンプー・・メ〇ットだよ?おばあちゃん家にあるやつじゃん。」
若い女には「メ○ット」はあまりウケが良くない。なぜだ?
「シャンプーは選ばない。それがハゲのメリット。・・なんつって。」
谷「ああん!?・・ちなみにこれはなに?」
「ペペローションです。」
谷「なんで、風呂場にローションがあるんだよ。」
「風呂でオナニーしてっからだよ!布団の上でローション使うのは、めっちゃリスクが高いの!」
谷「ふーん・・この様子だと、まだ女を部屋に入れてないな。」
「と、とにかく・・まだ引っ越してきたばかりで何にもないんだ。それに石鹸一つあれば全身洗えるし。」
谷「私も急に押し掛けたからなあ・・。それにあんたの初めて奪えたから、今日は我慢してやるわ。」
「・・俺の初めてを奪った?・・なんの?」
谷「あんたの家に初めて上がったのが、あたしだってこと。」
「うわあ・・キモい考え方。」
俺たちは真っ裸のまま、殺伐としたやりとりを楽しんでいた。
ソープっぽい泡プレイが楽しいよ。
谷「まぁ今日はいろいろ迷惑かけたし・・背中流してあげるよ。なぜかあんた裸だし。」
「・・いいのかい?」
俺は床に座り込み、シャワーで体を流してもらう。
谷「あたしね、男の人の大きな背中洗うの好きなんだ。あの人はもう・・遠くにいっちゃったけれど。」
センチメンタルな事を言いながら、彼女は手のひらで石鹸を泡立て始めた。みるみるうちにフワフワのメレンゲ泡が出来上がる。
「うまいもんだなぁ・・いっそのこと、ソープとかヘルスに転職したら?」
谷「それ、あたしだから許すけど、他の女に言ったら殴られるよ?それにエッチはプライベートだから楽しいの。仕事にはしたくない。」
カッコいい事を言いながら、彼女は俺の背中を撫で回している。その踊る指先は、まるでプロの手さばきだ。
「ねえ・・次はキミの体に泡つけて洗ってみて。」
谷「オプション料金になりますが?」
なんだかんだで谷山子もノリノリだ。彼女は自らの胸に泡をのせると、俺の背中をヌルヌルと滑るように洗い始める。
小さなお乳と、その先に芽生える二つの突起物。
その感触が、俺の背中にダイレクトに伝わる。ハラショーだ。
「ね、ねえ。このオティンティンも洗ってみてよ!」
そう言って俺は自分の股間を指さした。
谷山子は大きなため息をつくと、愚息を泡いっぱいにして、乱暴にしごいてくれる。
「キレイにしつつ、キモチがいい。これってすごい発明だな。」
谷「・・あたしが見てきた男の中でも、あんたってトップクラスのアホだね。」
疑似ソーププレイ楽しすぎるぞ!
ローションプレイのやり方と手順。
「ぺ、ペ、ペペローションも使ってみようか?」
谷「もぉ~!注文が多い!」
「せっかくだからいいじゃん。もしかして、ローション使ったこと無いとか?キミほどの女が?」
谷「私は濡れてない時に無理矢理入れられるのが好きだから。」
「そっか、キミはローションをティンポやアソコに塗るだけのモノだって思ってるわけだ?浅いなぁ・・。」
谷「じゃあローションって他にどうやって使うのさ?使い方教えてよ。」
「えーっと・・ちょっと待って!まとめるから。」
- まずローションを用意します。
- 洗面器にお湯をためます。
- 洗面器にローションを適量入れます。(入れすぎ注意)
- 空気を含ませるように、手首を回転させてお湯とローションを混ぜあわせます。
- いい塩梅にトロトロ感が出てきたら完成。
- それをお互いの体に塗りたくって滑る!(転倒注意!)
「・・とまあ、上記のやり方です。」
谷「あんた・・さては風俗行ってるな?」
彼女は俺に言われた手順で、洗面器にローションを入れる。なかなか飲み込みの早い女だ。
ローションの選び方。
せっかくなので、YUTARO流、ローションの選び方をいきなり紹介させていただこう。
ローションは肌に合わないとかぶれてしまったり、痒くなることがある。まずは、ヌルヌル感よりも肌に合うかを最優先しよう。
またローションは高ければ良いとは限らないし、自然素材だから肌にマッチするとも言えない。
ちなみに以前、高級なホットローションを女の子に使ったことがあるが、「あつい、かゆい。かゆうま。」とあまり評判が良くなかった。
とにかくローションは自分の肌で感じることが大事。敏感肌の人は特に細心の注意が必要だ。
パッチテスト的なことをする。
自分にどんなローションが合うかは、実際使って体験してみなければわからない。
ローション自体それほど高額なものでもないので、2、3個買ってパッチテスト的な事を試してみるといい。
まず、ローションを買ったら、腕などに塗ってしばらく放置してみよう。(ローションは薄めない)
この時に痒くならなければ、肌に合っている可能性が高い。何個か同時に試して比較するとさらに自分に合ったローションを見つけやすいだろう。
使用目的によって選ぶのもアリ。
ローションを使う目的によって優先順位を決めると良い。
- オナニーで使う。
- 彼女が濡れにくいのでアソコに使う。
- マットプレイで使う。
など、①の場合は自分の肌に合ったもの、②の場合は彼女の肌に合ったものを優先すると良い。
③はプライベートではなかなかする機会がないが、頻繁にする人は大容量サイズの安いローションがオススメ。
マットプレイの時ならローションはかなり薄めるし、すぐに洗い流せるので品質にもあまりこだわらなくていいだろう。
ローションセックスって気持ちいい?感想と注意点
谷「お、おお!なんかトロトロしてきた!鼻水みたい!」
「よし!それを俺の背中に塗るのじゃ。」
谷「こ、こう?」
ローションのトゥルトゥルとした不思議な感触と、ねっとりとした濃厚な温もり。
「よし、キミも体にローション塗って、俺の背中を滑ってくれ。」
谷「うんこらしょ!どっこいしょ!」
彼女は言われるがまま、俺の体を滑りはじめた。彼女の荒い鼻息が耳元にかかる。
感想。素人のローションプレイは気持ち良くない。
谷「うんしょ!うんしょ!ねぇ・・これって気持ちいい?あたし、そろそろ疲れてきたんだけど。」
「ああ、気持ちいいさ。」
正直なところ、自宅でのローションプレイ気持ち良さは「マット専門ヘルス」や「ソープランド」の足元にも及ばない。
性豪でテクニックも持ち合わせている彼女と言えど、ローションプレイに関してはズブの素人だったのだ。
やはり「気持ち良すぎて頭おかしくなっちゃう~♪」のレベルに達するには、プロの技術と、プロ指導による研修、そして実戦経験が必要なのだ。
だけど、それを素人に求めるのは酷というものだろう。逆に上手すぎると「こいつソープで働いてんの?」と疑ってしまう。だからこれでいいのだ。
「なんか、冷えてきたな・・そろそろ湯船に入ろっか?」
谷「そ、そうだね。」
谷山子が立ちあがろうとした瞬間・・。
ンッダーン!!
爆音を響かせ、彼女はダイナミックに転倒した。
風呂場でのローションプレイは危険。
谷「あ・・あ・・あ・・。」
「おい!大丈夫か!?頭は打ってない?」
谷山子を救助しようと、俺も起き上がる。
ズデーン!!
「ぐああぁ!」
俺は腰をしこたま床に打ち付けた。
谷「・・大丈夫?」
「ローションって危ねぇな・・はは。」
風呂場でのローションプレイは意外と危ない。なぜならローションはめちゃめちゃ滑るからだ。
一度バランスを崩すと踏ん張りは全くきかないため、足を滑らせてケガをすることも多い。もし打ちどころが悪ければウッカリあの世に逝ってしまうこともある。
マットヘルスやソープランドに行ったことがある人はわかると思うが、ローションプレイは基本マットの上で行う。
なぜかと言うと、マットには
- 安全性
- クッション性
- 保温性
- メンテナンス性
- デザイン性
が備わっているから。
もし、彼女と本格的なローションプレイをしたい人は、できるだけマットの上でプレイしよう。今はマットが置いてあるラブホもあるので、ネットで探してみるといいだろう。
リスクを考えると自宅の風呂場でのローションプレイはあまりオススメしない。床が石張りになっているような風呂の場合は、絶対にやめておいたほうがいい。
どうしてもローションプレイやってみたいという人は、立ち上がる時や移動する時は、シャワーで完全にローションを流し切ってから。足の裏や床は特にしっかりと流そう。
ねぇ、お風呂でエッチする?
谷「せっかくだから・・おち〇ち〇入れちゃおっか?」
彼女はシャワーでローションを流しながら言った。
「このまま?風呂で?」
谷「・・うん。入れたくなってきた。」
風呂エッチで「まいっか」となりがちな避妊対策。
「ご、ゴムは?」
谷「またそれかよ?私、安全日だから生でいいよ?」
「・・女子が言うセリフじゃねえな。」
俺は目の前の誘惑に流されそうになる。たしかに生でするエッチは気持ちがいい。
そして風呂エッチの避妊対策は「ま、いいか」となりがちだ。しかし油断は禁物。
性病は怖い。妊娠も怖い。愛の無い結婚はもっともっと怖い。
(もう、同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかない。)
「ちょっと待って!ゴム取ってくっから!」
谷「はは、そういうとこ無駄に真面目だよね。」
俺は濡れたままで風呂場を出ると、滑るようにコンドームを取りにいった。
そして、コンドームを手に取ると、そのまま息子に装着する。
(勃起よし!ズレなし!空気なし!避妊対策よし!)
「お待たせ!お尻をこちらにどうぞ!」
谷山子は湯船の端に両手をつくと、引き締まったお尻をこちらへ向ける。
俺はいきり立ったチ〇コを、そのケツめがけて突進させる。
谷「あっ・・きたァ。この前よりも・・すごく硬い♡」
(フッ・・カマグラのおかげです。)
濡れながらするセックスはエロい。
キラキラと光を反射する濡れた体。
水を弾きながら揺れる小さなお尻。
全く揺れない小さなお乳。
安全ヘルメットをかぶった慎重派のち〇ぽーこ。
それを締め付ける彼女の小さなアソコ・・・。
(風呂場で濡れながらするセックスは、なんとエロいのだろうか。)
彼女の持ってきた毒ガエルのように派手なTバックなんかよりも、何倍もそそるものがある。
その興奮とリンクするかのように、俺の腰は、加速度的にスピードを上げていく。
谷「うーん・・やっぱりあたしは、攻められるよりも攻めたいなぁ。」
「お、お気に召しませんでした?」
拷問?ドSなシャワーセックス。
谷「次はあたしが上に乗るわ。YUちゃん仰向けになって。」
大人が足を広げて寝ころべるほど、ウチの風呂場は広くない。これはローションプレイがイマイチだった原因の一つだ。
俺は膝を窮屈に折り曲げて、仰向けに転がった。
「うひょ~!背中冷てぇ~。」
谷「よっしゃ!お湯かけてあげる・・。」
谷山子は再びチ○コを飲み込むと、上下運動を繰り返しながら、シャワーの水栓をひねった。
そして、お湯が出るのを確認すると、俺に向けて放出をはじめた。
「ぷはっ!っちょ!顔はやめ・・。」
谷「あはははは!」
サイコパスな笑い声が浴室に響き渡る。
「ぷはぁ!ブプッー!苦しい・・死んじゃうぅ~。」
谷「ウケる~!ねぇ、その顔Twitterにアップしていい?」
(嫌だ嫌だ、SNSに上げるのは反則だ。苦しい苦しい、こんな死に方はいやだ。でも・・ちょっとだけ「いいね」)
俺のマゾ履歴に新しく「いいね」が付いた。
谷「そういえば乳首弱かったよね(笑)オラオラオラ!」
「それ・・ぎもちいい・・。」
彼女の手を離れたシャワーヘッドが、大蛇のようにのたうちまわっている。
(ここは地獄か・・。)
いや、ここは二人だけが理解できる天国。そして風呂だ。
「くうぅ!イキそう・・です。」
谷「いいよ!イクとこ見せて!」
「ああ・・出る!」
俺は本日のありったけを放出した。
風呂エッチは水道代と風邪に注意せよ。
荒く苦しかった呼吸が、次第に落ち着きを取り戻す。
二人の横ではまだシャワーがお湯を吹き出しながら、暴れまわっている。
(あぁ・・水道代が心配だ。)
谷「いやーさっぱりしたね♡いい運動になった。」
彼女はタオルで体を拭きながら、爽やかな笑顔を浮かべている。
「・・さっぱりだと?こっちは死にかけたんだけど。」
谷「もー大袈裟だなぁ。じゃあ次はこのTバック着たままでエッチしよっか?」
「・・次?」
賢者モードの俺は、Tバックごときに興味はない。
谷「だって、今日は四回戦するんでしょ?」
彼女はそう言うと、垂れ下がる俺の粗チンを、人差し指でピンとはじいた。
「へ、へ、へっくし!」
息子を弾かれた反動でくしゃみが出る。風呂でのエッチは風邪に注意だ。