もっと沖縄にいたい。旅の最終日は名残惜しい
ブッフェ形式の朝食を取りホテルを出る。
朝食後は二人でホテルの周りを散歩とかしてみた。うーん蒸し暑い!
かなり良かったホテルエグゼス・・。
「飛行機の時間もあるから今日は那覇に戻ってお土産買おうか?」
筑「そうですねえ・・ああ名残惜しい。夜の飛行機にすれば良かった!」
筑「あっできたらパイナップルパークに寄りたいなw」
「え?パイナップルパーク?行きたいの?」
名護パイナップルパークとは沖縄名産のパイナップルをウリにした少し地味なレジャー施設である。
以前、俺も立ち寄ったこと(日記で書いたかも?)がある。
ということでパイナップルパークへと向かう。
腕が隠れて心霊写真っぽくなってしまった(ちゃんと生えてます。)
おいらは幼少期の頃にパイナップルを食いすぎて舌がビリビリしてからというものパイナップルはあまり好きではない。
酢豚のパイナップルも否定派だ。
だからとりあえずパイナップル号(ゴルフのカートみたいなヤツ。自動運転)に乗って園内めぐり。
スローで進むパイナップル号にスリルはない。
「お!このパイナップルうまい!」
筑「このスナックパインってのは食べやすいですw」
ということでパイナップルパークではパイナップルを死ぬほど試食できるのだ!(もちろん買えます)
うまいパイナップルを食べ過ぎたせいか、舌がイガイガしてくる。
うちなータイムも通じない。やっぱり安定の国際通り。
「やばい・・もうこんな時間だ。そろそろレンタカー返さないと。」
うちなータイムも最終日の観光客には通用しない。
できるなら最終日の飛行機はできるだけ遅い時間帯の便をお勧めする。
車に乗り込み二人は那覇市内へと向かうのだった。
沖縄のお土産ゾーンは数あれど、やはり一番は「国際通り」だろう。
おもろまちにはDTSという大型の免税デパートがある。ブランド好きの女性はこっちのほうが喜ぶと思う。
でもやっぱり国際通りなのだ。俺は沖縄に行くとほぼ確実に、この国際通りに行ってしまう。
国際通りは県庁辺りから安里までをまっすぐ結ぶ、那覇市のメイン通りだ。
多数の店が軒を連ね、その多くが「お土産店」といえる。
特徴としては、
- 客引きがウザい&チャラい&元気がいい
- 値段が店によって違う
- 坂が地味にキツい
- 人が多いので一人で行くと孤独
- 沖縄っぽいものが沢山あるetc
お土産店の前には客引きが結構いて元気いっぱい。なぜかイケメンが多いのでそこがウザい。あとなんかチャラい。
また、お土産の価格も店によって結構違ったりするのでしっかり回って見ていこう。
わかりやすいのが「ちんすこう」という沖縄の郷土菓子。もらっても「ああ・・ありがと。」となるアイツだ。
そんなちんすこうの価格が店によって結構違ったりする。
ちなみにちゃんとしたブランドお土産店とそうでない類似品もあるので気をつけたい。気になる人は正規店で。
国際通りは人通りの多いにぎやかな場所なので、一人で行くとかなり孤独を感じる。でもそこにあえて突っ込んでみよう!
ちなみに夜も遅くなると人通りは少なくなるが幽霊が出るらしいので注意だw
とにかく沖縄のお土産ならここで一通りそろうし、沖縄に来ないと買えないものもある。
時間もかなり潰せるのでお勧め。ちなみに2015年からは「国際通り屋台村」がオープンしたとか・・。いきてえ・・。
「あざっした!」
再び「とまりん」のOTSに車を返却すると、俺達はタクシーに乗り込む。
筑紫女のキャリーバックがでかすぎてトランクを占領。・・俺のやつは車内へ。
ちなみに沖縄のタクシーもなかなか楽しい。
禁煙車なのに「タバコ吸ってもいい?」と聞いてくる運転手さんや、
戦後のアメリカ軍の占領地になっていた頃の話を教えてくれたおじさん。(沖縄に行くのにパスポートが必要な時代があった。)
泡盛の作り方を教えてくれた運転手さん。
お勧めのソープ店を聞いたら電話までしてくれたおっさん。(完全に店とグルだった・・とんでもない化け物が出てきたw)
闇タクシーの運転手さん。(お水の送迎とかに使われる正規じゃないタクシー。これは電話で呼ばないと拾えません。沖縄で知り合った子が呼んでくれた。)
・・とまあ個性的な人物が多かったですw
暇だったら「暑いっすね~!最近どおっすか?」とでも話しかけると、いろいろ話してくれますぜ。
「やばい!(パイナップルパークに行ったせいで)あと2時間しか国際通りにいれない!」
筑「ええ!走りましょ!」
国際通りの坂を二人で駆け抜ける。はあはあ!汗だくだ。
お土産屋を出たり入ったり。牧志公設市場に行ってみたり。(この辺りの商店街はアングラな感じで好き)
鉄板のゴーヤコンドームを買ってみたり・・。
飯を食う時間もなく二人は動き回った。
「はあはあ・・何買った?」
筑「紅芋タルトとちんすこうとハイチューとかの沖縄限定バージョンのお菓子」
「お菓子ばっかりやん・・。」
筑「YUさんは?」
「俺は荒塩と綺麗なグラスとうみぶどうと星の砂(コンドームは言わない)」
筑「なんか私たち全然違うねw」
そんなこんなでタイムリミットがやって来る。
二人は空港へと向かった。無事チェックインをすませる。
「な、なんとか間に合いそうだね・・良かった。お腹減ったね・・沖縄そばでも食べる?」
空港の沖縄そば屋へ。
筑「ズゾゾ!ズゾゾ!」
「いい食いっぷりだね。ズゾゾ!」
筑「お腹減っちゃって・・もぐもぐ。」
「お昼食べてる暇なかったからねえ・・。」
筑「もう帰るのかあ・・せめて後一日いたいよ。」
「同意。名残惜しい・・。また来よう。」
俺達は飛行機が飛ぶまでのわずかな時間、二人きりで南国の高い青空を眺めるのだった。