- 1 北海道で出会い系やマッチングアプリするなら札幌だけがオススメ。
- 2 札幌初デート。4年の月日はいろんなものを変化させる。
- 3 札幌のジンギスカン超有名店「だるま」と水着ガールズバーへ潜入
- 4 女子と水着ガールズバーへ行ってみた。
- 5 札幌と言ったらバーだろ?「Bar Stars 2003」でしっぽり口説く
- 6 ススキノラブホサバイバル。泥酔彼女を至急運搬せよ!
- 7 エッチの持ち込み方がわからなくなる。厄介な「童貞モード」
- 8 彼女は今年一番のテクニシャン。
- 9 ニッカウヰスキー余市蒸留所見学記。お土産で買ったウイスキー「余市原酒25年」にプレミアが付いて価格が爆上げ。
- 10 お土産で買った「余市原酒25年」がプレミア付いてビビる。
- 11 南保留太郎商店の燻製が酒のアテに最高
北海道で出会い系やマッチングアプリするなら札幌だけがオススメ。
函館から札幌までは、下道でおおよそ250キロ程度。高速に乗れば300キロぐらいの距離になる。
道内の下道はそれほど混まないので下道でゆっくりと行こう。道中にも、たくさんの観光地があるし。
今回の北海道は出会い旅は、全て札幌に宿泊する予定だ。その理由は、
札幌で出会い系やるべき理由
- 二年間の札幌に住んでたので土地勘がある。
- 札幌は人口が多いのでアポが取りやすい。
- 北海道は広いので、札幌に絞ったほうが移動が楽。
- デートする店を探すのに困らない。
- 周辺にたくさん遊べる場所がある。
- 札幌は可愛い子が多い。
ちなみに北海道に住んでた頃は、50キロぐらいの距離は「隣町」、100キロぐらいの距離は「隣の市」くらいの感覚だった。
メル友に会いに帯広とか北見に行った事もある。札幌からどれだけ離れているかはGoogleマップで調べてほしい。
それでも旭川までアポに行って、デブスが出てきた時は、
「出会い系やるなら札幌だけで良いんじゃね?」
と思ったものだ。うん。効率を考えると実際にそうなのだ。まあ北海道は車に乗って巡るだけでも楽しいんだけど。
ということで北海道で出会い系やマッチングアプリを使っている人は、札幌女子もターゲットに入れて見てね。
とにかく、この北海道でアポをすると、移動が思ったよりも大変って話。しかも距離感が著しく狂うから恐ろしい。
だから札幌中心で動いたほうが、無茶なアポをしなくても済む。「アポに間に合わない」という過ちを二度と繰り返さないためにも・・。
北海道の10月は紅葉シーズン真っ最中
カニの街、長万部を越え、太平洋沿いを進んで行く。豊浦で休憩。あっという間にもう半分ほど来てしまった。少し早めの昼食。
そしてデザートに本日のソフトクリーム。
「んめえ!」
やっぱり北海道のソフトクリームはレベルが高えや!太平洋に別れを告げて、230号線の山道を登っていく。
「うわあ!紅葉がキレイだなあ・・。」
雨の影響もあって、落ち葉がひらひらと落ちていく。まだ11月にもなっていないのに、北海道では紅葉シーズンがクライマックスを迎えようとしていた。(北に行くと10月中旬には紅葉終わってる。)
福岡と比べると1ヶ月くらいの誤差がある。洞爺湖を右手に見ながら、アップダウンを繰り返す。
道の駅「望羊中山」で最後の休憩。
「空気が旨い。外寒い!」「じゃがいも安い!」「お!ゆり根とか懐かしい!」
俺は道の駅から感じる、「北海道感」を懐かしむ。
思い出深すぎ!YUTARO札幌へ入る
道の駅を出ると、とうとう札幌市に入る。ここは定山渓。
右手には定山湖が見える。超絶山の中だが、一応札幌市南区だ。
ちなみに、札幌市の南区は、面積だけみれば、中央区の15倍ほどの大きさ。
他の区と比べても、異常にデカイ。面倒になって南区に土地を全振りしちゃったのだろうか?
「あわわ・・街や札幌の街が見えるう!」
午後三時。ようやく札幌の市街地が見えてくる。
「・・あれ?なんか景色が滲んで、前が見えねえや。」
俺はゴシゴシと目を擦りながら、一人つぶやいた。
「ただいま・・。札幌。」
札幌初デート。4年の月日はいろんなものを変化させる。
「おお・・札幌ってやっぱり都会だなあ・・」
さすが、人口200万都市だ。とにかく街がキレイ。道路や歩道が広い。街の区画割がしっかりしている。
裏道、細道がたくさんの福岡とは違う。
「ああ~!駐車場が空いてねええ!ここは高いから却下!」
さっきからホテルの周りをぐるぐると車で周っている。街の中心地にあるせいか、なかなか駐車場が見当たらないのだ。
今回は狸小路商店街にある、「ホテルリソルトリニティ札幌」という小洒落たホテルを予約してある。
「はあ・・やっと停めれた。」
ようやく駐車場に車を停めることができた。
(相棒よ今日はゆっくりお休み☆)
狸小路商店街の雰囲気を懐かしみながら、ホテルにチェックイン。札幌にもずいぶんオシャレなホテルが沢山できた。海外旅行客が、増えている影響もあるんだろう。
(ふう・・やっと風呂に入れる・・タバコと謎の体臭でやべえぜ!)
人はそれを加齢臭と呼ぶ。よく考えたら最後に風呂に入ったのは、新潟の長岡が最後。ほぼ丸二日間風呂に入っていない。
歯も一日以上磨いていないので、口の中が、この上なくカオスだ。こんな状態で、デートをしたら、100%嫌われてしまう。
俺は、風呂に入りながら、歯ブラシの毛がボサボサになるまで歯を磨いた。おかげさまで歯茎から出血。
風呂から出て、1時間ほどベッドで体を休めながら、出会い系で「帰り分」の相手を見繕ったりする。
(えーと・・帰りのアポで決定してるのは、大阪と・・金沢は行けたら行こう。)
(まずはそれ意外を探そう。日程にも余裕をもたせて・・。この日とあの日に予定を入れれたらいいな・・。)
北海道編で最初の女の紹介
つーことで今日の相手の紹介しよう。
清田子
年齡:30代前半
出会ったサイト:ハッピーメール
実に4年ぶりの札幌でのアポ。北海道編「最初の人物」である。YUTAROのアポでは珍しい30代女性。俺も年を取ったという事だ。少しお年を召されているが、写メはなかなかの美人さん。酒好きでウイスキーをこよなく愛している。さすがの札幌民。札幌市の清田区に住んでいるから清田子と呼ぼうと思う。(雑)
オッサンは急にホルモンが食いたくなる。
(ん?なんだか無性にホルモンが食いたいぞお?)
頭の中も、落ち着きの無い自分が悲しい。だがオッサンは時々ホルモンがめっちゃ食いたくなるのだ。
「あの・・今日ホルモン食いに行きません?」
早速、俺はデート相手の「清田子」にLINEを送った。いきなりホルモンとは手抜き感がすごい。だがこういう「イレギュラーさ」がウケる時もあるのだ。
ピロリン!(おっ返事が来た。)
清田「え?ホルモンですか?良いですよ。ホルモン好きだしwハイボールも飲みたいな♪」
「嬉しいなあ。行きつけの美味しいお店があるんですよ。そこに連れて行きます。」
・・想像以上にいい娘だった。しかし4年以上も行ってない店は「行きつけ」とは呼ばない。よし!出発の時間だ。いざ札幌の街へと出陣。
すすきのに来たのは、ハスキーなキャバ嬢っぽい女。
「ああ・・ここのボッ○クリフルーツ屋さんまだやってる!んおお!こんな所に新しい店が出来とる!」
久しぶりに歩く「狸小路商店街」には懐かしさと新しい発見があった。波乱も多かったが、札幌に住んだ2年間は、なんだかんだで充実していた気がする。
嫌な思い出よりも、楽しかった思い出のほうが、蘇ってくるのは、きっとその証拠だろう。
待ち合わせ場所は、すすきの入口にあるニッカウヰスキーの王様の看板の下にした。冬だったらこんな所を絶対に待ち合わせ場所にはしない。
月寒通を渡り、市電の線路をまたぐと、そこはもう「すすきの」だ。YUTAROは待ち合わせ場所に到着。
横断歩道からすすきのに向かって人がたくさん歩いてくる。向かい側から観光客がウイスキーの王様を写真におさめていた。
(お、落ち着かねえ・・。)
もうちょっと人通りの少ない。マイナーな場所にしておけばよかった。
(も、もう少しの辛抱だ。)
俺は、空気になるべく、スマホの画面を見ながら時間を潰す。
待ち合わせ場所で5分ほど待つと、清子から「もう着く」のLINEが届いた。
「俺しか待ってる人いないから、すぐに解るよ。スマホのケースが◯◯だから目印にしてw」
ややこしいヒントを与えるが、彼女は、きっと気づいてくれることだろう。じっとスマホ画面とこちらを交互に見ながら、こちらに近づいてくる女性が一人。
そして、俺の横で立ち止まる。
「あの・・清田子さん?」
清「あっ・・ど~も~。」
彼女の少ししゃがれたハスキーボイスは、ウイスキーの飲み過ぎだろうか?清田子は、スリムな体系で、細身のショートトレンチがよく似合っている。
黒のパンツから細い足がスラっと地面に伸びていた。顔はなかなかの美人だが、しゃがれた声と相まって、なかなかの貫禄を感じた。
もしかしたら夜の店で働いていた(またはいる)のかもしれない。清楚な印象ではないが、堂々とした大人の女性の雰囲気だ。
「今日はよろしくお願いします。楽しく飲みましょ!」
清「はい。お願いします☆」
札幌の初アポが始まった。
行きつけの店「ホルモン中毒」潰れてた!
「さあホルモンですね。」
すすきので待ち合わせをしたものの、YUTARO行きつけのホルモン屋さん「ホルモン中毒」は、地下鉄でバスセンター前駅のすぐ近くだ。だから少し歩かなければならない。
ホルモン中毒は珍しい部位が食べられるお店で、俺は「牛のチチ(おっぱい)」が大好物だった。
「ごめんね。少し歩くけど」
清田「全然大丈夫ですよ。」
彼女と世間話を織り交ぜながら、一緒に10分ほど歩く。冬じゃなくて良かった。
「おかしいな・・この辺なんだけど。あれれえ?」
大阪子(当時の同棲相手)とケンカした時に良く一人で食いに来ていた「ホルモン中毒」が見当たらない。
「え?ウソ!潰れてる?嘘だと言ってよ!」
ホルモン中毒があった場所には、駐車場の建設予定の看板が立っていた。※場所を間違えてました。訂正してます。
店長「今日のお肉はお口に合わなかったでしょうか?」
ホルモンを少しでも残すと、心配そうに聞いてくる店長さんは・・もういないのだ。
4年間の月日は、いろんなものを激流のように飲み込んで変化させていく。あとホルモン中毒も、街の景色も、人の心さえも・・。
そして俺の頭皮さえも(´;ω;`)
札幌のジンギスカン超有名店「だるま」と水着ガールズバーへ潜入
「すいましぇん・・。行きつけの・・行きつけの店潰れとるばい。」
清「ええ!?」
「この場所ば、ホルモン屋あったとに駐車場になっとらす。・・すいましぇん。(グズッ)」
清「・・無くなっちゃったんだ。てか何弁しゃべってんのw」
「悲しかあ~。なにもかも更地ばい。どうせ俺なんて!頭皮も更地なんよ!」
清「メソメソしないで!男でしょ?どうするの?諦めるの?立ち上がりなさいよ!男でしょ?」
「・・札幌から離れて、4年間のブランクが・・。もう俺、札幌で通用せんとよ。」
清「・・ヒツジ・・」
清「そうだ!北海道には羊があるじゃない。」
「ひ、ひつじ?」
清「うん!ひつじだよ!ジンギスカン!!」
「そうか・・ジンギスカンがあったばい!」
清「ほら早く行くよ・・うかうかしてたらアイツとの勝負に間に合わないよ!」
「清田子しゃん・・もし・・。もし僕がこの勝負に勝ったら・・。」
清「え・・?」
「僕と付き合ってくだしゃい!」
清「・・ばーか♡」
さて、そんな感じで向かうのは、ジンギスカンの超有名店「だるま」だ。
札幌ジンギスカン界の大御所「だるま」
ジンギスカンは札幌のソウルフード。ジンギスカンならまず「だるまを食っとけ」というほど、札幌のジンギスカンを背負って立つ店なのだ。
とはいえ、俺が札幌に住んでいた頃は、一度もだるまに行ったことはなく、ジンギスカンも結局二、三回しか食わなかった。
「ヒツジのお肉って灰色な味がするよね。」
一緒に住んでいた元カノがそう言って羊肉が苦手だったのと、俺に友達がほとんど出来なかったからだ!(泣)
ちなみに本音を言えば、焼肉でも良い気がする。いや焼肉が食いたい。二人は来た道を戻り、再びすすきのへ。キレられても仕方ない。
二階の入り口までの階段に、ずらっとお客さんが並んでいる。予約なしで向かったので、残念ながら行列の最後尾へ・・。
たちこめる香ばしい煙で胃酸倍増。
「これ・・冬なら死んでたね。」
ただ思ったよりも客の回転率がいいのか、20分も待つと順番がまわってきた。・・と思ったら店内でも並んでいた。
もうもうとたちこめる煙。
「うう・・この香ばしい臭いの中で待つのはキツいわ。」
店内には、羊肉を焼いた時の、独特で強烈な臭いがもうもうと立ち込めている。(待ってる間に服に臭いがかなり着くので覚悟しましょう。)
清「早く、ジンギスカン食べながら、ビールかハイボールでキュッと行きたい。」
「キミは僕だ。」
彼女の発言は酒好きのオッサンそのものだった。これは話しが合いそうだ。
だるまのおばちゃん「おまたせしました~。」
カウンターに座り、ジンギスカン鍋の前へと着座。他のお客さんとの距離が思ったよりも近い。まずはハイボールを注文。メニューは至ってシンプル。基本ジンギスカンしかない。
サイドメニューはキムチとかチャンジャぐらい。これも回転率の向上に一役買っているのだろう。そして、だるまのジンギスカンに対しての絶対の自信をうかがい知ることができる。
おばちゃんが作り方を実践してくれる。
「これがマトン?」全然臭くない。
出来上がったものをさっそく一口。
「ほおおお・・うまいやないか・・。」
これがマトンかと言うくらい、柔らかく食べやすい。羊の独特の灰っぽい臭みもほとんどない。
ラムとマトンの違いとは?
ここで羊肉について簡単に説明しておこう。彼女にも自慢できるぞ?
マトン:生後一年以上の羊肉。羊独特の臭みがあることも多い。いきなりマトンを食うと、その臭いがトラウマになって「ワテ・・羊はアカンねん・・。」となりやすい。
ラム:生後一年未満の若い羊。マトンよりも比較的臭いが少なく食べやすい。初心者なら断然コチラ。ラム肉を出すジンギスカン屋さんも多い。
こりゃだるまに一本取られたわ!
「うまうま!ハイボールおかわり!お肉おかわり!あとお米もください。」
おばちゃん「はいよ!」
「やばい・・米とジンギスカンの相性やばい・・。もしかしてこのお米・・ゆめぴりかですか?」
おばちゃん「ちがうよー(笑)」
・・調子に乗るとこうなる。目の前のジンギスカンをあっと言う間に平らげる。お肉のお代わりも一瞬で消えた。
「・・お腹いっぱいでござる。」
完食までの時間は一時間もかからなかった。ヒツジ肉とアルコールの強烈な臭いをまといながら、俺たちは、再びすすきのの街へと放流されるのだ。
女子と水着ガールズバーへ行ってみた。
北日本最大の繁華街「すすきの」夜はまだ始まったばかりだ。行き交うサラリーマン。これから出勤するであろうニュークラ嬢。
なんとなーく風俗で働いてそうなお姉さん。だれかれ構わずに声を駆けまくるキャッチとホスト達。
これこそがすすきの。その光景すべてが懐かしい。昔の俺は、この街を一人でウロウロしてパブ(札幌で言うスナック的な店。比較的若い女の子が多い)で朝まで飲んでいたのだ。
(どうせなら・・もっと友達作っとけば良かったな・・。)
あるお店の看板の前で立ち止まる。
「み、水着ガールズバー・・だと?・・すげえ楽しそう。」
このクソ寒い中、水着とはこれ如何に?
女子を連れてガールズバーに行ってもいい?
清「入ってみる?ww」
「もしかして感情が声に出てた?」
清「モロ出てたw」
「でも清田子さん・・ガールズバーですよ?」
清「ガールズバーなら女の子も入れるでしょ?オッパブでも入ろうと思ったら入れるよ?」
なかなか女性で水着のガールズバーに行こうとは思わない。しかもまだ二軒目だ。そんな情報を知ってるあたり、彼女は水商売歴があるに違いない。妙に夜慣れしている。
「ええんですか・・?」
清「私も行ってみたいのw」
「清子さん・・好き♡」
好奇心の強い女性は嫌いじゃない。ということで会ったばかりの子と水着のガールズバーに入店(笑)
お胸を凝視!かわいい子はいないけど水着って良い。
入ってみると思ったよりも普通のバー・・と思いきや、キャストの女の子はやっぱり水着だ。
スタイルのいい女の子もいれば、酒の飲み過ぎか、ぽっこりと下腹が出ている子もいる。
とりあえず目の保養にはなる。今日はきっと視力が少し上がるに違いない。
見た目はどのキャストよりも清田子さんが一番キレイだった・・。
清「わあ・・すごい!セクシーだね!この時期に水着とか見ないから新鮮。」
「今年二度目の夏が来ましたな。」
清「てか暖房が効きすぎて暑いね!女の子のお腹冷えないようにするためかな?」
「まあ寒いよりはいいかwお酒もすすむってもんだし。それより清田子さんの水着も拝みたいものですな。ガッハッハ!」
とりま二次会を祝して乾杯。二人とも引き続きハイボールだ。
水着ガールズバーの店員さんも最初は様子をうかがう感じだったが、次第にいろいろと話しかけてくれるようになった。女性客が来るのはそれほど珍しく無いのかもしれない。
清田子とキャストの女の子でお互いを「スタイルが良い」とか「肌が白い」とか褒めあっている。
盛り上がりつつも、俺は隙を見つけて、その胸を凝視していた。いろいろと溜まっているのだ。
恋愛対象外な失言
「清子姉さんって、ウイスキー好きなんだよね?」
清「うん。大好き!後半はずっとウイスキー飲んでるかも。次の日あんまり残らないし。」
「女性なのに珍しいね。」
清「なんで?最近は女の子もハイボールとか飲むでしょ?」
「ハイボールならわかるけど、ロックとか水割り飲んでる人ってあんまりいなくない?」
清「ええ~。私の周りには結構いるよ。」
彼女の周りの友達もハスキーな「酒焼け声」をしている気がする。
「今度友達紹介してよw楽しそう。」
清「いいよ~。」
サバサバしてるけど清子さんはいい人だ。だが、まだ会ったばかりの女性に「友達を紹介して」は失言だった。
「友達紹介して=キミは恋愛対象外」という意味にも取れてしまう。
短い時間で結果を残さなければいけないこの旅では、小さな失敗は命取りだ。聞き流してくれればいいが。
明日は余市の蒸留所へ。俺には時間がない。
「あっそうそう、いまね。行きたいとこがあるんよ。」
清「どこ?」
「余市にあるウイスキー蒸留所。今、朝の連続ドラマ小説でマッサンやってるでしょ?ニッカウヰスキーの創始者モデルにしてるやつ。」
清「あー!やってるね!」
「ドラマの舞台になってる余市の蒸留所に行きたいんよ。なんかそこだけしか売ってないウイスキーもあるらしいし。」
清「うわー!それ私も行きたい!ウイスキー飲めるのかな?」
「まあ・・売ってるから飲めるんじゃない?行く?俺が運転するから。お酒じゃんじゃん飲んじゃって!」
清「行く行く!いつ?」
「・・明日。(ボソッ)」
清「早えなオイ!明日かよ!」
俺には時間が無い。思い立ったら吉日なのだ。
札幌と言ったらバーだろ?「Bar Stars 2003」でしっぽり口説く
堂々と振る舞う清田子との夜は楽しい。酒好きなのも俺にとっては加点要素だ。水着ガールズバーを出て、二人ですすきのを彷徨う。
さて三軒目だ。この時点でかなり酒が回って酔っぱらっていた。
ススキノにある正統派バー「Bar Stars 2003」へ
三件目はススキノにあるバー「Bar Stars 2003」だ。
「札幌行くならBar Starsに行ってみてくださいよ。」
福岡で知り合ったバーテンダーが言っていた。どうやらその界隈では有名なバーテンダーさんがやっているお店という事だ。
Bar Stars 2003は、ちょっとわかりづらい場所にあるんだけど、食べログ見ながらたどり着いた。こんなアホ日記に乗せていいか迷ったが、せっかく行ったんで・・。
マスターは北海道知事からの表彰された凄い人
Bar Stars 2003のマスターは、なんでもカクテルの大会で優勝して、北海道知事からの表彰された事もあるというすごい人。
マスターおすすめのモスコミュールで乾杯。
「んめえ・・がぶがぶイケる!」
そんなありがたいモスコミュールとは知らず、俺はがぶ飲みする。
俺は口説く。でも彼女のほうが上手?
「清田子さん、今日は一緒に泊まろうよ~俺なんもしないから~。寝るだけ。俺寝不足だし。」
酒の合間、話しの合間に、彼女を誘いつづける。さっきから同じ言葉を連呼している。
気の利いた、誘い方もできないほどアルコールにヤラれてきていた。
清「うーん。もう一杯飲んだら考える。」
そう言ってさっきからカクテルを奢らされておる。彼女のほうが一杯、・・二杯上手だ・・いやもう三杯か?
俺たちがアホトークをしていると、女性客が来店。
俺は酔っぱらいのテンションで話しかけてみると、どうやらマスターのお弟子さんで、普段は「Bar Stars 2003」で働くバーテンダーさんだとか。
会話の中でマスターのカクテルのこだわりだとか、お弟子さんとの師弟愛を感じながら、定期的に清田子さんをホテルに誘う僕。今思い返すと・・自分が恥ずかしすぎる。
「お通しを拒否するな」が意味不明
清「ねえねえYU君。そう言えばお通しってあるじゃん。」
「うん?」
清「実はお通しって拒否できるとかいう記事をネットでみてさ。」
「うんうん。それで?」
清「お通しをわざわざ拒否するヤツって、なんて言うか・・雰囲気?空気をぶち壊すヤツ多いよね。」
「???」
清「お通しで3000円とか取られたらボッタクリだと思うけど、たかが数百円じゃん?それってある意味席代みたいなもんじゃん?」
「うん。・・はあ。・・え?」
清「なんて言うか・・お通しの断り方って記事見てさ、わざわざ法律とかの事も書いてあったりして・・」
(この人・・なにが言いたいんや?)
清「ただでさえ飲食はブラックで忙しいのに、そんなケチな客の相手してストレス溜めるのも可哀想だよね。そんな事でグチグチ言うやつは、家でチビチビ発泡酒でも飲んでろっての!」
「そもそもお通しいらないっていう人、俺は未だに見たことないけど?」
清「そういえば私も一回しか見たことなかったわ。がははッ!」
「言いたいことはわかった!つまり、今日はお泊りということですか?」
清「しつこいねえ・・キミも。」
酔っぱらっていると急に脈絡のない話になるから困る。
今日はお開き・・と思ったら?
明日は運転もあるし、今日はもう眠いし。
彼女は「クダマキモード」に入りそうだし。今日は充分楽しんだ。
「マスター・・そろそろチェックで。」
酔った彼女の手を引き、店を後にする。
(さて、清田子タクシーに乗せて・・。)
清「家どこ?行くよ!」
彼女は俺の手を引いて歩く。
「はえ・・?清子さん・・?」
・・もうこの人がわからない。
ススキノラブホサバイバル。泥酔彼女を至急運搬せよ!
俺の手を引き歩きだす、清田子。
今までの俺の誘いを、受け流し続けた彼女のに、急にスイッチが入ったのは何故だろう?
「あの・・清子さん、そっちの方向じゃないんだけど・・。」
気が付けばホテルとは逆の、中島公園手前まで歩いていた。鯉の泳いでいる小さな川(鴨々川)がある。
泥酔女をラブホへ連れて行くミッションinススキノ。
清「んあ・・足が疲れた。靴脱いでいい?」
「駄目だよ。靴下汚れちゃうよ?」
俺の静止も聞かずに、彼女はパンプスを脱いだ。歩いたせいか一層酔いが回ってしまったようだ。
清「鯉って・・靴食べるかなあ?」
「いやいや・・靴あげちゃダメだよ?川を汚さないでねって、看板に書いてあるじゃない。」
清「んふ、んふふ!食べるわけないじゃーん。」
「・・・」
そもそも、こんな状態の彼女をホテルに連れ込むのは、難易度よりも危険度が高い。
そして思ったよりも冷静な自分に驚いた。彼女が「ただの酔っ払い」と化した今、俺がしっかりしなければ・・。これはなんのミッションだ。
ススキノのラ・メールは便利すぎて満室
という事で、いつもお世話になっておりました「ラ・メール」へ。ラ・メールは、ススキノのメイン通りにある、ラブホテルだ。
清田子にパンプスをはかせ、ラ・メールへ・・。
「・・やっぱり満室や・・。」
やはりラ・メールは、便利な場所にあるが故に競争率が高い。
(思い出せ、考えろ。近くのラブホは?)
札幌での思い出が走馬灯のように、俺の脳内をよぎる。
思い出せ!中島公園のリマショコラへ
ラブホテルの位置を思い出しながら、たどり着いたのは、中島公園の近くにある「Hotel Rima chocolat(ホテルリマショコラ)」
札幌時代に何度かお世話になったことのあるラブホテルだ。(当時からこの名前だったかは覚えてない。)
ススキノには至るところにラブホがあるが「リマグループ」を選んでおけばハズレはない。
「良かった・・空室あった。」
これはもう問答無用でインする。部屋の前にやって来ると、なだれ込むように、清田子さんが部屋に入っていく。
そしてそのまま玄関先で倒れこんだ。
「大丈夫?お水いる?」
清「さ、酒・・。酒をおくれ。」
「・・もう飲めないっしょ?」
清「なまら・・。」
「なまら・・何?」
なまらの後に続く言葉が聞きたい。「なまら酔った。」なのか「なまら気持ち悪いのか?」
清「へへっ・・へへ。」
清子さんはすれ違う誰よりも酔っていた。
「とりあえず、靴を脱ごうか。」
清「ぬがして~。」
俺氏、彼女のパンプスを脱がす。足の臭いを嗅いでやろうかと思ったが、この緊急時に、下手なリスクを追うべきじゃない。
俺は彼女を抱きかかえベッドまで、お姫様だっこで運び込むことにした。腰がブチブチと悲鳴を上げる。
「んしょ!」
俺は、最後の力を振り絞って清田子をベッドへと放り投げる。
「はあはあ!・・もう服も脱がしちゃうぞい!」
清「ぬがして~。」
「い、いいの・・?」
エッチの持ち込み方がわからなくなる。厄介な「童貞モード」
(本当にいいのだろうか?脱がせてと言われても、どこまで脱がせて良いものか?)
彼女をベッドに寝かせたのはいいが、俺は清田子のふくらはぎあたりの、ストッキングを指先でつまんで、引っ張って、その張力を図っていた。
俺は、ごくたまに、こんなふうに自信が無くなったり、妙に冷静になって女性の扱いが慎重になりすぎてしまう事がある。
「童貞モード」だ。自分の精神構造がよくわからない。今回のような、ほぼ成功を前にしての童貞モードはたちが悪い。
特に旅の途中は勘弁してほしいものである。
「き、清田子さん?お、襲いまっせ?」
俺はそう言って、彼女の太ももをさすっている。ストッキングのサラっとした感覚と、彼女の太ももの熱が手のひらに伝わってきた。
(パンティは・・ブラックですね。)
スカート隙間をのぞき込むと、黒の世界が広がっていた。
そうこうしていると、愚息に血流が流れ込み、ムクっと起き上がる。息子は旅の間、はき続けていた、ジーンズに締め付けられ、悶々とした快感が走る。
清「何してんのwさっきまであんなに積極的にホテルに誘ってたじゃん?」
彼女のろれつの回らないハスキー声が、情けない男にカツを入れる。
「ご、ごめん。じゃあお言葉に甘えて・・。」
キスから?それとも愛撫からだっけ?いつもはできる事も、一旦考えだすとよくわからない。
とりあえず、清田子さんのセーターの上から胸をもんでみる。思ったよりも、豊満に感じる手ごたえは、とてもCカップとは思えない満足感。
清「YU君・・もしかして・・久しぶり?」
「な、なにが?」
清「エッチするの。」
「・・ひ、久しぶりじゃねえしw」
未経験の童貞が「童貞じゃねえし。」という言い訳に近い。
清「あはは、女慣れはしてそうだから、童貞じゃなさそうだけど・・。」
「ど、童貞じゃねえし・・。」
これはもう童貞である。
「清田子さんはいつエッチしたの?」
清「うーん。・・先週?」
「最近すぎてアバズレるわ!」
清「そんなもんよ。女にも、エッチがしたい期間があんのw」
酔っぱらった口調で、彼女はアバズレている。
清「とりあえず・・キスしよっか?」
「は、はい。」
清田子は、俺の首に手を回すと、童貞モードのYUTAROを優しく唇へと導いてくれる。俺は目をつぶり、その唇の感触をたしかめるように接吻に没頭するのだった。
・・今日は自分のふがいなさにも目をつぶろう。
彼女は今年一番のテクニシャン。
乾燥した唇が、彼女のリップグロスで潤っていく。舌に残る甘味は、カクテルを飲んだせいかもしれない。二度おいしい。
突然やってきた童貞モードもすんなりとおさらばできそうだ。長引いたらやばかった。
俺は清田子の首筋の匂いに、ヤラれながら、彼女のニットをまくり上げた。
彼女の折れそうに細いウエストに、形のいい胸。そして大量の酒で、少し膨らんだ下っ腹。
(お・・スタイルいいな・・。)
負けじと俺も着ているものを、いそいそと脱ぎすてる。だらしなく膨張したオッサンの腹と、ドーピングなしでイキっているお〇ん〇ん。
彼女と同じ物を食べているはずなのに、こうも違うものか?
会って6時間で、ちちくりあう不思議
しかし、そうやって過ごした6時間あまりの時間のおかげで、こうしてちちくりあっている。不思議なものだ。
俺は彼女のブラをスッと指先で外した。
「やればちゃんとできるじゃない。」
そんな表情で、彼女は俺に微笑みかけた。彼女の肌色の「おちくびさま」を口に含み、転がすと、ハスキーな吐息が漏れた。
清「鼻息がくすぐったいんですけどw」
自分でも気づかないうちに荒い鼻息をフンフンと、吹きかけていたらしい。
フ〇ラが上手すぎる。彼女はテクニシャン
清「YUくんっておっぱい好きでしょ?」
「ど、どうしてわかった?」
清「自分がされたい事をしたがるって言うじゃん?」
「なるほど!じゃあ・・僕の乳首も舐めてもらえます?」
清「了解☆」
彼女は体を起こすと、そのまま僕のおちちを舌先で入念に弄びはじめる。
「ぐ、ぐはあ!」
衝撃的な快感が脳天を突き抜けた。間髪いれずに、息子を器用に手で刺激してくる。
なんてこった!裏筋もビックリだ。俺は身勝手にビクついていると、清田子は愚息へ顔を近づけ吟味するように見つめている。
清「なんかちょっと・・おしっこ臭い。」
「ごめん。洗う暇もなかった。」
そう言って彼女は、俺のモノを口の中へ飲み込んでいく。そして勢いよくヘッドバンキングし始めた。
(ああ。このフ〇〇チオ。た、たまらん。)
今年も残すところ二か月あまりだが、今年一番のテクニシャンに違いない。
「フ〇ラが上手すぎる・・。」
清「もしかして・・イッチャう?」
そう言って、彼女は動きを止める。そして悪戯な笑みを向けてくるのだった。
どうせならチ〇コ入れたい。
「ど、どうせなら入れたい。」
清「どうせなら?」
彼女はムッとした表情で言う。俺はうっかり失言をした事に気づいた。
「どうしても入れたいです。」
清「・・よくできました。」
清田子は、さっきまで俺が引っ張っていたパンストとパンツを一緒に脱ぐと、ベッドの横に放り投げた。
(この女・・エロスの化身か?)
「俺もしなくていいの?」
清「なにを?」
「愛撫的なヤツ・・。」
清「いいよ。入れちゃって。」
枕元のゴムを装着すると、俺の愚息は温かい沼の中へと沈んでいく。溺れれば溺れるほど、お互いは少し苦しそうな表情と声で悶えるのだ。
「んあああ!」
彼女の締め付けに、息子の締め付けが限界に達し、激しい射精を迎える。旅も6日目。札幌まで来てよかった。
もう、札幌は俺にとって鬼門じゃないはず・・だよね。
ニッカウヰスキー余市蒸留所見学記。お土産で買ったウイスキー「余市原酒25年」にプレミアが付いて価格が爆上げ。
「昨日の事・・覚えとる?」
清「いやあ・・なんかシラフになってみると恥ずかしい・・。忘れてw」
目が覚めて、昨日の出来事になぜか恥じらう二人。
「てか、余市に行く約束覚えてる?」
清「覚えてるけど・・ほんとに行くの?」
「もうちょいしたら出発するで?」
清「わかった。その前にシャワー浴びていい?」
お互いシャワーを浴びると午前10時前。清田子さんの化粧タイムで、結構時間を取られてしまった。
彼女は、乾燥肌なのでしっかりケアしないといけないらしい。
「よし!では余市蒸留所へ出発!」
清「いえーい!」
今日は天気が良い。暑いくらいだ。
朝ドラ「マッサン」の舞台にもなった余市蒸留所
車は、西へと進む。札幌を抜け、小樽から山を抜けると、再び海が見えてくる。
ここはウイスキーのメッカ「余市」。ニッカウヰスキーの余市蒸留所と、宇宙記念館(余市は宇宙飛行士の毛利さんのふるさと)が並ぶように経っている。
札幌に住んでいる頃には全く注目していなかった。そもそもウイスキーやバー巡りにハマったのはつい最近の話だ。
めっちゃ可愛いお姉さんからに惚れながら入場受付を済ませる。なんと入場料は無料なのである。
「さて、入るぞい!」
蒸留所の中は当時の面影のまま、古くて味のある建物が立っている。最近のウイスキーブームで、この日もたくさんの観光客が訪れていた。海外の方もかなりいた。
俺たちは、ガイドさんの説明を聞きながら、蒸留所内を回った。
ピート(ウイスキーの香りをつける泥炭)を燻す窯を見たり。ウイスキーを蒸留するためのポットの形がなんか女性的だったり・・。
ウイスキー好きとしては、製造工程や製造施設を見ながら回るのは、メッチャ参考になる。飲んだ時に想像力も働くというものだ。
ニッカウヰスキーの創始者、竹鶴政孝氏
NHKドラマ『マッサン』のモデルで、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏。
この竹鶴政孝氏は今から100年ほど前、当時まだ珍しく逆風も大きかった国際結婚(竹鶴さんの嫁さんのリタ夫人はスコットランド人)をしました。
なかなかの苦労人でお金がなく食えない時代、そして戦争の動乱の時代を二人で乗り越えて余市でウイスキー造りに励んだという。竹鶴さんは相当エネルギッシュで意志とこころざしが強い人だったんですねえ~。
ウイスキーの試飲で程よく酔っぱらえる(ドライバー以外)
蒸留所内におしゃれなバーのようなものがあり、ウイスキーの試飲も格安でできる。
清「YU君このウイスキーめっちゃ飲みやすいって!」
チクショウ・・ドライバーは我慢我慢。(泣)
清田子さんは、いい塩梅で酔っぱらってきている。
お土産で買った「余市原酒25年」がプレミア付いてビビる。
最後にウイスキーの販売所へ。これが一番の目的で、一番の楽しみ。
ここ余市蒸留所でしか手に入らないウイスキーを買うことができるのだ。
「うーん。ちょっと高いけど・・奮発してしまえ!」
帰りに、余市でしか手に入らない。シングルカスクの「余市原酒25年」と二本と、10年を一本購入する。
「シングルカスク」とは、一つの蒸留所の、一つの樽だけで作られたウイスキーのこと。
ウイスキーは基本的にいろいろな樽の物をブレンドして作られるんだけど、シングルカスクは混じりっけなし。
ただ、ブレンダーさんの監修の元、混ぜて作られたウイスキーのほうが味に安定感があって旨かったりもする。
ちなみにススキノの有名な看板、主に「王様の看板」と呼ばれているが、ウイスキーの「ブレンダーの王様」と言われる「W・P・ローリー卿」をモデルにしたと言われているのは有名な話。
実はこの余市で買ったお酒「余市原酒」、現在は販売終了している為、とんでもないプレミアが着いている。
YUTAROの買った余市原酒25年シングルカスクの500mlをネットで調べてみると、一本あたり20万円以上の値段がついている。
実に10倍以上・・。こんなにプレミアが付くならすぐに飲むんじゃなかった・・。買い占めときゃ良かった。
珍しいウイスキーは飲んではダメ。
ここ最近は、ジャパニーズウイスキーの評価が高まり、価格が非常に高騰している。ウイスキーが飲めるようになるまで10年ほどかかるため、製造が追いつかずに足りなくなってきているとか。
例えば、イチローズ・モルトの「カード・シリーズ(2005~2014年)」はすべて揃えた場合(54本)で3,000万円ぐらいで取引される。(定価は一本3万3880円)
もしなかなか手に入らないウイスキーを所有しているなら、すぐに飲まない事をオススメする。そして珍しいウイスキーが必ずしも、旨いとは限らない。
ネットでたまに価格をチェックしていれば、YUTAROのように、あとあと後悔しないかも?
ウイスキーの話しばっかりしちゃって・・ごめんなさいね。
南保留太郎商店の燻製が酒のアテに最高
清「YUくん!マジで美味しい燻製屋さん教えてあげる♪」
「まじで?燻製とか好きすぎて、高血圧になるレベルっす!」
清「ちょっと待っててね、友達に店と場所聞いてみるから。」
ドヤ顔で言ったわりに、場所も店の名前も知らんのかい。清田子さんが、友達に電話してくれ無事に店の場所を聞き出す。
向かった先は「南保留太郎商店」というお店。(読み方がわからん)
余市にポツンとある小さなお店だが、北海道らしさのある温もりを感じる店構え。こんな所に燻製屋である。
贅沢すぎるカニの燻製
店内に入ってみると、燻製のスモーキーないい香りがする。
「うわー!なにこれ!カニの燻製??珍しい!」
清「そうなの。これが本当に旨いの!お酒のアテに最高なのよ!」
もうこれはテンションがあがるヤツだ。いつくか試食させていただく。酒好きの僕らの会話は、基本的にお酒中心に回っている。
珍しい燻製がたくさんあったよ!
ここの燻製は海の幸系の燻製が多い。
中でも、「甘エビ」の燻製、「鮭(インディアンスモーク」」の燻製、「ヘラガニ」の燻製は、なかなかお目にかかれない。
鮭の燻製は、結構あるかもしれないが、南保留太郎商店のは迫力が違う。半身なので、とにかくどデカい。こりゃインスタも映えますわ。
余市まで行けない人は、ネットの通販(むしろこっちが便利)でも買えるので、気になる人はお取り寄せしてみては?
「えっと・・カニを3つと・・燻卵と・・この豆腐の燻製を下さい。」
散々オススメした割に、カニ意外はお得なヤツをチョイス。※カニで予算オーバー。
「いやあ・・いい買い物できたわ!」
清「ここ素敵でしょ!酒飲みには特に!」
「美味しかったら、通販で買うわ。」
さて、車内で燻製卵を頬張りながら、小樽へ。小樽で、昼食に海鮮丼を食べ(ここはあんまり美味しくなかったので店は書きません。)、ガラス工房を見たりとかオルゴールショップを見たり、チョコ食ったりして、ベタな小樽観光を清田子さんと楽しんだ。
名残惜しすぎる清田子さんとの別れ。
(やべえ・・久しぶりの北海道って・・・こんなにも楽しいのか・・。)
隣にいる女性は、以前とは違うけれど、そのきらめきは変わらない。
「めっちゃ楽しかった!また・・また遊ぼうね。」
彼女を清田区の最寄り駅まで送っていく。早いものでもう夕方だ。
清「うん!いつでも誘ってよ!燻製の感想聞かせてね。」
清田子さん・・オイラ・・オイラ・・(泣)
もう、キミには会えないかもしれないんだ・・。日程が厳しいんだ・・。全国出会い旅は、一期一会がメイン。
その土地に長くいることは許されない。ここに人生の儚さが集約されているのだ。きっと。
清田子さん・・酒飲みでしゃがれ声・・どこか頼れる姉御肌(年下だけど)。彼女と居た時間は本当に楽しかった。
そして、この旅もそろそろ押し返し地点だ。