記事内に広告を含むことがあります

高千穂とか神様メッチャおるし、デートで行くとオススメ。

パワースポット巡りと流しそうめん。夏の高千穂デートは楽しい。

▷高千穂デートいろいろお漏らし編の1話目を見る

いきなり彼女のお姉ちゃんに会わされるという、ちょっとしたトラブルに巻き込まれつつも、車はようやく福岡を飛び出した。

向かう先は天孫降臨の地、『高千穂』だ。

YUTAROの日記でも何度か登場している、人気のスピリチュアル&パワースポットである。

絶妙な行きづらさ

高千穂は宮崎県西臼杵郡。山間部にある。高速道路からも離れているため、交通の便が絶妙に悪い。

俺たちは熊本経由で200キロあまりの道をひた走ることになった。

ニジマス釣りにときめく

「そろそろ腹減ったなあ・・。」

高速を降り下道を東に向かって走っている。そろそろお昼でござる。

田舎なので信号にはほとんど引っからないものの、高千穂まではまだ少しありそうだ。

 

衛「うーん。折角だから高千穂で食べようよ。」

「てか高千穂じゃなきゃダメとか思えるような、特別な食べ物あったっけ?ここらへんじゃダメなんですか?」

衛「この季節・・・流しそうめんやってるみたい。あとニジマス釣りができるとかなんとか・・。」

え・・?なにそれ・・。ちょっと面白そうじゃねえか!

大学時代に彼女ができなかった陰キャの俺は、釣りにハマっていた時期があった。

釣りというフレーズを聞くと、なんとなく胸が熱くなった。

 

 

「よし、そうめんとニジマスを昼飯にしよう!」

衛「了解!」

高千穂入り。まずは「高千穂神社」へ

山を登っては下りを繰り返すと、いよいよ高千穂が見えてくる。

空腹を我慢しながら、まずは高千穂神社でお参りをすることに。

 

本殿までの参道には、うっそうと茂る杉林が、太陽の光を隠してくれているので涼しい。

「あーこれ絶対に神様いますわ!」的な雰囲気である。

「マイナスイオンぱねえ!」

衛「パワースポット感ぱねえ!」

 

まずは本殿にてお参り。

衛「ねえYUくん!この木の周りを二人で三回まわると願いが叶うんだって!」

本殿の横には、2本の杉の幹がつながった「夫婦杉」と呼ばれる巨大な樹がある。

この杉の周りを夫婦や恋人と手をつないで3回まわると、縁結び、家内安全、子孫繁栄の3つの願いがかなうらしい。ちなみに友達でもOKだ。

とりあえず、手を繋いで三回まわってみる。

結構目立つ場所に夫婦杉があるので、これが結構恥ずかしい。

 

「さてお参りもしたし飯だ!」

衛「うん!お腹減ったばい!」

高千穂峡でニジマス釣り

車に乗り込み「高千穂峡」へと移動。

「九州版まっぷる」とか「るるぶ」などの観光雑誌を買うと、100%載っているのが、この「高千穂峡」だ。

 

「うひょお!人多い!」

やはり人気スポットだけあって、観光客が多い。

そして外国の言葉も飛び交っている。

 

「よし!早速ニジマス釣ろうぜ!」

衛「・・うん。」

竿を借りて、糸を垂らす。・・グググッ!

「おおお!来たァ!」

早速のヒット。グイッと竿をあげる。

ビチビチッと活きの良いニジマスが釣れた。

 

衛「んあああ!私のもかかった!YUくんどうしよ!どうしよ!」

間髪入れずに衛生女の竿にもヒット。

「竿立てながらゆっくり引き上げて!」

 

ビチビチビチ!

衛「うわあ!メッチャはねてる!触れない!どうしよ!うひゃあ!」

 

彼女はニジマスに触れそうもないので、代わりにバケツへぽい。

ちなみに釣ったニジマスは、すべてお買上げ(一匹300円)が高千穂峡のルール。(リリース禁止)

個人的には、もっとガンガン釣って遊びたかったが、持って帰るにはちょっと鮮度が心配だったので2匹でストップである。

流しそうめんの元祖「千穂の家」へ

さっそく釣れたニジマスを近くの食事処「千穂の家」で焼いて貰うことに。(課金あり)

この千穂の家は「流しそうめん発祥のお店」として有名。

ここで覚えておきたいのが、鹿児島県の唐船峡は「そうめん流し」発祥であること。

「流しそうめん」と「そうめん流し」の何が違うのか?

  • 「流しそうめん(竹の上を流すストレートタイプ)」
  • 「そうめん流し(ぐるぐる回る機械式タイプ)」

とのこと、凄まじくややこしいが、流す球種がストーレートかスクリューの違いと覚えておきたい。

さて流しそうめんである。凄まじく長い竹の上を水が流れている。

このそうめん流しコースは、効率化のためか、他のお客さんとシェアだ。

だからミニ四駆を走らせて、Twitterにあげるなんてことは絶対にしてはいけない。

おばちゃんがパチ〇コの換金所のような場所に控えていて、そうめんを投入する。

なんかすげえ速そう・・。

 

ビュン!

「あああ!行ってもうた!」

衛「全然とれん!」

ストレートしかこないが、加速しながら進んでくる、そうめんをキャッチするのはなかなかの難易度だ。

結局二人の箸で堤防を作り、そうめんをせき止めるという技術を編み出した。

周りから見れば必死すぎて見苦しいに違いない。でも・・もったい無いじゃん。

 

「はいこれ取れなかった分のね。」

ニジマスと同時に、取り逃がした分のそうめんがやって来る。

あんなに必死になって頑張ったのは何だったのか・・。

味は・・。うーん。そうめんはそうめんである。

 

「ニジマスうまうま!!あれ?食べんと?」

衛「私・・川魚苦手かも。さっきまで活きてたし。なんか可哀想。」

「・・・。じゃあ俺食べる。」

ということで、彼女の分のお魚も頂いて、腹一杯。

そして中盤戦がスタートした。

続く➡「スサノオやばすぎ!」天岩戸神話が面白い