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誕生日プレゼント

スキを見てもらった誕プレを開けてみる・・そこには。

誕生日プレゼント

気になるからこっそり誕生日プレゼント開けますわ。

▷愛する彼女と気楽なバースデー編の1話目へ

イチャイチャタイムが終わる。

衛「汗書いたからシャワー借りるね?」

「うん。部屋着は洗濯機の上に出してあるから、それ着ていいよ。」

俺は換気扇の下でタバコを吸いながら彼女にそう伝える。

衛「うん。ありがと!」

今日、家を出る前に行った準備は完璧だ。

彼女はシャワーへ入るために洗面所へと消えていった。

 

(さて・・と。プレゼントの中身は何かな?やっぱり気になっちゃうぜ!)

 

一旦部屋へと戻り、彼女がくれた誕生日プレゼントを持ってくる。

袋の大きさからしてアクセサリー系ではないことは一目瞭然だ。

それでも好奇心でドキドキしながら派手な色の紐を解き、テープをはがした。

 

(こ、これは?)

 

パンツである。正確に言うとちょっとタイトめなボクサーパンツである。

色は俺の好きな青、そして勝負色の赤。そして薄いグリーンだった。

惜しい!黄色なら信号だったのに!これでは歩行者信号止まりだぜ!

さらに靴下が5足入っている。

ローカットのおしゃれな奴だった。

 

衛生女のプレゼント感覚・・・うちオカンかよ!

でも日常的に使える分ありがたい。

 

(お!まだあるぞ!)

 

袋の口を最大限に広げてガサゴソとやる。

 

(あれ?これは?)

もう一つ箱が入っている。箱に『Zippo』と書いてある。

中身はジッポのオイルライターだった。

良く見ると、俺の名前(フルネーム)と年齡が掘ってある。

 

(あいつ・・・可愛いとこありまんがな。)

このプレゼントはちょっと感動した。

ちなみに今でもこのジッポは愛用している。

ZIPPO

思い出が徐々に色あせていくようにずいぶんとくたびれてしまったけれど。

袋の中にはライターオイルも入っており、それを恐る恐る、布?スポンジ?に染み込ませる。

はじめてジッポライター使ったので使い方がわからん。

 

俺は満足気に火をつける。オイルが燃えた時の何とも言えない臭いがした。

タバコに火をつける。吸い込んでは吐き出される煙の味はいつもよりもずいぶん美味しく感じた。

 

そして袋の一番下に隠れるように封筒が入っている。

貼られているシールを丁寧に開けると、二人で笑っている写真と、ブサイクな顔で寝ている俺のカオの写真が入っていた。

(・・・いつの間にこんな写真を?)

 

手紙には短いながらも彼女の愛情がこもったメッセージが書かれていた。

※手紙がどっかいっちゃったので、とりあえず内容は省きます。

 

(可愛い奴め。)

 

タバコを吸いながらニヤニヤと手紙を何度も見返していると、

 

衛「ストーップ!それ待ってええええ!!」と大きな声がキッチンに響く。

俺はその声に驚いて、振り返ると、風呂上がりの衛生女が立っていた。

 

衛「見た?見たでしょ?」

「いや・・見てない。」

衛「見てるやん!手紙!恥ずかしいから明日帰ってからにしてよ!」

そう言って彼女は俺の肩をバシバシと叩く。

「プレゼントは見たけど手紙は見てない。これから見ようと思ったと。」

とっさに嘘をついたせいか、笑いがこみあげてくる。

衛「本当?まだ見ちゃだめだから!」

「おおう。そこまで言うならやめとくわ。」

衛「でも、明日はちゃんと見てよね。」

(なんなんや・・・。)

 

「プレゼント嬉しかった!ありがと!ジッポとかずっと欲しかったんよ。」

衛「本当?気にいってくれた?」

顔を赤らめながら彼女がニヤける。

「うん・・大事にする。」

衛「YUちゃんの名前も書いてもらったんよ。見てみ!」

「うわああああ!すげえ!まじやん!これわざわざしてもらったの?(既に知ってる)」

衛「うん!やるやろ!?」

「お前は最高やな!!」

衛「お前っていうな!」

 

そんな感じで前回の腹巻きよりランクアップした彼女のプレゼントで大いに盛り上がり、ついでに二回戦も盛り上がったことは言うまでもない。

 

続く➡【二股旅行】二人目の彼女と桜を見に鹿児島へ行く(画像まみれ)