前立腺突破

前立腺とマッサージがマリアージュしたら僕はメスイキを始めた

前立腺突破

YUTAROの友人に福岡の某有名ラーメン店の大将がいる。

彼は一時期「マリアージュ」という言葉の虜になっていた。

 

一緒に西中洲の寿司屋に行った時は、

「このイカとわさび…最っ高のマリアージュばい。く~涙がとまらん~♪」

と言っていたし、

 

ブスだけどスタイルの良いキャバ嬢をアフターに誘う時も、

「これから一緒にマリアージュしちゃおっか?」

なんて言ってた。

 

天ぷらのだるまでは、

天ぷらだるま

だるまの塩辛

「YUちゃん、そのマリアージュ取って~。」

とイカの塩辛のことをマリってた。

 

何かにつけてマリアージュとほざく大将のことを、俺は生暖かい目で見ていたが、飯をおごってくれるのでツッコミはいれなかった。

 

ちなみにマリアージュという言葉は「結婚」という意味の他に、「最高の組み合わせ」のような意味で使われることがある。

さて、この話は僕の前立腺がマリアージュする話であり、ラーメン屋大将のくだりとは何の関係もない。

 

谷山子が鹿児島から持ってきたアナルグッズによって、俺のアナル開発はスタートした。

時に優しく、時に大胆に開発は進んでいく…。そして俺は自らの「アナルの才」に気が付きはじめるのだった。

前回➡アナルプラグを入れたアタイ(男性・40歳・イボ痔)が肛門からお届けするレビュー

 

アナルの先に在る「もっと気持ちいいこと」

この先になにがある?

ここは我が家のバスルーム。俺の疲れを癒やしてくれる優しさに満ちたプレイスだ。

いつもなら、マッタリ湯船につかりながら、俳句の一つでも想い浮かべる場所なのだが、今日は違った。

バスルームの床には多種多様なアナルグッズが転がっていて、さっきまで俺のケツの穴を行ったり来たりしていた。

 

(ああ…ボクの癒やし空間が、もろくも汚されてしまった。)

まるで愛車が当て逃げにあった時のような感傷。

 

「ねぇねぇ!もっと気持ちいいことしてあげよっか?」

谷山子は俺のケツの穴を見ながら言った。

彼女は人様のケツに異物を混入することに飽き始めていたが、何かをひらめいたように声色に好奇心が戻っていた。

 

(いや…いつ帰るんだ?オマエ。)

 

正直、俺はまったくノリ気じゃない。

痔持ちなのにアナルをたっぷりいじられて、心も肛門も疲れ切っていたからだ。

 

だけどもし、この申し出を断ったとしても、きっと谷山子は「もっと気持ちいいこと」とやらを実行するのだろう。

そもそも、彼女の目的は金を借りることであって、俺のアナルをいじることでは無かったはずだ。

 

「…もういいよ。さっさとやってくれ。」

谷「え~どうしよっかなぁ~。ホントに?本当にして欲しい?」

 

「はい。して欲しいです。(棒読み)」

谷「もぉ~!気持ちがこもってない!泣いて懇願しなよ、ブタ野郎!」

 

(あ、殺意さん…はじめまして。)

 

「ブーブー。気持ち良いことしてブー。」

俺は感情のこもっていない声でブタ役を演じた。

 

谷「てかさ、なんでまだ蒙古斑があるの?もう40歳でしょ?」

「それ蒙古斑じゃないブー。自転車に乗りすぎてできた黒ずみだブー。」

谷「そうなの?私も自転車の乗り過ぎには気をつけないと…。」

 

「ハァ…それでこれから何すんのよ?腹冷えてきたんだけど…。」

谷「あ、そうそう、そうだった!とりあえずお風呂あがろっか。」

「アナルプラグは?抜いても良いの?」

谷「うーん。アナルプラグはそのままお尻に挿しといて。」

「…なんでよ?」

谷「…なんとなく。」

 

俺たちは風呂からあがると、濡れた体をバスタオルで拭き取った。

俺のケツに入ったままのアナルプラグは、宿主との一体化が進んでいて、このまま日常生活を始められるほど馴染んでいた。

オロナインと指サック

谷「YUちゃん…オロナインある?それと指サック。」

「オロナインはあるけど、指サックなんて持ってねえよ。」

 

谷「…指サックはコンドームで代用できるか…。」

谷「でも、ほどよい『引っ掛かり』が欲しいんだよなぁ。」

谷山子は一人ぶつくさ言っている。

 

イヤな予感がする。

きっとまた「肛門」を駆使したプレイなのかもしれない。

 

「ほら、オロナイン。」

俺は洗面所の戸棚からオロナイン軟膏を取り出し、谷山子に手渡した。

彼女は洗面ボウルの中にお湯をためると、オロナインをチューブごとお湯の中に沈める。

 

谷「これでオロナインが柔らかくなるし…タオルはさっき体拭いたの使えばいいし…これで良し。」

「な、なにが良いのさ?」

谷「じゃあ、わたし前立腺マッサージのイメトレするからさ、寝室の暖房ガンガンにかけて待ってて。」

「はい。また後で…って、これから前立腺マッサージすんの!?」

前立腺マッサージって何ぞ?

前立腺マッサージ何

ここ最近は前立腺マッサージという言葉は良く耳にするようになったし、デリヘルのオプションで見かけることも増えた。

だけど、俺は前立腺マッサージを経験したことがない。もちろん興味はあったが「イボ痔ちゃん」のせいで手を出さなかった。

 

(…そもそも、前立腺マッサージって何なのさ?)

 

睾丸とペニスの間にある「前立腺」を肛門内部からマッサージすること

マッサージ方法としては肛門から指や専門の器具を入れて行う。

うまく前立腺を刺激することで大きな快感を得ることができ、その快感をオーガズムやメスイキと表現する人もいる。

なお、前立腺マッサージは医療行為として行われるケースもある。

 

YUTARO
前立腺マッサージは自分でもできるので、「向いているかどうか?」を手軽に知ることができるわよ。

101回目の前立腺マッサージ

恋の手触り

想いふけりながらベッドで待っていると、谷山子がバスタオルと温めたオロナインを持って現れた。

彼女は無言で俺のケツを持ち上げると、バスタオルを俺のケツ下に敷いた。

それから、箱の中のコンドームを一つ取り出し、封を切って人差し指にかぶせる。

無駄のない彼女の動きを、俺は不安げに見つめている。

 

谷「やっぱりコンドームじゃダメか…ガバガバだわ。」

そう言うと彼女は小さく舌を鳴らす。

谷「仕方ない…今回は出血大サービス。素手でやってあげる。」

いやいや、出血なしでお願いします。

 

「…ほ、本当に前立腺マッサージなんてできるの?どこで覚えた?履歴書を出せ。」

谷「あのさぁ、あたしを誰だと思ってんの?」

「…変態のおばさん。」

 

谷「元彼には毎日やってあげてたよ、前立腺マッサージ。尽くすタイプだもん。」

「…尽くすの方向性がおかしいだろ。」

やはりコイツは一味も二味も違う。

 

谷「初めは見よう見まねだったけどね。やってるうちにコツが掴めたの。今じゃ前立腺マスターよ。」

指先から根本までオロナインを塗り込みながら、彼女は自慢げに言う。

 

谷「そうそう…元カレさ…前立腺マッサージがないと、満足しない体になっちゃったの。」

彼女は指先を見つめながら、「ふふふ」とサイコパスに笑った。

 

「そんなに気持ちいいの?めっちゃ不安なんだけど…。」

興味はあるが…とっても怖い。

 

谷「100回はやってるから安心してよ。」

(…ボクは101回目ということか。)

どうか、死にましぇんよ~に。

 

ライフ・イズ・余裕 ~肛門に指入ってんのに~

俺は仰向けに寝かされ、自分の両足を抱えていた。

そこには「女性側」の景色が広がっていた。

 

(あたい…これから指マンされちゃうのかしら?)

 

男性としての意識を、かろうじて保っていられたのは、眼の前に垂れ下がる「粗チン」と「金玉」の存在があったからだ。

だけど「粗チン」は皮をかぶっていて「キャン玉」は怯えるように縮こまっている。

 

脚のすきまから鋭い眼差しの谷山子が見える。彼女は俺に向けて人差し指をピンッと立てた。

 

(…来るぞ!いよいよ。)

 

谷「あ、この前さ~ライフ・イズ・ビューティフルって映画見たの。」

(え?それ…今する話?)

 

「あたしガン泣きしちゃった…家族って…良いよね。」

谷山子の目にみるみる涙が溜まっていく。

 

谷「あ、いけない。指にオロナイン塗ってるから涙は流せないね。」

「は、はぁ…?」

谷「じゃ、アナルプラグを抜きますね。」

突然、肛門というコンセントからアナルプラグがスポンと抜ける。

 

「んぁ~♡」

谷「あはは、痛かった?メンゴメンゴ。」

 

ズボボッ!

次の瞬間には、谷山子の指が俺の肛門へ入っていた。

 

谷「それでね。その後にプラダを着た悪魔見たの。もうテンション上がっちゃって!」

「…エクスキューズミー?」

谷「あ、力抜いてリラックスしてねぇ。危ないから。」

 

谷山子は淡々と映画の話をしながら、ケツの中で指をクイクイと動かしていく。

 

(これが101回目の余裕というヤツか…。)

 

前立腺かと思ったら、イボ痔さん

谷「あ‥たぶんこれだわ。」

谷山子がそう言った刹那、俺に激痛が走る。

 

「ストップ!それ違うッ!」

 

彼女の指に触れたものは、治ったと思っていたイボ痔だった。

これまで激しい戦火をまぬがれ、防空壕に潜んでいたのだ。

 

谷「あはは、ごめん。こんなに入口にあるわけないやね。それでさ~アン・ハサウェイが…」

「ちょっ!プラダの話は一回置いとけ。悪魔め!」

痔の存在を再認識したことで、俺の中にみるみる恐怖が広がっていく。

 

アナルプラグよりも指のほうがいい

谷「地雷の位置がわかったらこっちのモンよ。安心しな。」

彼女の指は、なんなくデッドゾーン(イボ痔)を越え、ゆっくりと前立腺へ迫る。

 

(ほぉぉ…指も悪くない…。)

 

俺の肛門の中で器用に動く彼女の細い指。そして暖かい肌のぬくもり。

アナルプラグとかいう、子供だましな大人のオモチャよりも、よっぽど気持ちいい。

いや、アナプラ体験を得たからこそ「この違い」に気づけたのかもしれない。

 

それに女性にアナルをいじってもらえるチャンスなど、風俗以外ではなかなかやってこない。

俺は今、とても貴重な体験をしていることに気が付いた。

前立腺マッサージは気持ち良いのか?

ザワワザワワ

ザワ…ザワワ…ザワワ。

彼女の指が核心に近づくにつれ、俺の体はさとうきび畑のようにざわつき始めた。

暖房フルパワーの室内は暑く、俺の広すぎる額にじっとり汗がにじむ。

 

谷「…お、たぶん前立腺これだ。いくで。」

ほじほじほじ。

そして、突然メスイキはやって来た。

 

ゾクゾクッゾクゥ!!

前立腺を起点にして全身に快楽が伝わっていく。

 

「あぁあ!…んだぁッ!」

彼女の指が動くたびに、俺は全身はビクビクとけいれんする。

津波のように押し寄せる快感。

意図せずに足の指先がピンっと強張っている。

 

谷「あらら~メスイキしちゃったね。」

「メ、メスイキ?…どういう意味?」

メスイキとは?

メスイキとは射精をしないでオーガズムのような強い快感を得ること

「女性がイクこと」と勘違いされやすいが、「男性が女性のようにイクこと」である。

なお、射精時の快感とかなり違うケースも多々あり、どういう行為をメスイキと呼ぶのかという定義もない。

「男性」が「射精しない」で「性的」に「めっちゃ気持ちいい」と感じたら、それはもうメスイキと呼んでいい…いや、呼ぶべきだ。

オマエはもうメスイキしている

オマエはもうメスイキしている

谷「いや、オマエはもうメスイキしている。」

「俺は…すでにメスイキしていた…だと?」

 

谷「じゃあヒントあげる。YUちゃん潮吹きしたことあるでしょ?あれもメスイキ。」

「あれは…くすぐったくて死にそうだった。」

 

谷「それに、あんた乳首なめられるの好きだよね。」

「うん。SEXよりも好き。」

谷「それもメスイキ。」

「な~んだ。俺ってば、めっちゃメスイキしてんじゃん。」

 

正直、メスイキの正体なんてどうでもいい。

そもそも誰が考えたんだ?こんなにアホで恥ずかしい言葉。

初めて前立腺マッサージをした感想

「前立腺マッサージすっげえ気持ちいいっす!最高っす♡」

谷「ほらね。やって良かったでしょ。」

俺はイボ痔のこともすっかり忘れ、マリアージュのことも忘れ、前立腺マッサージの快楽をむさぼっていた。

今なら谷山子の元カレの気持ちも良くわかる。

 

「でもさ、たまに歯がキーンとするのよ。なんでだろ?」

谷「それは歯医者行けよ。」

 

「あとさ、妙に笑えてくる。なんでだろ?」

谷「あ~元カレも最初そうだった。肛門の中に笑いのツボでもあるんかね。」

 

「なぁ…記念に動画撮っていい?」

谷「別にいいけどさ…これだけは言っとくわ。あんた、いよいよキモイよ。」

 

では、今回の体験をまとめておこう。

 

  • 全身に広がる気持ち良さがあった。
  • たまに歯がキーンとした。
  • なぜか笑えた。
  • 翌日痔が悪化した。

※あくまでYUTARO個人の感想です(笑)

前立腺マッサージを受けたことで、強烈な快感味わえたり、虫歯を発見したり、爆笑したりと…たくさんの発見があった。

しかしこの後、俺のイボ痔は悪化し(冷えとアナルプラグのせいもあると思う)ボラギノールのお世話になる生活がしばらく続いた。

直腸は消化器官であり、決して快感を得るためのものではない。

危険やリスクをはらんでいる事も忘れてはいけないのだ。

 

…ってじっちゃんが言ってました。

鹿児島へ帰っていくセフレ

谷「ヤバい!もうこんな時間!あたし帰らなきゃ。」

谷山子は足音を鳴らしながら洗面所に走っていく。そして、スグに寝室へ戻ってくる。バッグの中に何かをツッコむと、ノーパンのままでジーンズを履いた。

 

「…博多駅までの道わかる?」

谷「うん。たぶん。」

「封筒はちゃんとバッグの中に入ってる?」

谷「うん。お金貸してくれてありがと。ゼッタイ返すから。」

もう金なんて返ってこなくても良い。今日の経験は30万円の価値がある。

 

谷「じゃあまたね!たまには鹿児島においでよ。」

「おう、お気を付けてな。」

エレベーターの扉がゆっくりと閉まる。

 

俺は彼女に手を振りながらつぶやいた。

 

「また…前立腺マッサージしてくださいね。」

 

しかし谷山子の顔を見たのはこの日が最後だった。

 

俺はこの話を書きながら、あるファイルの存在を思い出した。

そのファイルには、30秒にも満たない動画が入っていた。

 

ファイルを開いて「▷」をクリックすると、動画の再生が始まった。

 

そこには俺が大笑いしながらメスイキしている声と、ニヤニヤと不適な笑みを浮かべている、懐かしき谷山子の姿があった。

彼女は幸せになれただろうか?それだけが心配だ。

 

ーーー「借金とアナル編完」ーーー

 

 

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続く➡僕のセフレが結婚するってさ